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米国の経済指標を見る時の注意点

『アメリカ金融・景気指標の読み方』(じっちゃまが前にライブで紹介していた本)から、経済指標を利用する際の注意点をまとめ

GDPとか消費者物価指数とか、経済指標を確認する際に頭に入れておいた方が良い事

■経済指標を使う際の注意点

◎指標は比較する

例えばGDPを見る場合、今期の分の数値だけを見るのではなく、今期の数値がここ数四半期の数値と比べるとどうなのか?また、今期と同じ景気循環の過去はどんな動きだったか?さらに、前の年には今期はどのように見えていたのかを確認する


◎必要とする期間を必ず見る

経済指標を見る時は、いつの指標なのか、どの期間を対象としたものがが重要となる
発表時期と対象時期は異なっている事に注意する


◎季節調整がある事に注意する

市場が敏感な反応を示す指標のほとんどは、発表機関による『季節調整』が加えられている
季節調整とは、夏季や冬季といった季節による違いによって商品の売れ筋に違いが出るなど季節的要因分の値を取り除くこと

指標には
インフレの影響を織り込むよう調整されている”実質値”
インフレ調整を行っていない”名目値”
の2つがある

経済指標を確認する時は、ここら辺は基本のキとなる



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