TOEIC◯◯点あったら転職できた!③転職に必要な要素
無事に、とある総合商社の子会社から内定を頂いたBTW運営者のトンプソンです。
すっかり転職ブログになってしまいましたがせっかくなので、どうして内定をもらうことができたのか、転職する際に必要な要素は何なのかを振り返っていきたいと思います。
これまでの記事はこちら☟
1.自己分析!
はい、自己分析です。
新卒採用の就活の時にも散々聞かされた言葉です。
大学生当時の筆者は、
「自己分析とか、就職するのとは全く関係ないやん、なんで必要なの?????」
と疑問に思ってましたが、社会人となっていろいろ経験してみると、改めて大事なんだなと思いました。
1.なんで必要なのか
私の見解ですが、自分の事を知ることにより、
・私は仕事で何を実現したいのか
・仕事もそうだけど、プライベートでも何を求めているのか
・私の強み、弱みは何なのか
・仕事に対する価値観
・私の性格と、応募する企業は方向性が一致しているか
などなどが段々と分かってくるからです。
例えばですよ、
あなたは全世界の人々が平等で搾取されないような働き方を推奨している人だとします。
しかし、あなたが応募した企業は、某石油系の企業の様に、アフリカの国々を現地の人達の許可なく開拓して、利益を優先して森林破壊や環境を考えないような社風の会社でありました。しかも、現地の人たちを低賃金で働かせているとのこと。
そんな、自分の気持ちと反している会社で働きたくないですよね。
まぁ、極端な例ではありますが、自己分析をしなといざ会社に入った時に、
「思ってたのとなんか違う」
となってすぐ辞めてしまいます。
だから自分の事をよく知るためにも自己分析は大事なのです。
2.説得力を持たせるため
「私はこんな考えを持っているので貴社でこんな事を実現したい」と、志望理由を書くことがありますよね。
自己分析をすると、それに説得力を持たせることができます。
例えば私の場合は、
中学時代からやっていた陸上競技を通して、世界に興味を持った
↓
生きていくうえで必要な「仕事」と自分の昔からの興味である「海外」を組み合わせたらより素晴らしい人生を送れるのではないか
↓
そのためには海外とつながりのある仕事をする必要がある
↓
可能性が高いのは「商社」という業界だ
↓
そこに入るにはどうしたらよいか
↓
まずは英語の勉強をしよう!
↓
IELTSとTOEICのスコアを取得してきた
↓
さらに、英語以外の自分のスキルを磨く必要もある
↓
今の営業の仕事で成果を出そう!
というように、自分の根本にある目標とか興味を自分なりに分析して、
「そのためには何をする必要があるか?」→「じゃあ今はこれをやろう」
というように逆算して考えます。
「これがあって・こう思ってこれをやってきた」などの論理的に行動をしてきたことを、面接の場や志望動機を書く際に記せば、応募した会社の採用担当も「なるほど」と納得してもらえる可能性が高いです。
これを怠ると、
「私は食を通して、世の中や世界の人々に安心と笑顔を届けたいと思い、貴社を志望しました。」
「私は人が好きなので、人と関わる人材系の仕事を行っている貴社に興味を持ちました。」
というような、マジで薄っぺらい志望動機になってしまいます。
(申し訳ありませんが、上記のような志望理由を書いている方々、マジで弱いエピソードになるのでやめたほうがいいです)
こうならないためにも、自己分析は大事です。
3.面接で答えられる
これに尽きますね。
以前の記事でも書きましたが、私が某総合商社の子会社を受けたときになかなか手ごわい質問をたくさん受けました。
「BTWさんの弱みはどんな所ですか?」
「なるほど、慎重になりすぎてレスポンスが遅くなってしまうという事でしたが、どうしてそのようになってしまうとご自身で分析していますか?」
と、なかなか手ごわい質問を受けました。
このような手口になってくると、自己分析なしでは回答できません。
(この質問してきた方、調べたら親会社の総合商社出身で、会社の制度でアメリカの大学にMBAを取得しに留学に行かれていた方で、やっぱり勉強してきた人は違うんだなと思いました)
もちろん私は自己分析をしっかりと行っていたおかげでちゃんと答えられました。
筆者
「はい、私はミスをしてしまうと恥ずかしかったり、自分に負い目を感じてしまうので、それを防ぐために事前に慎重になりすぎてしまうのだと分析しております。」
と。
こんな感じで、自己分析は日本の企業を受けるにあたっては基本となることだと感じております。
(外資系企業は分からないです)
2.自分のスキルを洗い出せ!
自分のスキルとか、自分が今まで仕事において何を経験してきたかどうかを漏れなく洗い出すことが大事です。
なぜなら、転職市場は即戦力採用を求めているからです。
(ポテンシャル採用や、第二新卒採用は別ですが、、、、)
「私はこのスキルがあります!」
「こんなことを経験してきました!」
と、しっかりと自信をもって言えるようになりましょう。
1.探し方というか
こんな感じで自分のスキルを洗い出していけばいいと思ってます。☟
「俺は、このプロジェクトに向けてチームのみんなと協力して、時にぶつかり合いながら成果を出してきたな、、、。
あ!なるほどこれは、【周りを巻き込んで課題を解決する力】というアピールになるな!」
とか、
「私は商品をお客様に提案するときに、自分で商品を開発したり組み立てたりしてたな、、。これは【集約力】というアピールになるかも。」
とかです。
自分がやってきたことを洗い出して、勝手に「〇〇力」という風に名前を付けちゃえばいいんです。
実際に筆者も【周りを巻き込んで課題を解決する力】と【集約力】は、今回内定を頂いた企業からも評価してもらいました。
スキルとか経験を洗い出していると、
「あれ、俺って意外といろんなこと経験してきたんだな🤔」
と自分のキャリアのおさらいをできるようになります。
(私の場合も、営業職なのですが商品設計とか商品に必要な資材のコスト計算を自分でやっているので、あれ?俺って営業職だけでなく商品開発もやれてるやん!と気づきました)
即戦力採用の中途市場において、自分が何ができるのかは本当に大事になってきますね。
3.応募する企業を徹底的に調べろ!!
!マークを2つもつけちゃいました。笑
これも基本中の基本ですが、応募する企業がなんの事業を展開しているのか?今回応募したポジションはどこからどこまでの範囲を網羅するのかなどを徹底的に調べましょう。
1.応募先のHPを見る
応募先のHPを徹底的に見ましょう。IR情報などを確認して財務状況を確認すると面白いでしょう。
「昨年度よりも今年度のほうが売上が上がっているけど、利益率が落ちているな」
↓
「為替の影響で商品が値上げになったことが原因で単純に売上が上がったのかな? 販売数量は変わっていないのかな? 販売先の都合ですぐに値上げが容認されなかったからその間は赤字で商品を販売していたから利益率が低かったのかな?」
など、調べて自分なりに仮説を立てて落とし込むのはなんだか楽しいですし、応募先企業の事をもっと知りたいと思うようになるかもしれません。
2.関連会社を調べる
今回私が内定を頂いたのは、某総合商社の100%子会社でした。
近年、親会社→内定を頂いた会社へ事業継承が進んでいるという事が分かりました。
ってことは、親会社の事を調べれば今回受ける会社の事も関連してわかるかもな!
という事で、親会社の事も調べて、どんな事業を継承したのかを自分なりに調べていきました。
(最近、総合商社は利益になりずらい事業・部署をそのまま子会社へ引き継いでいるケースが多いらしいですね)
3.社員を調べる
少しいやらしいですが、その会社の社長をググってみると、意外とヒットするかもしれません。
「あ、この方は最近社長に就任したんだ」
「この人は親会社から出向で来ているんだな」
とかです。
正直これは、興味本位の事で、直接面接に関係は無いかもしれませんが、一応参考程度に
4.資格を取れ!
資格を保有していてマイナスになることは無いでしょう。
転職する業界に関連する資格を取っておけば、書類選考でプラスになること間違いなし!
1.役に立ったなと思う資格(超個人的な)
・TOEIC
・日商簿記検定3級以上
・業界に関する資格(食品表示検定)
私が内定を頂いたポジションは国内向けの営業なのですが、将来的に英語を使って仕事をする可能性があるので、求人情報の「優遇するスキル」欄に、
「ビジネスレベルの英語力」
と記載しておりました。
このことから、英語力を証明するTOEICは有効だったと思います。
履歴書に書けるスコアは「600点」以上だと個人的には感じておりますが、実際の所600点あっても英語はほとんど使い物になりません。
努力したというアピールには少なくともなるかもしれませんね!
日商簿記検定は、新卒で入った会社で取得が必須だったので仕方なく取りました。こんな資格なんの役に立つんだよ!と不満を抱いてましたが、今回内定を頂いた会社では、昇格するのに必須の資格が「日商簿記検定3級」という事でしたので、役に立ちました汗(とっておいてよかったー)
後は、あなたが応募したい業界に関係する資格ですね。
私は食品業界に勤めているので「食品表示検定」を持っています。
スーパーに売っている食料品の裏面に書いてある原材料とか栄養成分表示とかのルールについての検定試験です。
今回内定を頂いた会社の面接でも、
「食品表示検定を持っているのはすごいですね」
と言って頂けました。
(内心、普通に勉強すればとれるからそんなにすごくないですよとは思ってましたが、、、)
2.社会人でも勉強しましょう
私は、上記の資格を取るために、仕事終わりに図書館やカフェに行って2~3時間勉強したり、電車の中では常にテキストを開く、休日も図書館に行って勉強する、など、勉強に時間を費やしてきました。
(正直、大学受験の時以上に真剣でした笑)
もし、あなたが行きたい業界がある・チャレンジしたい仕事がある、のであれば、多少身を削ってでも勉強するという覚悟を持ちましょう。
その努力ができて、しっかりと資格を手にすることができれば必ず報われます!
個人的にですが、某皇族の方とご結婚された「K・K」氏はすごいと思います。世間からのバッシングにも屈せずにアメリカの某資格を取得して、しっかりとその道に進む事ができたのですから。
「会社に入れば安泰」
という時代は終わり、常に勉強し続けて自分を高め合う姿勢が大事になる世の中になってくると思ってます。
3.1つ注意点を伝えます。
業界に全く関係のない資格を取得したことは、履歴書に書くのは注意が必要だと思います。
極端な例ですが、「食品メーカーに行きたいのに弁護士資格を取った」
的なイメージです。
面接のときに、そこを突っ込まれるかもしれないのでちゃんと答えられるようにしましょう。
そこが原因で減点になるかどうかは分かりませんが、キャリアに一貫性が感じられないな、と思われるかもしれません、、。
5.こんなところでしょうか
長々と必要な事を書いてきましたが、特に重要だと思ったのはこんなところでしょうか。
私が上記の事を実践し、内定を頂けたのですから、少なくとも1%は本当の事と言えるでしょう。
少しでも皆様の為になれましたら幸いです。
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