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周りに差をつける!20代におすすめのビジネス書4選

今回はおすすめの本を紹介します。

この記事でご紹介する本は、私自身が社会人1年目〜3年目の間に、本の内容を実践してみて、仕事の進め方や成果が劇的に変わった本たちです。

20代のうちは、仕事の仕方もよくわからないまま、とりあえず目の前の作業をこなしている、という方も多いと思います。

ただ、20代の皆さん、特に自分の将来目指す仕事に向けて日々努力されている方は、スタートダッシュがとても重要です。

今回は、そんな皆さんが、仕事の成果を最大限に引き出すために、役立つ本を厳選して4つご紹介します。


『イシューから始めよ 知的生産の「シンプルな本質」』

著者/安宅和人

仕事をする上では、より効果の高い行動をすることが必須です。
とくに、残業時間削減が叫ばれているいま、仕事の効率化に頭を悩ませている管理職の方も少なくないはずですよね。

私も自分自身や、自分の部下の残業時間を減らすべく日々試行錯誤していますし、それだけでなく、今大半の時間を使って行っている作業の中に無駄があれば、それを省いて代わりにより価値の高い仕事をすることを意識しています。

この本では、真に解決する価値のある問題を「イシュー」と呼び、これを見極め、対処することが大切だと書いています。イシューは、その問題を解決した時のインパクト、定量的な効果検証が可能かなどのいくつかの指標によって決められます。

そして、そのイシューの見極めの期間があって初めて、その問題に解を出していく作業が「価値ある作業」だと確信を持って行動することができるという流れで書かれています。

皆さんも、働く上で様々な問題が発生すると思いますが、その全部に対処していては全く時間がなくなってしまいますし、それが無駄になってしまっては元も子もありません。

この本を読み、「イシュー」を見つける目を養うことで、より少ない時間で、より高い成果を出すことが可能です。

著者が元々コンサルタント会社にいた時の経験が多く書かれているため、コンサルタント寄りの話が中心ですが、書かれていることは非常に汎用性が高く、多くの方々のためになる内容が書いてありますので、興味を持たれた方はぜひ見てみてください。

『良い戦略悪い戦略』


著者/リチャード・P・ルメルト

こちらも、先ほどご紹介した「イシューから始めよ」と似ている部分がありますが、「イシューから始めよ」には問題を見極める、ということが中心的に書かれていたのに対し、本書には解決のフェーズまでを含めた良い戦略・悪い戦略とは何かが記載されています。

「イシューから始めよ」と一緒に読むことで、問題解決に対し、どれほどその準備段階の重要性が高いかがわかります。
解決することでより効果を発揮する課題と、それに対し一体となって取り組み、課題を打破していくための戦略が必要だと著者は書いています。

特に大きな会社ではよく中長期戦略や本部方針などといってその年の戦略を発表しますが、一年が終わってみると戦略どおりにいかなかった、ということになるのがなぜなのか、少しだけわかった気がします。

皆さんの中にも、仕事でなかなか成果が出ないという方がいましたら、自分の一つ一つの仕事の成果を高めるのに、本書に書かれていることが役立つのではと思います。


『苦しかったときの話をしようか』


著者/森岡毅

本書は、著者の森岡さんの娘さんのために書かれたものだと冒頭で語られています。娘さんが大学卒業後の進路について悩む様子を見て、本書を書くことを思い立ったと述べられています。

本書には就職先を決めるときや、就職後に自分のスキルを磨いていく過程でどんなふうに決断をしていけば良いのか、どんな状態を目指していくべきなのかが記載されています。

本書は大学生の方や、社会人になりたての方々に特におすすめです。
これからどこを目指して仕事をしていけば良いのか迷われている方の指針となってくれる本です。

『マネージャーの最も大切な仕事ー95%の人が見逃す「小さな進捗」の力』

著者/スティーブン・クレイマー、テレサ・アマビール

本書では、部下のモチベーションを上げるために重要な「進捗を感じさせること」について書かれています。
本書によると、進捗を感じられるかどうかがモチベーションを左右するそうです。

確かに、私が誰かと一緒に働いている時も、仕事の成果が何に紐づいているのか、この仕事でどんな結果が出たかを意識すると、明らかに仕事への取り組みが前向きになることが多いです。

この本は、部下を持つ管理職の方々に特におすすめです。
管理職の方にとっては、部下を動かすことが中心的な仕事であり、なかなか思ったように成果に結びつきにくいことでもあると思います。
部下との関係性、部下の仕事の質を上げることが課題になっている方は、ぜひ本書を手に取ってみてください。

いかがだったでしょうか?
今回は、仕事で役立つおすすめの本を紹介しました。
実践的な本ばかりですので、記載されていることを試してみるときっと大きな成果が出ると思います。

興味を持たれた方は、ぜひ読んでみてください。



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