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驚きと発見のマトリョーシカ
こんにちは。桜もそろそろ咲き始める頃となりました。
最近のニュースと言えば、やはりWBC。
侍ジャパン!村上宗隆!大谷翔平!
いよいよ明日は悲願の3大会ぶり決勝戦ですね!
前置きをすると、月桂冠とは縁もゆかりも今のところない(悲)
合同会社貴香ですので、記事を勝手に書いていることはご了承くださいませ。
感動的な野球をする侍ジャパンをテレビで観戦中、あるCMが流れたのですが、気になって調べた方もいるのではないでしょうか?
CM中は触りがちな〇〇○
![](https://assets.st-note.com/img/1679386251212-sV6oGhsiZQ.png?width=800)
目当ての番組を見る時、地上波だと必ずCMが放送されます。
そんな時、皆さんはどうしますか?
私はスマホを触りがちです。
特に若い世代は多いのではないでしょうか?
私も例外なくWBC観戦中に流れるCMの間スマホを触っていたのですが、突如耳を疑う「ラップ」がきこえてくるではありませんか。
なぜ、耳を疑うのか。
それは本職ではない芸能人がラップを歌うのではなく、どう考えても本物のラッパーがラップを歌ってるから耳を疑うわけです。
「アレ?今音楽番組に変えたっけ?」
特にラップに興味がなくてもそう思わざるを得ないのでテレビを観ます。
テレビを見ると渋〜く酒を作る動画が流れているではありませんか。
めちゃくちゃ「矛盾」を感じるCMです。
驚きと発見のマトリョーシカ構造
目と耳から入り、印象に残し、検索させ、意味を理解し納得させる。
これを
私は驚きと発見のマトリョーシカ構造と呼ぶ
ことにしました。
(マトリョーシカって何個も小さいマトリョーシカが中から出てきてビックリしますよね)
![](https://assets.st-note.com/img/1679387325868-S43cgGiX1O.png?width=800)
話がそれましたが、本題へ戻ります。(うちではよくあること)
①矛盾が印象に残るし面白い。
そのままテレビから目を離せず、30秒が過ぎていき、そうして頭から離れなくなったあのラップの歌詞が知りたくなる。
そういえば、「月桂冠」って言ってた。
覚えやすい会社名ということもあり、
②YouTubeを検索する。もう一度歌詞を聞く。
歌詞には伝統や、価値という堅苦しい言葉が並べられているけれど、ラップで語呂を合わせてあるので非常に耳馴染みがよく堅苦しくも聞こえない。
③どういう目的でこの動画を作ったのか知りたくなる。
コーポレートサイトへアクセス。するとなんと、ピアノバージョンもあるというではないか…!
④どこまで発見と驚きを提供してくれるんだ…!
まさに驚きと発見のマトリョーシカすぎるブランドCM。
制作者側からの意図としては、拡散までする(今ここ)という完璧なオチですよね。
ブランディングとは、逆算の結晶である(私調べ)
このCMのターゲットを考えると2種類CMがあるので、ターゲットも2つあるのでしょう。
ターゲットやペルソナを設定し、見る人、聴く人の心に刺さる人物像を形作る作業。
逆算を繰り返す、何度もなんども初心に返り、ブレていないか、ズレていないか検証する。
その結晶が私たち見る側の解釈のズレがない納得や驚き、発見に繋がるのだと思います。
「WORLD SAKE 月桂冠」
私の軽すぎる分析を一言でまとめると、月桂冠という会社が、若い世代から年配の世代まで、世界の誰もが観てくれる、惹かれるCMを作りたいと思ったのかもしれませんね。
古き良きものを伝える手段は新しく、その矛盾がとても心地よい物であることは、
まさに温故知新
です。
こういった素晴らしいブランディングを私たち合同会社貴香も徹底的に分析し、考え方を真似れたらと思います。
気になる方はぜひ、YouTubeをご覧ください!
ピアノバージョン
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担当:森
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