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ハチミツは健康にいいみたいだが、結果が微妙だった

ハチミツは健康にいいみたいだが、結果が微妙だった

ハチミツはビタミンやミネラルが豊富で、腸内環境の改善や免疫力の向上など、さまざまな健康効果が期待されています。
喉のケアにも使われていることが多いです。
しかし、ハチミツの主成分は糖質です。本当に健康に良いのでしょうか?

トロント大学の研究チームが、ハチミツの健康効果に関する18件の研究を集めて、メタ分析を行いました。
参加者は1105人で、ハチミツを1週間に5g~125gの範囲で摂取していました。
使用されたハチミツはほとんどがポリフローラルのハチミツでしたが、クローバー、ロビニア、レンゲなどの単一の花の蜜のものも使われていました。

分析の結果、ハチミツを摂取すると空腹時血糖値、肝酵素(ALT)、総コレステロール、LDLコレステロール、中性脂肪が減少し、HDLコレステロールが増加するなど、健康的な変化が見られました。

つまり、ハチミツを食べることで、血糖値や脂質代謝が改善されるのです。

一方で、ハチミツ摂取によりIL-6やTNF-αなどの炎症性サイトカインが増加することも明らかになりました。
つまり、ハチミツにはデメリットも確認されました。

ただし、この研究結果からハチミツを積極的に摂取すべきだと結論付けるのは早計です。

今回の研究結果は、メリットもデメリットも大きくありませんでした。

健康効果があるのは間違いないですが、進んで食べるほどではない結果でした。
砂糖の代替品としてハチミツを活用するくらいがよさそうです。

ハチミツには独特の風味があります。
風味を活かしつつ、砂糖の摂取を控えたい時に、上手に取り入れていくのがよさそうです。

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