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【読んだ】マンガでわかるLGBTQ+

おすすめ度 ★★★☆☆

絵が優しくて良い

インスタやTwitterで時々見かけたことがあるパレットークの書籍。
パレットークってなんなんだろう?と思っていたけど、LGBTQ+など性にまつわる話題を発信するWebメディアなんだそうです。

探したら、noteでも発信してました。知らなんだ。


内容は体験談ベースなので、主張が強すぎず、過激すぎず良かったです。
読みやすいので、小6息子も読んでました。

マンガにしては文字が多いので、子どもに理解できないこともあると思うけど、嫌味のない優しい絵がサポートしてくれている感じがします。

知るところから始めたい

性教育の一環として、性的少数者についてどう伝えればいいのかは悩むところでした。
偏見や差別意識を持ってほしくないけど、私が語れるほどの知識もないし、当事者でもない。

あれがいけない!これがおかしい!という強めの主張は(特にTwitterで)よく見かけます。
つぶやきというより、愚痴吐き出しの場になっているような気もするけど、それはそれで一つの主張として大事だとは思います。

といって、やっぱり子どもにいきなり正義とは!みたいな主張を見せるのは憚られる。
できるだけフラットに「そういう生きづらさを抱えている人がいるんだ」と知ることから始めたい。

そんなニーズにピッタリフィットする本じゃないかな、と思います。
例によって息子に感想は聞いてないけど、何度か読み直してたみたいなので、理解しようとしてくれてた模様。
小2娘は漢字が読めないので、もう少し先かな。

自分がたとえ当事者じゃなくても、その人のことを慮れる人になりたいな、と常々思っています。
性的少数者に限らず。たとえば車椅子の人や、視覚障害がある人…
どういう辛さがあるのか知らなければ、手の差し伸べ方もわからない。

知らないと、排他的になりやすいしね。
逆に少しでも知っていると「こういう風に言ったら嫌じゃないかな?」と想像できるかもしれない。
入り口としてとても良い本でした。

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