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逆の絵本

1月5日(日)はニジノ絵本屋2020年最初の営業日です。
今日はこれから、絵本屋に行きます◎

さて、クリスマスが終わりすぐにインフルエンザにかかったわたしは、年末「お店の中を整理整頓!」「大掃除!!」と、息巻いていたのに、全部仲間にお願いして、病院のベッドの上でシクシク泣いていました。(ちょっと大袈裟に言っています)ですので、わたしの中での絵本屋はクリスマスが終わってすぐくらいから止まっているのです。

5日からは新しい企画展示とフェアが始まっています。その告知も思っていたようにできてないので、今日お店に行ってから色々整えようと思っています。

さて、今回の写真にある可愛いトートバックと絵本。こちらは友人というか仲間というか、家族のような存在のみみたん(おむすびひろば絵本ナビのショップ店長の瀬戸口あゆみさん)の企画したものです。作者はおくはらゆめさんという絵本作家さんです。このトートバックが企画されたのはもともと知っていて(みみたんはおくはらゆめさんが大好きなのだ)その企画から絵本が生まれたというニュースを去年末に聞いて、なんてめでたいのだーと思ったのです。なので、おくはらゆめさんのサイン本とトートバッグを絵本ナビさんのサイトでセット売りしているものを購入したという流れです。

これは、この絵本とトートバックの宣伝をしているように取られてしまうと思うのですが、もちろん読む人がそのように感じて、絵本ナビさんのサイトでこのままポチッと購入してもらえたらそれはそれで嬉しいのですが、(仲間が企画したものがたくさん売れるのは本当に嬉しい!)この企画の回し者でもなんでもなく、何が言いたいかと言いますと。以前に、Twitterでは呟いたのですが、「絵本から生まれるグッズはたくさんあると思うのですが、グッズから生まれた絵本てあるのでしょうか?」ということなのです。

最近、「逆から」というような事が何かと話題に上がっています。「私は、わたし。」「さ、ひっくり返そう。」という、そごうさんの広告をご存知でしょうか?文章を上から下に読み進めて行って、最後まで行ったら、今度は下から文章を読み上げると、意味がまったく逆になる!という広告なのですが、SNSでみなさんがシェアしていたので知りました。
発想の逆転というか、「正攻法で行ったらこうだよね」「普通はこうだよね」「まっすぐ行ったらこうだよね」という事じゃない事の楽しさとか、びっくりさとか、新鮮さとか、そういうのってどうでしょうか?というお話がしたいのです。

ニジノ絵本屋ではかなり前から「絵本の定期便」というサービスがあるのですが、これが大々的に宣伝しにくく、どのように運営していくのが良いかを、去年から何度も打ち合わせしています。大々的に宣伝していないにもかかわらず、「絵本の定期便」実は問い合わせを多くいただいていて、早くみなさんに楽しんでもらえる仕組みが作りたいと思っているのです。何がネックになっているかと言いますと、絵本の定期便、中身をニジノ絵本屋で選書するのですが、送り先のお客様が同じ絵本を持っていたらどうしよう。という事です。現在はご希望に合わせて、お客様に、定期便の絵本が、お手持ちのものとダブらないように写真を撮影してお送りして、確認してもらってから絵本をお送りしていたりしています。個別対応件数が増えると、担当スタッフが大変になってしまいます。そこで、わたしが疑問に思ったのは「そもそも、同じ絵本が届く定期便はダメなのかな?」という事です。同じ絵本が届いてしまうことをデメリットにしないサービスは作れないのでしょうか?と、いう事です。

例えば、ニジノ絵本屋から届く絵本は全て「ギフト」というものであれば「自分へのギフト」「友達へのギフト」「孫へのギフト」「上司へのギフト」「父へのギフト」・・・・・誰用に届くかは、届いてから決めるのってどうかしら?と思ったのです。(ごめんなさい、わかりにくい説明かもしれないですね。これは、あくまで中身がわからない定額制の「絵本の定期便」のお話をしています)もし、自宅にある絵本と同じ絵本が届いてしまった場合、その絵本て、きっと好きだからとか、ある程度ポジティブな条件の元、お手元にあると思うのです。だとしたらダブってしまった絵本は、例えば大切な誰かに贈ってもいいのではないかしら?と、思ったのです。お客様に絵本を無駄に多く買わせるぞーっていう発想ではないです。
「持ってる絵本と同じ絵本が届いたらダメ」という概念を逆転させる「持ってる絵本と同じ絵本が届いたらあの人に贈ろう」というプラスの概念が定着したら、みんなハッピーにならないかな?と、考えてみたのです。(買った人も「誰に贈ろうかな?」って思えるワクワクを得られる、出版社さんも本屋さんも、送られた人もハッピー!って、なったら嬉しいな・・・・の気持ち)
もちろん、この定期便、そもそもが別に住んでいる「お孫さんへのギフト」で、利用されてたりするので、その辺りは、もう少し仕組みをきちんと考えないと、サービスとしては詰めが甘すぎると思っています。
(むしろこの投稿を見て、こんな案はどうでしょう?とかあれば教えて欲しいです!)
まだ、この仕組みは正式にリリースされていないのですが、わたしの周りのイケてるスタッフ、メンバーが仕組みを整えて、近日中にリリースされるはずです!
(リリース前に投稿してしまいました・・・)

なので、何が言いたいかと言いますと、みみたんの企画の「グッズから生まれた絵本」って尊いよね!

逆からの発想でも、ハッピーになれるよね!って、お話なのでした◎

エブリデー正月気分のおニューのカバンを持って、今日はニジノ絵本屋に出勤します◎

12時から18時まで営業しています。

年始のお買い物に「絵本」いかがでしょうか?
(結局宣伝!!!)

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