にじメディアで「働く」プロジェクト活動記録②「プロジェクトスタート!」

今回は、にじメディアで「働く」プロジェクト活動記録②「プロジェクトスタート!」と題して書きたいと思います。
最後までお付き合いのほどよろしくお願いします。

出演者参加者の紹介

今回のプロジェクトの出演者の紹介を簡単にしたいと思います。知的障害のある方の出演者の方は今回2名でお名前は「あかねさん」と「いわいさん」です。お二人をそれぞれ主人公で15分くらいの作品をにじメディア齋藤が2作品作ります。あとはリカバリーカレッジ・ポリフォニーさん、雛形さんとにじメディアの共同制作による10分くらいの作品を1作品、以上3作品45分ほどのオムニバス作品となります。


今回のテーマ

今回のテーマは「働くことは生きること」ということを考え、映像にしていきます。にじメディアではやることは一貫しています。それは、働くことや仕事について、いろいろな多様なあり方があっていいのではないかと思っています。そのことをを考え、映像を通して表現することです。生きていること自体「働く」ではないかと思っています。人にはいろいろな生き方があります。障害とはまさにドラマチックな生き方で、とても映像表現としてすばらしいものができるのではないかなということです。またできるできないで物事を考え評価してしまうくせを、すべての人はすばらしい、すべての人に弱さがあるというくせ概念に映像メディアという媒体を通して根付かせたいということです。
次に今回の参加者の簡単な紹介をします。


あかねさん

あかねさんは、今回の募集で唯一全く何のつながりもない方からの募集でした。このことは今後のにじメディアにとって希望でした。にじメディアは、今後も継続的に障害のある方を募集して映像作品を制作していくことを計画していますので、今後もやっていける自信になりました。まだ数回ほどしかお話ししていないのでこれからですが、ワールドがしっかりとある方だなと思いました。あかねさんのワールドをしっかりと映像を通して表現できたらと思っています。

いわいさん

いわいさんは、私とつながりのある方の障害福祉事業所さんで働くプロジェクトのチラシで広報いただき、お一人募集いただいた方がいわいさんでした。彼とも数回お話ししましたがしっかりとワールドがある方で、あかねさんともまた違うワールドをしっかりと表現していきたいと思っています。


ポリフォニー共同制作作品

ポリフォニーさんは、毎月1回にじメディアでプログラムをさせていただいていまして、その流れで今年はしばらくにじメディアで「働く」プロジェクトでポリフォニーさんと共同制作で作品を作るプロジェクトを始めました。「働くことは生きること」をテーマにポリフォニーの皆様とにじメディアで各々撮影したものを持ち寄ります。その素材を今回スタッフで応募いただきました雛形さんに編集いただくという作品です。


プロジェクトスタート!

そんなメンバーで今回のプロジェクトスタートしました。ここまで毎月2回ほどオンラインやリアルでお会いしてお話ししてコミュニケーションを深めています。今回ここまでやってきて、以下のことを思っています。
・募集で募った方なので、どこまで表現してよいか難しい点
・知的障害のある方がどこまで理解されているか
・一人一人細かい繊細なところを映像で表現すること
を大まかなことで思っています。



今回は以上です。
今回書いていて予想していたのですが、今までは私が関係のある方との撮影だったのですが、今回は知らない方との撮影なのでどこまで表現してよいのかなということはなかなかデリケートなことだなとつくづく思いました。
さらに言うと、知的障害の方だとどこまで今回のプロジェクトのことを理解しているか理解していただけているのだろうかということはあります。やはり関係性が大事だなと思いました。
どこまで書いていいのか、映像で表現してよいのか、本当に悩ましいです。
そんなわけで、次回は「障害とメディア」と題して書けたらなと思いました。
次回もどうぞよろしくお願いします。


次回は7月上旬までには「障害とメディア」と題して投稿したいと思います。ご期待ください!


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