見出し画像

良い影響を与えたくば「いいやつ」を卒業しろ!

僕は自分で言うのもなんですが…

典型的に「いいやつ」です。

・いい空気を壊したくない
・争いはしたくない(というかめんどくさい)
・相手に嫌われたくない

こんなことばかり考えてました。

本当は伝えたいことがあったり、
相手にもっと求めたい時も

「空気を読む」という正義をかざして
遠慮しまくってました。

しかし、

ある上司に出会い、
僕の価値観は大きく変わりました。

自分個人はそれなりに仕事では高いパフォーマンスを発揮していたので、
管理職に昇格しました。

ただ、自分がよくてもチーム全体の成績は最悪。

メンバーが一行に育たたない…

メンバーに取る時間が割合多くなり

いつしか、自分の成績も出なくなりました。

そして…半年間ほど成績が出ず…


屈辱の降格。


その時、上司から言われた一言…

「おまえはいいやつすぎる」

「みんなから好かれるのは良さでもあるが、
一皮むけないのとこの先の成長は見込めないよ」

「相手に本当に伝えたくばトゲになれ!」

「トゲじゃないと相手の心にささらんよ」


それを言われた時から
僕の思考はガラッと変わりました。


結局、思ったことを言わなかったり、

相手の問題を指摘しないのは、

自分自身が平和に過ごしたいという保身が目的。


メンバーの成長を本気で望むなら

自分が嫌われるとかマジで関係ないと。

つまり、

何の目的のために今がんばっているのか?

それを履き違えちゃいけないということ




例えば、富士山にみんなで登る時、

何の装備も持たずに

半袖短パンで登ろうとするやつがいたら、

全力で指摘するし、変えようと努力だろう




結局、目的を果たすために

違いを指摘しないのは

相手への思いやりがないことなんだ




それ以来僕は

「自分が好かれるか?嫌われるか?」

よりも

「目的を果たすために言うべきか必要ないか?」

「相手の未来のために言うべきか必要ないか?」


という判断軸で相手に伝えるようになりました。


伝え方も重要です。


今まで

トゲになることって「厳しく言うこと」

だと勝手に思っていましたが、


・具体的に
・わかりやすく
・シンプルに
・事実に基づいて
・問題課題を可視化し
・このままだとどうなるかイメージをしてもらう

これが大事だと思いました。


感情的になったり、単に厳しく言うことだけじゃない。

相手に「伝わる工夫」をしないといけないことに気づきました。


そして、ずっとトゲではダメなことにも気づきました。


自分がいざトゲになる時に

相手がそのトゲを受け入れる関係を作っておくことです。

ずっとただただチクチク言われただけでは


「マジこいつなんなんだ」

「いつもいつもチクチク言いやがって」

「俺だってがんばってるんだよ」

って思われ、

そもそも聞く耳を持たれなくなるでしょう。


あと、

最初にメンバーに

「僕はこういう時、こういうことを言う」

と宣言しておくのも大事だと思いました。


自分がどの部分に強いこだわりがあるか?

それを明らかにすることは

僕が何を大切にしたい人間なのか?
相手に理解いただくことができます。


それを意識してやり始め、



少しずつ、

メンバーが成長をし始めました。

最初はムスっとされたり、

自分も心が「うっ」となることもあったけど

今ではむしろ言ってくれてありがとうと感謝されるようになってきました。


人生思い返せば、

自分が感謝したり、尊敬している人って


自分のことを本気で思って


叱ってくれたり


間違いを指摘してくれたり


アドバイスしてくれる人だなー


どれだけ多くの人に良い影響を与えられるか?


どうせだったら
多くの人の役に立ちたいし、

良い影響与えたい。


あなたも誰かに良い影響を与えたかったら


いますぐ「いいやつ」を卒業しよう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?