楽しく魚を学んで美味しく食べる
ライフスタイルの変化により調理時間の確保が困難、子どもの魚嫌い、食の欧米化等により魚の摂取量が減ってきているそうです。
うちは肉より魚で週4以上は魚です。刺身が多く今は、カツオ、きはだまぐろ、めじまぐろ、目鯛、蛸、イカ、お店に並んだ旬のもの。切ってツマ(新玉ねぎスライス、紫蘇、カイワレ大根、ミョウガ等)を添えるだけで簡単。
焼魚や煮魚、ムニエル、天ぷら、唐揚げ・・・。魚の種類が違うだけで味わいが別物になるのもいい。
魚料理のヒントやアイディアからお魚の栄養価、種類、旬等も学べる盛沢山の楽しいコミックスです。
お魚おうちごはん モチダちひろ
独身のときは食生活を気にしていなかった著者が家族の健康のために魚に目覚めご主人が釣ってきた魚を捌いて料理するようになり、魚伝道師のように簡単で楽しい料理を教えてくれます。
おもしろいのは、魚の捉え方。出汁、シーフードミックス、魚肉ソーセージ、ちくわ、はんぺん、サバ缶、冷凍あさり、シーチキン、しらす等身近にある手軽な食材もみんな「魚」としておいしく簡単に摂取できちゃう。
簡単魚介たっぷり辛トムヤムクン
材料をお湯に加えて煮込むだけ。トムヤムペーストが本格的。冷凍のシーフードミックスもありだけどこんなに美味しいのなら海老、イカでもやってみたい。
魚フライ
フライは鯵、鰯、鮭、牡蠣でつくることが多いのですが白身魚はあまりやったことがなかったです。サバ、メバル、カサゴ、スズキ、タイ、なんでも釣ったものでのフライがどれも美味しいとのこと。高級魚のチカメキントキをフライにしたときあまりの美味しさに感動したとありました。
自家製シーチン
そのままで美味しい。
マヨしらすトースト
しらすとチーズの組み合わせはよくやってますが、ネギとマヨネーズと海苔が加わり、ふんわりして贅沢な美味しさ。
著者の魚好きが伝わってきて、魚をたくさん食べたくなる楽しいコミックスです。