見出し画像

#3 税理士予備校の現実

さて、O予備校に通い始めた私。
仕事も辞めたし、完全に専念で受験勉強をすることに・・・。

緊張したおももちで通い始めた。後戻りはできない・・・。

簿記論のクラスは30名ぐらい、財務諸表論のクラスは25名くらいいた。
私と同じ脱サラ組の人が3名いて、何となく仲良くなった。
この4人、私も含め、みな、おっさんである。
とはいえ、結婚をしているのに仕事もせず勉強専念だったり、中には子供がいる人もいた。
こちらの境遇も自慢できるものでなければ、相手もおそらくそうであろうことから、このあたりのことはお互いに聞かないのが暗黙のルールであった。
刑務所とかって、こんな感じなのかな・・・と思ったりもした。

他には、大学生と思しき人たちや、若くてアルバイトでもしながらなんだろうな~といった方、おそらく専業主婦・・・
といった感じで、いろんな境遇の人たちがいた。
このあたり、税理士試験らしいメンバー構成だなと思った。
友人関係を増やす人もいれば、まったく誰ともしゃべらずという人もいた。私は、その中間くらいで、30名のうちうっすら話す人が5人くらい・・・。

授業は、簿記2級合格の私としては、ついていけないこともないレベルでちょうどよかった。
今までの人生でこんなに勉強したことない、というくらいに勉強した。
わからないことがあると、先生に何度でも聞きに行った。
O校の先生は非常に熱心で、わかるまで何度でも何度でも、懇切丁寧に教えてくれた。

さて、9月からこんな生活を送り、一か月がたち月例の模擬試験。
この延長線上が、本番の試験。この月例の試験も気合十分で臨んだ。

簿記論の試験、自信があったものの時間がカツカツになってしまい、少し間違えたのではと不安になった。
財務諸表論の試験、熱心な先生にのおかげもあって、しっかりとした仕上がり!


次の授業。答案返却。
税理士試験は、大体、上位10%が合格となる試験だが、O校の試験で上位30%に入っていれば、合格圏内とされている。
私の模擬試験の結果は、
簿記論が65点で下から10%(平均点86点)、財務諸表論が72点で下から30%(平均点78点)・・・。

何故こんなことに・・・ (; ̄д ̄)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?