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歯ぎしりは食物繊維で改善するかも!?

歯ぎしりは食物繊維で改善するかも!?
岡山大学やノートルダム清心女子大学などの研究

日本人の歯ぎしりを経験している割合は以下の通りである
18歳から29歳では8.2%
30歳から39歳では11.5%
40歳から49歳では10.5%、
50歳から59歳と60歳以上では4.6%

年代にもよるが10人に1人くらいは経験しているらしい
歯ぎしりをすると、歯が欠けたり、歯周病の悪化、顎が疲れたり、こめかみが痛くなったり、睡眠の質が低下する
歯ぎしりはないに越したことはない

デメリットだらけの、歯ぎしりは食物繊維の摂取量が関わっているらしい

学生を対象に歯ぎしりに関するアンケートを行った
歯ぎしりをよくする人と、歯ぎしりをまったくしない人に分けて、過去1ヶ月間の食事を調査した

結果、歯ぎしりをしている人は、食物繊維の摂取量が少なかった
対して、歯ぎしりをしてない人は食物繊維の摂取量が多かった

20代の食物繊維の摂取量は、男性が11.3g、女性が10.7g
歯ぎしりをしている人は、男性が9.9g、女性が9.8g
歯ぎしりをしていない人は、男性が11.7g、女性が10.8g

食物繊維を摂取すると睡眠の質が改善することが分かっている
また、先行研究によると、歯ぎしりは浅い睡眠の時に起こっている
食物繊維を摂取することで睡眠の質が上がり、浅い睡眠が減ることで歯ぎしりをしなくなるのかもしれない

あくまで相関関係なので詳しいことは不明だが、食物繊維は腸内環境を整えたり、体内の炎症を減らしてくれるので、アンチエイジングや美肌に有効である
歯ぎしりを抜きにしても積極的に摂取したい

厚生労働省の食物繊維の摂取の目標は1日あたり、男性は21g以上、女性は18g以上
現代人の推定摂取量は14g前後なので、目標には到達していない
積極的に摂取しないといけないだろう

全粒粉、豆類、野菜、フルーツ、キノコ、藻類などに食物繊維は多く含まれています

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参考文献
Nutrients Associated with Sleep Bruxism
https://www.mdpi.com/2077-0383/12/7/2623

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