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本は素敵!!「電車のなかで本を読む」

島田 潤一郎さん「電車のなかで本を読む」(青春出版社、2023年)
本・読書って良いなあ、っていう思いがじわじわと込みあげてきました。

いろんな本と、それにまつわる島田さんのエピソードが詰まっていて、単純に本が読みたくなりました。

特に、高知にまつわるエピソードが多かったからか、田舎に行って自然をぼーと見つめたい!ってなりました(笑)祖母が田舎に住んでいるので、幼い頃田んぼ道を歩いたこととか、田舎特有のゆったりとした時の流れを思い出しながら読みました。デジタル機器に囲まれすぎて、囚われている自分の生活を少し反省しました…

あとは、正直に率直な文章を紡げるってすごく魅力的なことだなと。普段、あんまりエッセイとか読まないので、こんなにも正直に思いを文章にできるのか、と途中から感動しました。

ついつい、いろんな飾った言葉とか、かっこいい言い回しみたいなものを考えちゃいがちですが、本書はすごく丁寧で。ゆったりとした空気感や本への愛情が込められている気がして、本そのものを大切にしたくなりました。

てっきり、「電車の中で本を読む」というタイトルから、電車の中で本を読むことについて、論じているのかな?と思って手に取ったのですが…
そうではなくて、一つ一つの本に対する感想とか、島田さんが生活の中で感じたことを綴るような形式で、むしろ良かったです。良い意味で期待を裏切られました!

これを機にエッセイだったり、本の中で紹介されていたいろんなジャンルに挑戦してみたいです。

ちょっと、読書のペースが落ちていたんですが、再燃しました。
電車の中では、一回スマホは置いて、本を読むようにしたいです。


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