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千利休に学ぶ

いろいろやっていたら深夜になってしまいました。

投稿を忘れていたとか面倒くさくなったわけではないので悪しからず。


「規矩作法 守りつくして破るとも 離るるとても 本を忘るな」

まずは基本に忠実に、基礎をしっかりと学ぶ。
次にそれまで学んできた概念を破り、試行錯誤しながら独創性を見出す。
そして、自分のスタイルを確立し、師の元を離れる。
自分のスタイルを確立し、独立するとしても本質を忘れるな。

これは利休の教えを短歌の形式にまとめた「利休道歌」の一つで、稽古や修行の段階を表す

守・破・離

を引用したものと言われている。


こんなこと当たり前のステップじゃんと思うかもしれないけど、本当にどの分野にも通じる。

サッカーだって、世界のトッププレイヤーはアクロバティックにゴールを決める印象があるけど、そこまでのパスワークには基礎的かつ高度な「止める・蹴る」が存在する。

自分が今習得しようとしている映像制作のスキルも、YouTubeを見ると、「まずは気に入ったクリエイターの撮影方法をまるごとパクれ。それが会得でき、何か違和感を感じたらそれを追求した先にあるのが個性だ。」と話していた。

たしかに、何事も基礎を学び、その上で自分の色や強みを出すことができれば、結構どの分野でも戦えそうな感じがしますね。


では逆に、独自の強みを持つ人たちの中でどう抜きんでるか、というところに行きつくと思うんですけど、僕は最後の一文、

「本を忘るな」

がまさにそれなのかなと感じました。

ここからは完全に僕の勝手な想像なんですけど、この本=本質というのは人によって違って、

「なぜそれをやっているのか」

あるいは、

「なぜやり始めたのか」

というところだと考えています。本質をしっかりと認識しておくことで、期待されるプレッシャーに打ち勝ち、かつ周囲のノイズにも惑わされることなく、継続的に結果や良作を出し続けられるのではないかと。

僕は何事に関してもまだまだ「守」の状態なので、そういうことかなあと想像してみたまでですが、この捉え方に妙に納得がいっています。

まあ、色んなところで「物事の本質を捉えて~」とよく言いますけど、これって結構難しいですよね。。。前回の投稿でも書いているかもしれないけど、僕の解決したい課題でもあります。


ちょっと無駄に長くなってしまった感がありますが、本日は千利休から学び、感じたことをアウトプットしてみました。

まだまだ書き足りないですが、さすがに眠いので近いうちにまた投稿します!

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