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在宅勤務6年目にして、リアル対面での仕事が恋しくなってきた話


2018年から在宅勤務を続けている。当時娘はまだ3歳。
コロナ禍での転職2回も経て、在宅勤務だったから実現できたことは数知れず。
たとえば中抜けして習い事の送迎とか、娘が風邪をひいた時に看病しながら仕事をしたりとか、コロナ禍で休園が続いた時も仕事ができたりとか。

でも、「オンラインは、「トンネル」だ。」の投稿を拝見して気が付いたのは、長らくトンネルの中にいたのではないかという感覚。

在宅勤務でも1on1はしているし、人間関係は大丈夫。
在宅勤務の方が通勤時間はなくてフルタイムで働けるから便利。
在宅勤務の方が集中して働けている。
在宅勤務の方が嫌な噂話とか聞かなくて済むし気楽。
在宅勤務だったら子どもとも向き合えている気がする

…と、何かと在宅勤務容認派というか大好き派をだったのだけれど、
仕事で必要となる情報や考え方が偏っていっていることに気がついた

今後も必要な時にのみ出社するというのが会社の方針なのだけれど、
もう少し自分の中で「出社の必要性」を定義し、重要性を上げて、
リアルでの仕事の機会を増やしてみようかなと思う。

電話の声を聞いて「あーこの人こんな仕事をしてるんだー」と気が付いたり
立ち話から「おぉこんな新しい仕事が始まろうとしてるんだ」と勘づいたり
ランチの時に仕事の困りごとを直接聞いてみたり。
そういうのが、なんかちょっとだけ恋しくなってきた。そういう時に発動する自分の仕事の創造力みたいなのも、なんかもう一回体験して見たくなってきた。

生産性が上がるかどうかとかは分からないけれど、
自分の違和感を感じたことに正直に「出社日を増やす」「直接の会話の機会を増やす」ということを試してみようと思う。社内だけでなく、お客さんとも。


自分にとってはものすごい価値観の変化。
お盆休みが始まってすぐは体調不良で特に誰にも会わず義実家でひたすら一人休んでいた。「何かしなきゃ」から解放されて「何もしない時間」を過ごすことで、これまで溜め込んでいた疲れやストレスとも向き合うことができたのかも知れない。



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