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若者より7倍もフェイクニュースを拡散する人

若者より7倍もフェイクニュースを拡散する人
ニューヨーク大学とプリストン大学の研究

世の中には一定数フェイクニュースを拡散する人がいる
一体、どういう人がフェイクニュースを拡散するのだろうか?

オンラインで3500人に協力してもらい、どの世代がよくフェイクニュースを拡散するのか調べた
協力者には、SNSのデータを提供してもらった
データの中には、プロフィール、応援している政党、自身の投稿、フォローしている相手、などが含まれていた

データを分析して、どのくらいフェイクニュースが拡散されているのか、どの世代が拡散しているのか調べた

分析の結果、フェイクニュースを拡散したことがある人は、全ユーザーの8.5%だった

かなり多い数字ではなかろうか?
これだけの人数がフェイクニュースを家訓算しているのだから、世の中からフェイクニュースはなくならないのだろう

そして、世代で見ると、65歳以上の高齢者が一番フェイクニュースを拡散していることが判明した!

その割合は11%であった
この数字は若者(18歳から29歳)の、7倍になる

世の中にフェイクニュースが飛び交っているのは、老人のせいといっても過言ではないだろう
まさしく老害である

年齢以外の要素、学歴、性別、人種、収入などではフェイクニュースを拡散する割合に違いはなかった
(応援している政党では違いが出た)

高齢者がフェイクニュースをより拡散する理由は、二つ考えられる
①認知機能の低下
②デジタルリテラシーの欠如

年を取ると、どうしても認知機能は低下する
情報の真偽を判断する能力が落ちたと考えられる

高齢者は若者に比べて、デジタルの知識が薄い
よく分からないままネットの情報に騙されている可能性がある

高齢者は今一度、フェイクニュースを拡散していないか確認する必要がある
これから年齢を重ねる人は、最新のデジタル情報を見逃さないようにしたい

フェイクニュースを拡散しないように、気を付けたい

あなたは、この記事が真っ赤な嘘じゃないと言い切れますか?

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参考文献
Less than you think: Prevalence and predictors of fake news dissemination on Facebook
https://www.science.org/doi/10.1126/sciadv.aau4586

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