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令和四年のウクライナ危機

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令和三年末にウクライナ周辺にロシア軍が集まってきてから投稿してきました。ここにまとめます。 もっと前からワーニングは出ていたにもかかわらず防ぐことはできませんでした。
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2022年3月の記事一覧

ロシア vs 国際金融資本(ウクライナ侵攻とエネルギー戦争) 要約

ロシア vs 国際金融資本(ウクライナ侵攻とエネルギー戦争) 要約

■1. ロシアのウクライナ侵攻の真相* 国際金融資本(軍産複合) vs プーチン政権の【エネルギー権益 争奪戦争】。
* プーチン大統領のウクライナ侵攻を、暴挙とみるのは、国際金融資本(軍産複合) 側のプロパガンダ。
* 日本の報道や、APやロイターなどは、国際金融資本(軍産複合) の傘下にあるため、ウクライナでおきている事象の、真実を伝えていない。
* プーチン大統領には、国際金融資本(軍産複

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独ソ戦の教訓

独ソ戦の教訓

独ソ戦の教訓80年前の独ソ戦。緒戦でボロ負けしたソビエト軍は敵であるドイツから戦い方を学び、電撃戦で押し返した。

戦いの中で学んだ将官・兵士たちが、ドイツのお株を奪った形だ。もちろん、アメリカからの軍需物資の支援も大きかっただろう。

80年後の現在。ウクライナ軍は開戦当初こそ押し込まれたものの、立ち上がった国民とNATOの支援で反撃に出ている。

しかし油断大敵だ。

闘いが長期化すれば独ソ戦

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キエフ包囲戦は長期化?ウクライナはゼレンスキー政権の延命で対抗

キエフ包囲戦は長期化?ウクライナはゼレンスキー政権の延命で対抗

キエフ包囲戦は長期化?ウクライナはゼレンスキー政権の延命で対抗ウクライナ戦争でのロシア軍の前線崩壊が伝わってきている。キエフ包囲戦の行方はどうなるだろうか?

自衛隊の用田 元・陸将のチャンネル桜での分析によると機甲部隊では都市につっこむことはないだろうということ。

プーチン大統領の掲げていた大ロシア統一の目的から考えて、キエフの爆撃や化学兵器に依る虐殺などは考えにくい。そもそも戦争目的を達成で

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ウクライナ戦争がもたらす日本の貧しい生活

ウクライナ戦争がもたらす日本の貧しい生活

ウクライナ戦争がもたらす日本の貧しい生活ウクライナ戦争勃発により、世界的なコストプッシュ型のインフレが加速しそうだ。

今後の生活設計のために素人なりに考えてみた。

素人の予想日本は先進国の中では輸入依存率が比較的低いと言われているが、エネルギーと食糧の輸入依存度の高いことが致命的だ。

日本も等しくインフレのダメージを受けることになるだろう。

まずは電気代・ガス代が高騰する。すでにガソリン代

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ロシアは既にNATOとの戦いを覚悟しているのか?

ロシアは既にNATOとの戦いを覚悟しているのか?

ロシア軍のウクライナ全土の掌握は夢のまた夢となってきた。

ロシア軍はプランBに切り替えているのではないか?

それは、ウクライナ東部からオデッサに至る黒海沿岸の確保である。キエフ包囲戦はゼレンスキー政権への圧力と陽動にとどめる。

NATOとの戦いに備えてロシア軍は新型のミサイルを温存しているのでは?という話もある。

NATOと戦うことを考えているのであれば、地中海への出口であるトルコのボスポ

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ゼレンスキー大統領の訴えが第三次世界大戦の引き金となる

ゼレンスキー大統領の訴えが第三次世界大戦の引き金となる

ゼレンスキー大統領の訴えが第三次世界大戦の引き金となるゼレンスキー大統領が西側各国でウクライナの支援、ロシアへの制裁を訴えている。自国の生き残りのためには何でもするだろう。

NATOを巻き込むために、ロシア軍に偽装したウクライナ軍部隊を使ってNATO諸国に攻撃をかける可能性すらある。

「プーチン大統領が会談に応じなければ第三次世界大戦になる」という最近のゼレンスキー大統領の発言が引っかかる。な

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ウクライナ戦争は「ロシア軍」にとっては想定した通りに進捗しているのかもしれない(プーチンの期待とは別に)

ウクライナ戦争は「ロシア軍」にとっては想定した通りに進捗しているのかもしれない(プーチンの期待とは別に)

チャンネルくららでの陸海空の元司令官達による鼎談がウクライナ戦争の分析として興味深かった。

陸の戦い

 小川元陸将によると、ロシア軍はその戦闘ドクトリン通りに動いているようにみえるとのことだった。初期の進軍速度(1日平均15キロ)も第二次大戦のドイツ軍の侵攻速度(1日平均15から20キロ)と同じオーダーなので順当らしい。ロシア軍の作戦計画は知られておらず「2日でキエフを落とすつもりだった」とい

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第三次世界大戦の序章 供給力の戦い

第三次世界大戦の序章 供給力の戦い

第三次世界大戦の序章 供給力の戦い ウクライナ戦争に対して中国は様子見している。どっちつかずな感じだ。もし、中国が決断してロシアと一体的に動くようになった場合、西側諸国は経済危機に陥り、満足に反撃することができなくなるのではないだろうか?

 それは、中露のもつ供給力が西側のそれと比べて大きいからだ。

 ロシアの資源・エネルギー、中国の生産力。これらを足し合わせた供給力は、すべてをアウトソースし

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ウクライナ戦争はノヴォロシアラインで停戦合意か?

ウクライナ戦争はノヴォロシアラインで停戦合意か?

ウクライナ戦争はノヴォロシアラインで停戦合意か?ルトワック,奥山『戦争にチャンスを与えよ』文春新書,2017年4月の4章に「クレムリンでノヴォロシアを共和国として独立させてロシア連邦に組み込むことを考えている」という話が書かれている。

ノヴォロシアとは、帝政ロシアのエカテリーナ2世が獲得した領地だ。

「令和四年のウクライナ侵攻の目標の一つに、ノヴォロシアの奪取があるのではないか?」と駿台世界史

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NATOが戦争に巻き込まれるリスクが高まってきた

NATOが戦争に巻き込まれるリスクが高まってきた

NATOが戦争に巻き込まれるリスクが高まってきた3月13日 ゼレンスキー大統領は飛行禁止区域を設けないNATOにしびれを切らして、ロシアがNATOに攻撃する可能性を示唆した。

どちらの陣営かわからないミサイルなどが、ポーランドなどNATO加盟国に着弾する事態が起きるのだろう。

ウクライナとマスコミはロシアの仕業と喧伝し、戦いはNATO諸国にも広がっっていく

これはロシアにNATO侵攻の口実を

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日本に戦争が近づいてきていると感じる

日本に戦争が近づいてきていると感じる

ウクライナでロシアの侵略が始まって2週間強が過ぎた。

日本にも戦火が広がってくるという感覚が強くなってきた。戦争のネット記事ばかり追っているからだろうか?

しかし、これまでフォローしてきたキュレーターの面々が、徐々に警告の度合いを強めてきている。

この予感は現実のものとなりそうだ。。。

3.11のときに職場で感じたような緊張感が蘇ってきた。今度はあの時の比ではない。

核戦争の時代

通常戦争で核兵器が使われる時代が来るかもしれません。日本は狙われている。

経済制裁ではロシアは倒れないのでは?

経済制裁ではロシアは倒れないのでは?

経済制裁ではロシアは倒れないのでは?ロシアに対する金融・経済制裁が進展し、ロシアの内部崩壊とそれに伴うウクライナ勝利を予測する声が大きくなってきた。

これは楽観的にすぎるシナリオだろう。

実際、ロシアが崩壊するというシナリオは実現するのだろうか?

資源大国であるロシアは経済封鎖されても自給自足できる。北朝鮮のように飢餓や電力不足になることはない。ウクライナの併合に成功すれば、食糧の懸念もない

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トルコの裏切りに注意

トルコの裏切りに注意

トルコの裏切りに注意ロシアとしては、北の飛地「カニリングラード」からエーゲ海に至る新しい鉄のカーテンをおろしたいのではなかろうか?

NATOと対峙する前線になる。

また、黒海からエーゲ海に至る航路も確保したいのではなかろうか?ウクライナのオデッサ港やモルドバ共和国を侵略した後は、エーゲ海から地中海に抜けてアラブ諸国とつなぐことができる。

これによりアメリカ以外の産油国とヨーロッパとの通商を破

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