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読書で分かる心の状態

毎日を楽しく過ごしたいはしです。
お気に入りが並んだ本棚の扉を、
開ける瞬間がたまりません。

今日は、読書と気持ちの関係についてのお話しです。
話しにまつわる本も紹介します。

読書と心の関係
毎日、数分でも本を開いて読んでいると、
本・読書の集中の状態で、自分の気持ちや心の状態が分かってきます。

気持ちが穏やかな時や心配なことがない時、
気持ちに余裕がある時には、すーっと、本の世界に入りこんでいきます。

集中するのに時間はかかりません。

反対に、気がかりなことがあると、
本は開いているけれど、目で字を追うだけで、内容が入ってこない。
本の世界に入って行けない、読書に集中できないです。

こんな感じで、読書と気持ちはつながっているように感じています。

読書は安定剤
私は、イライラする時には、無理にでも本に集中しようとします。

待ち合わせで相手を待っている時、病院や美容室での待ち時間。
せっかちなので、待つということが時にストレスに感じることがあります。
まだかなあと思っているより、本を読んでいたら、あっという間に時間が過ぎていたという方が、心の安寧につながります。

読書に救われたこともありました。

家族の闘病中、病院から「家族も一緒に来てください」と呼ばれて受診に付き添うことが何度もありました。
こんな時は、たいていバッドニュースを聞かされるのだから、内心ドキドキします。

順番が来るまでの待ち時間に本を取り出します。
読書をしているその間は、本の内容にできるだけ集中して、他のことを一度頭から追い出すことができます。
短時間でも読書に集中できると、少し心が安定してきます。


どうしても、気持ちが落ち着かずに、内容が入ってこない時には、
何度も繰り返し読んだ本を取り出します。
繰り返し読んでいる本には、お気に入りの部分があります。
好きな個所を読んでいきます。


繰り返し読んでいる本

みなさんも繰り返し読んでいる、手放したくない、
お気に入りの本があると思います。

繰り返し読むことで、本から安心をもらえます。
「これを読むと、落ち着く。このフレーズが好き」とか。

さらに、こちらの状態で同じ本を読んでも、
違った受け止めや深みを感じることもあります。
自分に経験が加わることで、「こういうことを言いたかったのか」
「前はこんな風に理解していたけど、そういう意味もあったのか」と。
2度3度と繰り返し読む楽しさもあります。


本の紹介
2度3度どころではないくらい繰り返し読んでいる本の中から、
2冊紹介します。

日々是好日 森下典子
読むと落ち着きます。
何度も読んでいるのに、いつも新鮮で凛とした気持ちになります。
先生のたたずまい・生き方、静かに淡々とすすむ様が、穏やかな気持ちになります。

霧のむこうに住みたい 須賀敦子
著者のイタリアでの生活、友人・知人・家族との話
イタリアの路地を入ったところに住む市井の人の描写が好きです。
『七年目のチーズ』は、何度も何度も読み返して、人のぬくもり、優しさを感じます。





挨拶文を楽しもう!|蒼 広樹(あお ひろき)@挨拶文を 楽しもう (note.com)
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