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ベビタピトーキョーのマーケティング【コトバビタミン】第47回

先日、東京に遠征する機会があり、二十数年ぶりに原宿竹下通りを訪れました。

そこで出会ったお店、ベビタピトーキョー原宿店のマーケティングに感動したので、私なりに要点をまとめてみました。


まずは、ここで働くスタッフさんが、みんな多くのフォロワーを持つティックトッカーさんたちなのです。SNSの一つであるTikTokを活用して動画をクリエイトして発信する人たちですね。


お客さんたちはみんな、このクリエイターさんたちに会いに来るのです。
このご時世でもあり、「そこに行けば会える」ということは、高い満足度を生みます。


お店自体は広くはなく、1階がタピオカドリンクやスイーツなどをテイクアウト形式で売るところで、2階がここで働くクリエイターさんたちのグッズを販売しているスペースです。


入り口で食券を購入し、まず2階に通されて、買いたいグッズがあれば購入します。そして、1階に降りて、食べ物ができるまでの間やできてからの時間で、購入したグッズにサインをもらったり、一緒に写真を撮ってもらうことができます。


カウンター越しでの対応なので、ある程度ソーシャルディスタンスも守られた状態です。スタッフのみなさんは発信することに長けた方々なので話も面白く、短時間でもかなりの満足度が得られます。


サインをいただけるなら、グッズも1、2個は買っちゃいますよね!
お店も回転率を考えると、まったく無駄のないスペースになっていると思います。

これ、はじめから分かってやってたらすごいです!


お店の宣伝も基本的にSNSを活用していて、費用がかかりません。スタッフさんたちのフォロワー数が多いので、そりゃ広がりますよね!しかも、対応してくれたスタッフさんもまたフォローされると思います。


その日出勤するスタッフさんはTwitterでお知らせされるので、「会いたい人に会いに行ける」状況も生まれます。
一度得られた満足度からのリピーターもかなりいるでしょう。「次はあの人に会いたい」ともなるでしょう。


このベビタピトーキョーの一番の商品は「会いたい人とのコミュニケーション」です。


働いてるスタッフさんたちも普段はネット上でのコミュニケーションだったものが、現実にファンのみなさんに会えるので、日々の喜びも大きいと思います。


みなさんも一度、「ベビタッピ!」されに行ってみてはいかがでしょうか?

元気をもらえると思います!


ではまた!

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