のりひこ君

真面目に、時にはゆるく、税務と労務のお役立ち情報を発信しています。 のりひこ君と助手に…

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真面目に、時にはゆるく、税務と労務のお役立ち情報を発信しています。 のりひこ君と助手による痛快noteをよろしくお願いいたします。

最近の記事

#13 税理士試験 たまには休息も・・・

3月 3月をもって、一般クラスでは、一通りの学習項目が終了する。 4月からは、改正項目や答練に入っていくらしい。 何だか、進級するみたいで楽しみだ。 また、3月は、税理士試験予備校のカリキュラムが、「確定申告時期休み」ということで、1週間授業がない。 この時期、どの税理士事務所でも繁忙期を迎えるため、このような休みがあるのだ。 とは言え、無職の私にとっては、純粋に休める期間である。 それに、3月の授業項目は、工事進行基準や合併分割など、難しそうなタイトルだった割には、やっ

    • 従業員退職金の損金算入時期

      従業員さんへの退職金は、いつ、どのような要件を満たせば、損金の額に算入されるのでしょうか? この論点、意外に奥が深いので、以下に役員退職金と比較しつつ、ご説明致します。 詳細は、以下に掲載しています。 (なお、当事務所のオフィシャルサイトはこちらです。)

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      • 相続時精算課税適用者の相続時精算課税適用前の、暦年贈与財産の生前贈与加算適用範囲

        相続時精算課税適用前の暦年贈与財産についての、相続開始時における相続税計算の生前贈与加算について、ご説明いたします。 祖父A、子B、孫Xがいたとします。 ・R8年に祖父Aが孫Xに110万円を暦年贈与し、 ・R9年に祖父Aが亡くなったとします。 この場合、相続開始時に子Bが生存しており普通に相続人となり、孫Xが遺贈により財産を取得していないのであれば、この110万円は、孫Xの生前贈与加算の対象となりません。 また、暦年贈与の110万円の基礎控除により、贈与税も発生しません。

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        • #12 税理士試験、辞めていく人たち

          2月 酒税法は、完全に辞めてしまった。 簿財に集中! 私は、2コースとも、初学者用の一般クラスだった。 この時期になると、受講生の人数はスタートの時と比べると半分くらいになっていた。 みんな、どこに行ったのか? ・完全に税理士試験を辞めた人 ・私の酒税法みたいな感じで、科目を絞った人  (例)財表をやめて、簿記に集中 ・WEBコースに変更した人 もいるのであろうが、O校では、他クラスへの変更が可能であった。 例えば、簿記論であれば、 ・月木の夜間 ・火金の午前 ・日曜の午

        #13 税理士試験 たまには休息も・・・

          #11 酒税法リタイア 税理士試験撤収の判断

          2月 1月から酒税法をスタートした。 勉強内容自体はすごく楽しいし、比重としては、簿財の余り時間で勉強をしているつもりだが、目に見えて、簿財の完成度が下がっていく。 まだ、酒税の授業は3回しか行っていないが、早くも潮時なのかもしれない。 4回目の授業、欠席。 5回目の授業までには、4回目の補講を配信で見ようと思っていたが、結局はずるずると行かなくなってい、5回目、6回目も、欠席。 7回目の授業の前に、4~6回目の授業の資料を、取りに行った。なんとも情けない気分だ。

          #11 酒税法リタイア 税理士試験撤収の判断

          #10 酒税法の授業風景

          1月 酒税法の授業が始まった。 酒税法は、1月からスタートなのに週1回の授業。 ただ、生の授業を受けるには、電車を乗り継いで大阪校に行かねばならない。 簿記論と財務諸表論も追いついていないのに、こんなことしてていいのだろうかと背筋が寒くなりつつも、第1回目の授業。 授業を受けて色々とびっくり。 ・まず、受講生の年齢層が全く違う。   簿財は、平均年齢25歳くらい。たまに年配の人もいるが、一番多いのは大学生や20代前半の会社員だった。   酒税は、平均年齢40歳くらい。

          #10 酒税法の授業風景

          #9 窮地にて、ミニ税法申し込み。酒税法・・・。

          1月 実は、私、「2年5科目パック」なるものを申し込んでいる。 つまり、1年目に3科目合格し、2年目に2科目合格する計画。 よって、9月から簿記論と財務諸表論をスタートしていたが、1月からは新たにもう1科目追加する。 実は、受講を開始する前から、上がり手は、簿、財、所、住、酒 と決めていた。 1年目に、簿、財、酒 に合格、 2年目に、所、住 に合格。という計画である。 よく実務で役に立つ税法ということで、 ◎法人、消費 〇所得、相続 △住民、事業 ×国、固定、酒 みたい

          #9 窮地にて、ミニ税法申し込み。酒税法・・・。

          #8 不合格通知(税理士試験)

          12月 財務諸表論の受講生で、9月から簿記論の上級コースを受講している人がいた。 つまり、彼は前回簿記論を受験したものの不合格であろうと思い、9月から簿記論の上級コースと財務諸表論の一般コースを受講しているのだ。 そんな彼が、いつになく暗い表情をしている。 「受かってないと思いつつも、ひょっとしたら・・・と思ったりもしてて、やっぱり不合格の通知が来たらショックなんすわ・・・」 まぐれ不合格はあるが、まぐれ合格などないのであろう・・・。 税理士試験の辛さの一つが、一年に一回し

          #8 不合格通知(税理士試験)

          ホームページ(繰延資産の耐用年数)

          ホームページの作成費用は、原則として納品され公開された時の属する年(法人であれば事業年度)の必要経費(法人であれば損金)に算入することになります。 ただし、 ・高度な機能を有するものは、無形固定資産(ソフトウェア)として、耐用年数は5年となります。 ・その支出の効果が、支出日以後一年以上に及ぶと認められる場合には、繰延資産として償却することになります。 さて、この繰延資産になる場合の、耐用年数は何年でしょうか? 「繰延資産」に該当する費用は、国税庁のHPでも公開され

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          ホームページ(繰延資産の耐用年数)

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          #7 簿記論 点数が取れない

          11月 税理士の勉強に専念して、2か月。 簿記論も財務諸表論も、授業では特にわからないことはないものの、ミニテストや月例テストだと、点数が取れない。 勉強の詰めが甘い。つまり、実はしっかりとは理解できていないのだった。 簿記論の先生曰く、 ・簿記論の項目は、1つ1つはそれぞれ別々のように思える。 ・しかし、実はジグゾーパズルのように、つながっている。 この説明の意味が、少しわかり始めた。 理解が緩いと、他の項目に進んだ時に、ぐらぐらっと足をすくわれる。 こんな調子じゃ

          #7 簿記論 点数が取れない

          #6 簿記論と財務諸表論の合格までに必要な勉強時間

          10月、 9月から簿記論と財務諸表論を同時にスタートしているが、授業についていくのがやっとで、成績はのびない。 そんなある日、とある受講生と、予備校の先生との会話を耳にした。 「先生、もう、私、アップアップです。全然、勉強が追いつきません。皆さん、すごい勉強してますけど、大体、どれくらい勉強しないといけないんですか?」 「簿記と財表を同時に勉強している人だと、一日10時間くらいかと思います。」 「そうそう。それくらいですよね。は~・・・。私そんなに勉強できないし・・・。それ

          #6 簿記論と財務諸表論の合格までに必要な勉強時間

          #5 財務諸表論の理論の勉強② 理論暗記の方法(理解or暗記 どっちが先?)

          税理士試験の、財務諸表論の理論の勉強について、テキストを丸暗記しなければならないという衝撃のお言葉を、受験予備校の先生から告げられ、呆然としてしまったが、 税理士試験を受けようと会社まで辞めてしまったし、後戻りはできない・・・ 財務諸表論は税理士試験の必須科目。避けては通れないのだ。 後々思い知らされることだったが、確かにそうだった。 理解していても、試験で問われたら、限られた時間の中で文章で答えなければならず、暗記していなければ、到底間に合わないのだ・・・。 しかし、財

          #5 財務諸表論の理論の勉強② 理論暗記の方法(理解or暗記 どっちが先?)

          #4 財務諸表論の理論の勉強① どこまでしないといけないのか?

          月例試験の結果にがっくり・・・ しかし、試験の返却とその解説の後、間髪入れずに授業は進む。 財務諸表論では理論がスタート。 これは、なかなかに楽しかった。 普段、簿記論は計算ばかり。財務諸表論でも計算がメインだったので、それから少し離れたようで、真新しい新鮮さを感じる。 しかし、理論のミニテストでは、全く歯が立たない。 テストで問われても、実際には、書けない。つまり回答ができないのだ。 う~ん。 財務諸表論の理論の勉強って、どうすればいいのか。 勉強方法がわからず、とり

          #4 財務諸表論の理論の勉強① どこまでしないといけないのか?

          #3 税理士予備校の現実

          さて、O予備校に通い始めた私。 仕事も辞めたし、完全に専念で受験勉強をすることに・・・。 緊張したおももちで通い始めた。後戻りはできない・・・。 簿記論のクラスは30名ぐらい、財務諸表論のクラスは25名くらいいた。 私と同じ脱サラ組の人が3名いて、何となく仲良くなった。 この4人、私も含め、みな、おっさんである。 とはいえ、結婚をしているのに仕事もせず勉強専念だったり、中には子供がいる人もいた。 こちらの境遇も自慢できるものでなければ、相手もおそらくそうであろうことから、

          #3 税理士予備校の現実

          社会保険労務士試験は運ゲー?!の巻【奇祭?調査祭後編】

          そして労一へ。 まさかの、全問調査名称しばりでした。いわゆる、「労働力調査」「賃金構造基本統計調査」などと言った厚労省が行っている調査たちのことです。 一問のミスが他に影響してしまう恐ろしい出題形式。 結論から言うと、0点が多数いたとかいないとか、、、 かく言う私も、二問しか確実にわかるものがありませんでした。 中に「五年ごとに行われる調査」的な記載があり、同じ五年ごとの「国勢調査」を語群に混ぜてくる始末。その年が該当年でしたので意地悪なトラップです。 今から思えば「国勢

          社会保険労務士試験は運ゲー?!の巻【奇祭?調査祭後編】

          社会保険労務士試験は運ゲー?!の巻【奇祭?調査祭前編】

          あれほど色々と犠牲を払ったにもかかわらず、合格に至らなかった結果を受けて、激しい悔しさと僅かな開き直りの精神が入り交じりながら三年目に突入しました。 三年目にして社労士試験の傾向と対策がじんわりみえてきました。 社一や労一のような二軍科目が、真面目に勉強してきた受験生を一蹴するということです。 そんなわけで、この年は趣味にも時間を割き、人間らしく生活しよう、と決めました。それでも、あの悔しさをバネに背水の陣と心に刻み、毎日机に向かいました。 秋、冬を過ぎ、春頃から一般常識

          社会保険労務士試験は運ゲー?!の巻【奇祭?調査祭前編】