~太陽の通る道は神様の想いが通る道~vol.16 令和4年の出雲の神在月レイライン
カレンダーに月の昔の呼び方として和名が記されているのを見たことがあると思います。11月は「神無月(かんなづき)」と記されていると思いますが、出雲地方では「神在月(かみありづき)」と記されています。
それは、11月の一時期、旧暦でいうと10月10日から10月17日の間、出雲地方にある出雲大社に全国の八百万(やおよろず)の神様たちが会議をされるために集まり、他の土地では神様が留守となるために、出雲では「神在月」、他の土地では「神無月」と呼ばれている。ということなのだそうです。
神様はこの一週間だけでなく、しばらく出雲周辺に留まられているそうなので、この時期、出雲大社の周辺の神社では特別の御利益があるといわれています。
旧暦10月10日の夜に出雲大社の近くの「稲佐の浜」では「神迎神事」が執り行われ、旧暦10月11日に神様を迎え入れて初めての朝日がのぼります。
神様が出雲におられる間、何度か出雲大社で「神在祭」が執り行われます。
旧暦で10月11日、10月14日、10月15日、10月17日にあたります。
そして旧暦10月17日の夕方、「神等去出(からさで)祭」を終えて夕日を迎えます。
令和4年の今年の神迎祭の日の出はどうでしょうか。
今回は出雲周辺の出雲大社に縁のある神社も一緒にレイラインを確認してみました。
さすが出雲。そうそうたる神社、陵墓古墳等がレイライン上に現れます。
数ある神事の中でも出雲大社の神在祭の神事は特別な感じがしますね。
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