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アメリカのコロナワクチン接種。三回目のBooster。

感謝祭の翌日、金曜日にコロナワクチンの三回目、Boosterを接種した。今回は大会場ではなく、近所のdrug storeで。

私の最初の二回の接種は、ほとんど予約が取れない最初の頃に、何時のどこのサイトで取りやすいとか、Twitterのbotを使って空きが出たら通知が来るとかという予約技術を極めた友達がとってくれた。二回目の接種を半年過ぎた頃から、州の衛生局から電話やテキストが入ったが、お年寄りとか最優先の人たちを先に、と思い無視していた。DonnaとLoanとの三人のGroup chatで、お互いに最新ニュースを送り合っているのだが、もう受けるべき人は受けたようだし、そろそろ私たちもいいだろうと言い合った。

18歳以上は誰でも受けていい、Boosterは最初の2回と同じブランドじゃなくていいし、違うのにした方がむしろいいかもしれない、という発表が出る直前に、私は最初の二回と同じPfizerで予約を入れた。Modernaを探して遠くまでわざわざ行きたくなかったのもある。DonnaとLoanも混ぜないで、同じModernaを予約した。

ModernaはPfizerよりも強いワクチンなので、boosterは、Pfizerが最初の二回と同じ処方量なのに対し、Modernaは半量。確かに私の最初の二回は、DonnaとLoanのModernaと比べて、副作用はほとんどなかった。が、副作用には個人差もある。それぞれの有効性がどのくらい継続するかというデータが出てきた今だから、なるほど、である。

私の数日前にboosterを受けたDonnaは、扁桃腺が腫れたとか、寒気が凄まじかったとか、1週間ほどやいのやいのと言っていたが、私はお昼に接種して、夜8時ごろから腕が痛くなり、その夜はそっち側を下にして眠れなかったが、翌日の昼ごろには痛みもなくなった。翌日、ちょっとだるいかなぁと思った瞬間はあったが、ムスコが大学から帰ってきての、晩餐準備を一日中していたから、そのせいもあるだろうとあまり気にしなかった。

副作用というのは、本人の心構え次第で、気づいたり気づかなかったりすることもある。帯状疱疹の接種をした時には、全然意識してなかったから、なんでこんなに腕が痛いのよぅ!と苛立ち、あ、注射したんだった!と気づいたくらい、私は神経質じゃない。一方でDonnaは、ありとあらゆる「異常」を「探して」敏感に気づき、「心配」になり、最悪の事態を想定してGoogleで延々と調べ、「心配」が「恐怖」に進化する。

病は気から、とはよく言ったものだと思う。

気質も体質も個人差があるから、副作用の差があって当然だけれど、PfizerとModernaのブースターでは処方量が違うのは、ワクチンそのものの強さをそうやってちゃんと調節しているわけだから、あまり気にすることはないと思う。

まだまだ若くて、歴史のないワクチンなのだから、わからないことが多いのは仕方がない。

とにかく、接種日の前日からお水をせっせと飲むことです。接種した後もお水をせっせと飲みます。副作用があるということは、接種の効果で免疫反応なのだから、良いことです。

さて、次は子供たち。Pfizerは、ムスコのような若い男の子達に稀にちょっと心配な異常が出る可能性があるらしいから、ちょっと様子見中。インフルエンザの予防注射はもう済ませたから、あとはコロナのboosterをできるだけ早く接種させたいところだけれど、まずは受けた大人の臨床結果が出てきてから、かな。うん。


ただただ好きで書いています。書いてお金をもらうようになったら、純粋に好きで書くのとは違ってくるのでしょうか。