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最古参社員・刑部が見てきた会社や営業スタイルの移り変わり

こんにちは、日本ユニスト広報です。
今回のnoteでは、ユニスト最古参社員であり、企画開発事業部(不動産営業部門)の営業職である刑部(ぎょうぶ)へのインタビューをお届けします。

刑部は2018年3月に入社し、この5年半は一貫して不動産営業に携わってきました。メンバーの入れ替わりや、営業スタイルのシフトチェンジなどあらゆる変化に直面してきました。これまでの業務内容や、印象に残っている物件などを聞いてみました。

宗教法人での不動産売買の経験がきっかけで、不動産業界へ転身

――ファーストキャリアは不動産ではなく、異色の経歴をお持ちですね

私は兵庫県の淡路島出身で、高校・大学は奈良県にある宗教系の学校へ進学しました。大学は奨学金で通ったのですが、条件として卒業後の2年間は宗教法人で働かないといけなかったので、ファーストキャリアは不動産ではありませんでした。
宗教法人では、全国に1万6千カ所ある拠点の土地・建物の売買業務を担っており、これがきっかけで不動産業に興味を持ちました。大学時代に不動産賃貸会社でバイトをしていたことも、影響を受けましたね。

2年間の任期が終わった後は大阪に出て、いわゆる「物上げ業者」と言われる不動産会社に入りました。ワンルームの収益物件を所有している方に売却してもらえないか、電話営業を行う仕事です。
直接訪問はせずにひたすら電話をかけまくる日々で、少し物足りなさを感じていた中、入社して1年がたった頃に日本ユニストと出会いました。

――ユニストとはどうやってつながったんですか?

不動産会社で働いている私の叔父が今村社長と知り合いで、紹介してもらったんです。物上げをする中で、「誰かが作ったものを使って仕事するより、自分で何かを生み出す方にまわってみたい。不動産をもっと理解したい」という思いが強くなっていたので、デベロッパーは魅力的でした。
また、当時唯一いた営業マンの方と面談した際に、「この人の下で働きたい」と感じたのも大きかったですね。

――5年以上前となると、会社のスタイルや雰囲気もかなり今と違っていたと思います

今でこそ従業員数が40人を超えていますが、当時は全員で6人という零細企業でした。営業マンは私とあともう1人しかいないくらいだったので。

また、今は仲介業者などの名刺をSansanにすぐに登録して、名刺を資産として捉える習慣が根付いていますが、当時はむしろ名刺をどんどん捨てていました。「一流の営業マンはしっかり繋がっている人の名刺を5~10枚持っていれば、ずっと食っていける」と言われていたので、今とはまるで真逆でしたね。

あとは、地場業者とのつながりが色濃かった。地域に根を張った業者さんほど情報を集める力が強く、稼げていた人たちは他にいなかったので、積極的にまわっていましたが、今はネットで大手数社の相見積もりを取る人が増えたこともあり、流れが変わったと感じます。

――これまでで印象に残っている物件はありますか?

入社2年目で手掛けた西九条にある25坪の土地ですね。
当時はコロナ前でインバウンド増加を追い風に、民泊ブームが巻き起こっていて、マンションタイプや戸建タイプの民泊を作るために土地を集めてたんです。そのときに、たまたまレインズ(不動産流通機構が運営している物件情報のコンピューターネットワークシステム)にものすごく安くて条件が良い土地が掲載されていたのを発見しました。
しかも売主は不動産会社。すぐに収支を打って、社長に「これどうですか?」と情報を上げて、買付を入れました。

インバウンドの熱気に押されて、その後結果的に高値でスピード売却できたのですが、先を呼んで購入価格をすぐに決めれるのはユニストの強味だと実感しました。

コロナ禍で民泊事業は一時冷え込みましたが、最近になって再び活気が戻ってきています。ユニストが数年前に仕入れた民泊用の物件にも、問い合わせが増えてきたので、今まで眠っていた物件がやっと日の目を見れると思って嬉しいですね。
中国系の仲介会社さんは民泊物件をたくさん購入するところが多いので、最近は再び密に情報を交換しています。コロナ前から在籍している営業マンは私1人なので、今まで積み上げてきたつながりを絶やさずに保っていきたいです。

――営業職をする上で、得意なことと苦手なことは何でしょう?

得意なことはおっちゃんの話を聞くこと。入社当初は地場業者さんへの営業を集中的に行っていた影響ですかね。
今は克服できたのですが、最初のころは社長や企画開発事業部のトップに買いたい物件のお伺いを立てるのが苦手でした。どうやってうまくアピールすればいいのかわからなかったのですが、経験を積むうちに徐々にやり方をつかんでいきました。

入口(仕入れ)から出口(売却)までこだわる人や、仕入れだけに熱を注ぐ人、広く情報網を張っている人や、先程言ったような名刺5枚だけの濃い付き合いで売上を上げている人など、色々な営業マンの営業スタイルを見てきました。5年半いますが、まだ自分はそうした姿勢を確立しきれていないと思うので、今後頑張っていきたいですね。

――現在営業職の採用を強化していますが、求職者の方へ向けてメッセージをいただけますか?

ユニストは営業に集中できる環境が整っていますし、入社後も独り立ちするまで手厚いサポートがあります。不動産会社で土日が休みなのも珍しいので、公私ともに充実した生活を送れることは間違いないです!ぜひお待ちしています!

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