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【今思えば】デートの時からモラハラ予備軍だった

夫からの一目惚れでお付き合いを開始後、
私たちは順調にデートを重ねていました。

夫は、それまでの彼氏達とは
全然違う部分が多く、
無闇に私を甘やかさない人でしたが、
男性に甘やかされることに慣れていた
当時の私の目には、
何故かそれがとても新鮮に映っていました。


相違点① 褒めない

歴代の彼氏は、
「可愛い可愛い」と
いつも褒めてくれていたけれど、
夫は、
付き合う前と付き合ってしばらくしか
褒めてくれず、
気付いたら「可愛い」なんて
一切言われなくなっていました。

けれど、「この服どう?」など
私から質問をすると「可愛いよ」
と答えてくれることはあったので、
「私から言わないと褒めてくれない…」
と、モヤモヤしつつも
逆にベタベタ褒めない部分にも
新鮮さを感じていました。

今思えば、“釣った魚に餌をやらない”
でしかないのに…。


相違点②歩くのが速い

私は、歩くのがとても遅い。
背も低いし、運動も苦手だったので
歩幅がとても狭く、ほぼ“すり足”状態。

そのうえ、デートの時には
ヒールを履いていたので、
更に遅かった。

けれど、夫は歩くのがとても速いうえに
私に全く合わせてくれませんでした。

手を繋いで歩いていても
夫が自分のペースでズンズン歩くので、
いつも引き摺られている感じでした。

帰宅後に
疲労や靴擦れで足が痛くて
泣いたこともあります。

夫は手ぶらにペタンコ靴、
私はバッグを持ってヒール…。
挙句に身長差があるから
歩幅の優位性も全然違う。

普通に考えたら
歩く速さを全く合わせてくれない夫を
「自己中」と言って
怒っても良さそうですよね。

でも、話してたら面白いし
私を好きでいてくれているのは
伝わっていたので、
「少し気が利かないのかな?」
と、諦めて許容してしまっていました。


他にも

歴代の彼氏ならしてくれていた
荷物を持ってくれるとか、
さりげなく車道側を歩いてくれるとか、
自宅まで送迎してくれるとか、
そういう
“自発的な善意の行動”が
一切ありませんでした。

けれど、それらに対しても、
「そもそも自分の荷物だしね」
「1人なら車道側も歩道側もないしね」
「お互い疲れてるのに自宅まで送迎は悪いし、
そもそもデートじゃなければ
目的地まで1人で往復するものだしね。」と、
相手の善意を期待して怒るのは
単なるわがままだと
自分に言い聞かせていました。

〜冷静に考えたら、
本来相手の為を思ったら
自然に出るであろう行動が出ない段階で、
思いっきりモラハラ兆候出てましたね〜


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