母親&保育士の子どもとの関わり方〜①
40年以上生きていたら、
頭の中が固定概念の塊のようで
カチカチに凝り固まったつまらない人間だった気がする。
それは、長男の育児にも影響していて
保育士だし、ちゃんとしなきゃ!と
誰に言われた訳でもないのに、勝手にそういう思考になっていた。
些細なことで注意しちゃったり、
危険なことは、先回りして教えてあげたり、
HSPだからか、子の欲求も言葉がなくとも
「これがほしいの?」と分かってしまうから、
とにかく先回りして行動していた私だった。
きっと世のお母さん達も、保育士さんも
子どもの行動を予測しながら、先々考えて
動くことは多々あると思うし、
もちろんそれが間違っている訳ではない。
ただ、私が昔そうしてきてしまったように、
・固定概念を押し付けていないか?
・周りの目を気にするあまり、
子どもの気持ちを無視していないか?と思うのだ。
保育士歴は10年以上だった私が、
約2年前に、療育の仕事に就いてから、
まず、最初に教わったのは、
進撃の巨人スタイルだと、子どもはどう感じるか?ということ。
【実践例】〜大人同士2名ペアで実践〜
①一人は子役で床に座る。一人は大人役で立って普段通りの会話をする。
②子役は床に座り、大人役は前屈みの姿勢(腰を曲げた感じ)で①と同じ会話をする。
③子役も大人役も床に座って、同じ目線で手や背中に触れながら①の時と同じ会話をする。
すると、どうだろう??
これは、本当に
保育や療育に携わる方や、
お母さん達にも実践してほしい。
①は、例え世間話でも
子どもからすると威圧的に感じる。
②は、目線は同じくらいになっても、大人の前屈みのせいで、顔が3D化!?って感じで怖い。
③は、目線が同じ事で安心感があり、また触れてくれることで温もりを感じる。
同じ会話をしていても
明らかに、③の方が
子どもにとって、温かくて優しい雰囲気を感じるのだ。
今、療育の場で働くようになってから
これが当たり前のスタイルで、大人は必ず腰を落とす。
子どもは、大人が思っている以上に繊細、かつ敏感に様々な事を感じ取る。
だからこそ、
まずは子どもと同じ目線で会話をすることを
実践してほしい。
例えば「手を洗おうね」の一言でも、
上から言われるのと、同じ目線で言われるのは
子どもにとって全く感じ方が違うのだから、
不思議だ。
これから少しずつ、療育で学んだ事も
書いていこうと思う。
【ーなんて、続かなかったらごめんなさい笑】
微力ながら、
保育士さんや、子育てに悩んでいるお母さん達に届いて、少しでも何かのヒントになれたらいいなと願って。。。
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