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インテリアデザイン手法まとめ

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インテリアデザイン手法『抜け』

インテリアデザイン手法『抜け』

ヴォイド〔Void〕は、吹抜けの意味で建築用語として知られています。

インテリアデザイン手法としてのヴォイドも近いニュアンスとして用いられ、建築家やインテリアデザイナーがよく口にする『抜け感』を作るという手法になります。

具体的には、10m以上奥行が「見える」空間の構成になります。

なぜ「10m」かというと人のパーソナルスペースの最大値の平均が10mだからです。

公衆距離:3.5m以上

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インテリアデザイン手法『混合』

インテリアデザイン手法『混合』

インクルージョン(inclusion)は、教育業界の用語で使われる事が多く、「多様な人々が互いに個性を認め、一体感を持って働いている状態」といったような意味合いがあります。

インテリアデザインの手法としてのインクルージョンは『異素材で同系色』の組み合わせの手法となります。

例① 色:グレージュ 素材:布+木+ステンレス

例② 色:ホワイト 素材:布+木+ステンレス+陶器

例③ 色:ベージュ

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インテリアデザイン手法『マルチプレックス』

インテリアデザイン手法『マルチプレックス』

マルチプレックス (Multiplex) は多重化という意味で、通信・放送の業界の用語から引用されています。

インテリアデザインにおいてのマルチプレックスは、家具や階段などで表現されるケースが多いです。

家具の天板のディティールや、

階段の踏み板で用いられる事が多い手法です。

特徴は、いくつかの『層』をつくることで、同素材、異素材関係なく層で構成されたデザインはマルチプレックスに分類されま

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