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UIデザイナーやってます!日々思うこととかツラツラと。

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    株式会社スマートショッピングの記事まとめ

最近の記事

"Googleのスプリント"をチームでトライして、爆速でユーザビリティテストまで行った話

株式会社スマートショッピングでデザイナーをしています、にーのです! 前回、「LEAN UXで行動変容が起きた話」を書きましたが、今回はチームでGoogleのスプリントをやってみたお話を書きます。 主にB向け、既存事業。ある程度やりたいことが決まっている状態で、スプリントにトライしました。 私たちのチームでは、施策〜プロトタイプまでの"スピードアップ"を目指して、5日間のGoogleスプリントを、約3日間(リモートの数時間は省略)に圧縮しました。 最終的に、スプリントは大成

    • プロダクトのリニューアルへの第一歩として「デザイン思想」をまとめた話

      株式会社スマートショッピングでデザイナーをしています、にーのです。 実は今。弊社では、まさにプロダクトリニューアルの真っ最中なのですが、このリニューアルを実現するまでに、下準備として、色々なことをやってきました。 その第一歩として、デザイン思想を言語化し、まとめたことを書きます。 はじまり私が入社した時、プロダクトチームへのデザイナーの関わり方は、お世辞にもいいという状況ではありませんでした。 それもそのはず、デザイナーは最近入社したばかりで、それまではデザイナー不在で

      • デザイナー、パワポ職人になる

        スマートショッピングでデザイナーをしています、にーのです。 社内資料の整備に奮闘し、一時期パワポ(という名のグーグルスライド)ばっかり触っていました。 今回、社内資料をレベルアップする取り組みをいくつかしたので、語っていきます。 ことの発端はじまりは、ロゴをリブランディングしたので、各資料に反映しよう!から始まりました。 コーポレートサイトの会社紹介スライドを更新しつつ、ついでに、テンプレートも一緒に整備しようというような流れです。 ただ、以前にルール化したけれど、あまり守

        • 「LEAN UX」でチームのマインドチェンジと、行動変容が起きた話

          株式会社スマートショッピングでデザイナーをしています、にーのです。 施策の要件定義やユーザーの体験設計などを、チームで採択していくのって、超難しいですよね。。。 弊社プロダクトチームでも、アジャイル開発が始まってまもなく。開発と施策の動かし方に齟齬が生まれていました。 今回は、「LEAN UX」と出会って、チームが変わっていった話を書きます。 プロダクトチームで起きていた課題弊社のプロダクトチームは、PdMが3名おり、そのそれぞれがエンジニアを抱えている3つのユニット

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          デザイナーがCS(カスタマーサクセス)とコラボレーションする価値

          株式会社スマートショッピングでデザイナーをしています、にーのです。 弊社では「コラボで進化」というバリューが掲げられており、さまざまな部署間横断の取組が行われています。 今回は、その取り組みの一つで、カスタマーサクセス(以下CS)とコラボレーションした事例をご紹介します。 CSとコラボレーションすることは、デザイナーにもたくさんメリットがあるなぁと思いこの記事を書きます。 お問い合わせに悩む、CSの課題弊社CSが抱える課題は、ヘルプや営業資料などで、ユーザーに情報共有は

          デザイナーがCS(カスタマーサクセス)とコラボレーションする価値

          スマートショッピング、リブランディングへの道

          株式会社スマートショッピングでデザイナーをしています、にーのです。 普段はプロダクトのUI、CXを担当している私ですが、ブランディングはチームで取り組んでいる重要な仕事のひとつです。 ブランディングに注目が集まるこのご時世。弊社でも例外なく、私が入社した当初から「リブランディング」という命題があった状態でした。 今回、このリブランディングについて紆余曲折ありまして、チームでなんとか軸的なものを見つけたのでそのお話を書きます。 まずは現状ロゴの批評からチームでまず最初に行っ

          スマートショッピング、リブランディングへの道

          社内デザインチームで、継続的に「ポートフォリオ」を作っていくといいぞ!というお話

          株式会社スマートショッピングで、シニアCXデザイナーとして働いている、にーのです。 弊社はIot×DXという領域で、C向け&B向けにプロダクト(超ざっくり説明)を作っています。私はおもにB向けのプロダクトを担当しています。 現在、在籍しているデザイナーは3人で、発足したばかりのチームです。日々の業務とデザインチームでの活動という両側面で、様々な”企画”や”やりたいこと”をチーム内でディスカッションする日々ですが、そのうちの一つがとても有益だったのでこの記事を書いています。

          社内デザインチームで、継続的に「ポートフォリオ」を作っていくといいぞ!というお話

          中級デザイナーの修行、どうしてる問題

          デザイナーとしてキャリアを積んできて思うことは、中級者向けの「ビジュアル力を鍛える」本ってなかなかないよなーということ。 初心者向けのものは需要があるのかたくさんあるけれど、ある程度の法則や手法を学んできた者にとって、さらに一皮剥けるための本が読みたい…! (是非そんな私にオススメの本がありましたら、教えてください・・・。) 前職デザイナーのボス曰く、デッサンをせよ!ということですが、やはり観察に勝るものはない。型を知り、型を使いこなせるようになった時、初めて型を破るっ

          中級デザイナーの修行、どうしてる問題

          新卒にオススメ「論理的な」ビジュアルデザインの本6冊

          中堅デザイナーとして、新卒のメンターなどをやっていると、デザインという行為は、意味を見出すことが大事だなぁと思うので、今回はできるだけ論理ベースで書かれたデザインの本を集めてみました。 どちらかといえばビジュアルデザインの話で、表現力をつけるということを目標にした本です。 「なぜそうなっているのか?」を感覚に頼らず、論理で作ることは、ビジネスで会話をする第一歩。 正解はないと言われがちなビジュアルデザイン領域ですが、個人的にはある程度ターゲットを絞ったり、制約がある中で、

          新卒にオススメ「論理的な」ビジュアルデザインの本6冊

          デザイナーが考えている、脳を疲れさせないデザイン

          最近デザイナーじゃない人に、デザイナーが何を考えて作業をしているのか?という話をする機会がありました。色々考えて最終的に導き出したのは、デザイナーは脳への”負荷”をコントロールしているのではという考え。 なんか難しい言い回しになってしまったけど、端的に言うと疲れないよう配慮しているって感じです。 1. 要素同士のマージンを意識している 例えば、デザインの原則でいう近接。 これは、要素と要素の間をどのくらい開けるのかによって、要素同士の関係をパッと見ただけで把握させるテク

          デザイナーが考えている、脳を疲れさせないデザイン

          XTechの実態と、クロスマートリブランディングでやったこと

          exciteより、XTechへ出向している、デザイナーのニーノです。 産休明けから出向し、だいたい九ヶ月くらい経ちました。 今回は、XTechのデザイナーとしてクロスマートのリニューアルに携わることができたので、その辺りをまとめたいと思います。 はじめに Xtechとは? XTech(クロステック)は既存産業×テクノロジーで、多発的・非連続的にスタートアップを創出し続けるスタートアップスタジオです。 私が現在出向しているXTechは、一言で言うと新規事業をどんどん起こして

          XTechの実態と、クロスマートリブランディングでやったこと

          デザインの領域広すぎ問題とデザイナーの細分化について

          デザイナーの作業領域が拡大している昨今。デザイナー自身も自分の得意な領域や今後のキャリアパスなどで悩んでいる方は多いと思います。 UXデザイナーのみならず、ビジュアルデザイナーやサービスデザイナーなんて言葉もでてきて、自分は一体何デザイナーなのか?そして今後何デザイナーを目指すのか?と自問自答する日々。 普段作業をしていて感じていることをツラツラと書き連ねます。 完全に自論なので、正しさは保証しません。 ** デザインの二面性**まず、デザインとは「設計」である。という

          デザインの領域広すぎ問題とデザイナーの細分化について