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明日から使える褒め方3選

いきなりですが、子供たちを褒めるには理由がいくつかあります。
①モチベーションを高める
②自己肯定感や自己有用感を高める
③「見てくれている」というメッセージ
④褒める行為そのものがコミュニケーションなど
今日はその褒め方について私が日頃から実践していることを載せます。

実践①全体褒め・全体での個別褒め

これは、クラス全体で褒める場面や成長が見られたときに行うものです。これはどの先生もやっていることと思います。「全員に拍手!」「今日はみんなよく頑張った。感動した!」などクラス全体の成長をみんなで分かち合うのに効果的です。行事が一区切りしたときによく使うでしょうか。
全体での個別褒めは、例えば授業中に「○○さん、背筋がピンと伸びていてすてきですね」など全体の場で個別に褒める手法です。これは、一見よさそうに見えますが、全体で褒められるのが苦手な児童もいます。なので、使いどころが非常に大事になってきます。けれど、そういった子に対しても、ちゃんと「先生見てるよビーム」を出したいときに使えるのが次の実践です。

実践②人づて褒め

簡単に言うと、本人直接言うのではなく、第三者を介して伝える方法です。これは、ウィンザー効果と呼ばれ、直接言うよりも本人に大きな影響を与え、信憑性も増す効果があります。
例えば、Rさんを褒めたいと思ったら、第三者のQさんを相手にRさんを褒めます。そして、Qさん経由でRさんの耳に入るようにするのです。
こうすることによって、直接言われるのは恥ずかしい子でも、友達を介してその話を聞く分には、悪い気もしないと思います。こういっ方法で私見てますよビームを送ることもできます。それでもやっぱり直接伝えたい!という人は次の実践が効果的です。

実践③すれ違いざま褒め

これは、廊下や階段などですれ違った際に、「○○さん!あの授業の発言とてもよかったよ!助かった!」などを伝える手法です。これは、直接本人も言え、時間もかからず、何より直接本人を呼ぶことをしないでコミュニケーションも取れるので、結構多用しています。そしてこれは、他のクラスの子供たちにも使える手法なのでどんどん使ってほしい技術です。

以上が私が日常的に使っている褒め方です。どんな言葉をかけたらより効果が得られるのかはいつかのnoteで書こうと思います。

ぜひたくさんの人に読んでもらえるとうれしいです。



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