全国旅行支援で自転車旅行
夫は、鬼怒川土手からの筑波山を見ながら育ちました。子どもの頃の東京はそこから遠く、まさか東京から茨城まで自転車で行けるなんて思いもしなかったと言います。しかも74歳で!
今回は、下妻というところまで行きました。
東京からも筑波山は遠く小さく見えます。
江戸川~利根運河~利根川~小貝川。川の向きで筑波山の方向や見え方が違います。見えなくなったり、突然現れてびっくりしたり、大きくなったり。目標が見えて、楽しい!!
ランチは、福岡の堰の近くの焼きそば屋さん。
昭和レトロのお店で、大きな鉄板で焼いてくれます。並み焼きそばが350円で、卵焼き付きでプラス50円。子どもの頃食べた素朴な味で美味しかったです。いつまでも続いて欲しいお店です。
下妻の大宝八幡宮。大宝律令の701年創建された関東最古の八幡さま。
厄除けだんごをいただきました。本当はもうひとつ大きなおだんご屋さんがあったようですが、そこはなくなっていて夫が寂しがってました。
八幡さまには、夫が子どもの頃よくきてとても賑やかなところで見世物小屋が並び、「蛇おんな」のおどろおどろしい看板があったそうです。
夕食は金寿司さんで。
ここも夫が子どもの頃からあったところで、70年以上続いている老舗。丁寧なお料理で美味しかったです。
宿は、ビアスパークしもつま。ここは2年前のGoTo トラベルでも宿泊しました。お風呂がとてもいいです。地下1,500mから湧き出るナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(弱アルカリ性)の天然温泉で、浴槽もたくさん。
露天風呂では、ちょうど紅葉が綺麗で、お風呂にもそれが落ちて風情があり渡辺純一センセイの世界のよう。
地ビール、地元の農作物のお土産も充実してます。
お部屋は広く、窓からは軽井沢のような雰囲気の森がきれいです。
帰りのルートは、鬼怒川~利根川~利根運河~江戸川。
夫が子どもの頃見ていた鬼怒川からの筑波山。
行きは93kmで、帰りは83km。100kmなかったけどゆっくり遊びながらだとちょうどいい距離。
夫が15歳まで見ていた風景を一緒に見れて感慨深い。60年経って東京から自転車でこれるなんて。
自転車は、自分で前に進んでいる感じが好き。
自分の力で進んでいる。
向かい風もあるけど、追い風もある。
両方あるからおもしろい。