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入社時は営業職、今はDX推進により物件販売を促進する仕事へ。経営企画室・中田のキャリアパス

こんにちは、日本ユニスト広報です。
今回のnoteでは、経営企画室でDX推進を担当している中田へのインタビューをお届けします。

中田は、新卒から7年勤めた賃貸住宅建設の大手企業より、2020年1月に日本ユニストへ入社。当初は営業職として働き開発案件を担当する予定でしたが、社内外の環境変化に伴い、DX化を進めることで物件販売を加速させ、社内全体の生産性向上をはかるポジションへとキャリアチェンジしました。

このインタビューでは、ユニストでも珍しい営業職からの社内異動を決めた理由や、異動前後での変化、DX推進の手応えなどについて聞きました。

前職は建設会社で工事の施工管理を担う

――日本ユニストに入社する前は、どんな仕事を?

賃貸住宅の企画・建設を行う企業に新卒で入り、工事の施工管理を約7年間行っていました。基幹商品として木造アパートを作っており、1年目から現場にも積極的に出してもらっていました。品質管理や工程管理のほか、原価管理、安全管理をメインで担当していましたね。

――転職を考えたきっかけは?

勉強が好きなので、工程を学んで実行に移していくことがすごい楽しかったです。ただ、手掛けていたアパートは作りが均一化されていて、「こうしたらうまくいく」とか働くうちに自分の中でだんだん最適化されていくものの、学びが少なくなっていってしまったんですね。
外構部分やアプローチの看板など、細かいところくらいしかこだわれるところがなくなって、「これまでと違う、何か新しいことに取り組んでみたい」と思うようになりました。

そこで、建物を建てるよりも前の部分である、不動産を売買したり、事業計画を立てたりする領域をやってみたくなったんです。

――日本ユニストへ入社しようと思った理由は?

現在ユニストで経理として働いている分部さんが大学のサークルの後輩で、色々と話は聞いていたんです。僕が入社する少し前には大型ホテルの開発などを手掛けていて、勢いを感じて入ってみたいなと思いました。
ユニストとしてもちょうど開発案件に力を入れていくフェーズで、今まで培った専門知識をゼネコンとの交渉などに活かせて貢献できそうだと感じたのも、決め手の1つですね。

――大手からベンチャーに転職するにあたって、迷いはなかったですか?

正直、迷いはありました。
でも、分部さんからメンバーの人柄や社内の雰囲気などリアルな話を聞いていたので、自分にはフィットするんじゃないかと、ある程度の確信はありました。
僕はルーティンワークがあまり好きじゃないのですが、ユニストは新しい挑戦をどんどんできたり、やりたいことがある人を全面的にフォローしてくれたりする体制が整っていると感じたので、そういう環境なら飛び込んでみたいと思いました。

コロナ禍を機に、大胆なキャリアチェンジ

――実際に入社してみて感じたことは?

組織が小さい分、物事を進める際のスピードはものすごく速いと感じました。論理ではなく直感で決めていく部分もあり、判断の速さやリスク許容度は前職と全く違いましたね。
入社当時には「名刺獲得キャンペーン」という、最初の1カ月でひたすら不動産業者の名刺を集めるというミッションがあって、普通だと思いつかないような突飛なことをやっていて、面白いなと感じました。

――入社当初は、営業職として働いていましたね

事業用不動産には、①仕入→②開発→③販売という流れがありますが、大手の不動産会社では新人は販売から経験を積むのが鉄則らしく、自分もまずは販売を担当していました。
仕入は何もないところから一から商品を探してこないといけませんが、販売だと売るものが手元にあるため初心者でも取り組みやすいことから、新人は販売で不動産のいろはを身に付けていくそうです。

ゆくゆくは開発案件も手掛ける予定だったのですが、入社後2~3カ月でコロナ禍となり、新規で開発案件を始めることが厳しくなりました。
対面での営業もできなくなり、どうしようかとなった際に、DMを活用して保有物件の情報を知らせることになり、そちらに業務の軸足を置くようになりました。マーケティングオートメーションのツールを導入して、開封率やコンテンツ内容を考えたり、どういうセグメントに向けて情報を届けたらいいのかを分析したりしましたね。

――仕事内容はかなり変わりましたが、納得の上だったんですか?

基本的に新しいことは何でもチャレンジしてみたいという心持ちなので、自分から手を挙げてDXにも取り組みましたよ。ちょうど社内でDX化の推進に力を入れ始めた時期でもあったので、営業活動への導入のつなぎ役にもなれたと思います。

――その後、どんなキャリアを歩んできたか教えてください

1年目で不動産営業をしっかり経験しなかったのと同時に、DXに関しても知見が浅かったため、2年目の最初の頃は、両方とも中途半端な状態でした。
営業マンに販売戦略やDXについて説明する上で、経験のなさが障壁となってもどかしい思いを抱えていましたね。そこで、コミュニケーションの量を増やしたり、不動産もDXも専門知識をつけたりと、色々試行錯誤を重ねていました。

3年目になったら、営業メンバーとの関係性も築けてきて、営業のフローやDXを加速させるポイントなどについて、ある程度勘所がつかめるようになりました。例えば、物件売買の進捗状況を一目で見やすくなるなど、わかりやすい共通認識を持てるようになったと自負しています。

それまでは部分最適化していたところを、知識と関係性を身に付けたことで、全体最適化に近づけられるようになり、成長につながった手応えがあります。去年までは営業活動に関わることが多かったですが、今年に入ってからは会社全体に関わる業務が増えました

営業職と違った角度から、不動産を知れた

DXは営業と違って数値で成果を出しづらいですが、それでも「このDXツールがなかったら困る」という状態にはなってきてて、じわじわと効果を浸透させてこられたのではないかと感じています。

保有物件の情報を掲載している「ギャラリーサイト」も、2年前の開設時に比べたら改良されて活用しやすくなったと思います。
最終的には営業マンなしでも販売活動がサイト上だけで完結するような姿を思い描いていて、これからもその理想像はぶらさずに目指していきたいですね。

――入社当初のポジションから変わったキャリアを歩んできましたが、振り返ってみていかがですか

違った角度から不動産を見れたことで、経験値が高まりました。
社内外の環境変化に伴いポジションが変わったので、自ら望んでキャリアチェンジしたわけではないですが、他にはなかなかないキャリアを歩んでこれたと思います。

そもそもユニストに入社したのは、事業用不動産の商流や商習慣を知って学びたかったから。どんなタイミングでどんな交渉をして、どんな意思決定をするのか、とか。
なので、仲介業者を口説いたり、営業マンとしてバリバリ回りたいというわけではなかったので、DX推進という立場でも業界のことを十分に知れたので満足しています。

――今、注力していることは何ですか

2023年5月から、新設された経営企画室に入り、マネジメントを行うようになったので、今は人材育成に力を入れています。
あとは、自分が行っている業務を言語化・可視化すること。社内でも特殊なポジションだからこそ、自分の業務の再現性は高めていきたいと考えています。

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