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【日記を捨てる・2冊目】1989年(平成元年)・中1少女の頭の中

こんにちは~
見切り発車で始めたこのチャレンジ。
さっそく、元号と西暦と年齢と学年の記憶があいまいで混乱してます。
中1=89年=平成元年=昭和64年で合ってるよね?!
(最初がズレたらずっとズレてくやつ~!)
手帳の終わりのページ前にある「年齢早見表」が助かる。


さて、2冊目・・・・

また「NINJA・KID」です。ファンシーな絵柄がたまらん。


なんてこと!日記だと思ってたら丸々1冊のオリジナル少女小説でした!

1冊目の最後数ページで唐突に始まったアレです。
限りなくノンフィクションに近いフィクション。
今となっては、どこまでが妄想でどこまでが事実かわからない(笑)

・1作目「あたしのバレンタイン日記」
バレンタインの1日に起きた騒動をひたすら描写したもの。
誰が誰にチョコ渡すとか渡さないとかあーだこーだ大騒ぎ。

あとがき
これはわたしのまわりでおこったことをもとにしました..
だからこのことってほとんど実話です
このお話はまだまだつづくとおもいます.たぶんあたしが生きていて.ないたり.わらったりの青春をおくるかぎりね

ペンネームは「池田えりな」ってなってる。たぶん、コバルト文庫・漫画家マリナシリーズの影響←主人公名確か「池田マリナ」だったし。どんだけ好きなのよー。


・2作目「あたしの もしかして恋!!日記」
・・・・。
これ読む前にひと休憩したよね。も~恥ずかしくてたまらん!
しかし、登場人物たちが生き生きと動いている様子を想像してみると、
ノスタルジックなキュン♡かもね~ エモきたぞこれ。

1作目のバレンタインの日の話は、友人の告白を見守るポジションだったのに対し、2作目ではいよいよ自分にも恋の気配・・・・
「中1の初恋」って字面だけでキュンでは?!
しかもその想い人はまもなく転校しちゃうんです。エモエモのエモです。

ほんとなの
あなたが転校するなんて
うわさでしょ
あたしにはじめてやさしくしてくれた
やさしくて
たよりがいがあって
でもちょっとまじめすぎのあなた
すきになりかけてたんだよ
そんなのやだ
うわさでしょ?そんなこと
すっといっしょにいたい
あなたのすがたをみていたい
それなのに
あなたがいなくなるなんて
すきになりかけてたのに

(えりなのつぶやきノートより)

「つぶやきノート」が何なのかはわかりませんが、たぶんこのノート以外にネタ帳的なノートがあったのでしょう。そちらはとっくに捨てたようだ。

作中に突然、ポエムを吟じるポエムパートがある創作スタイル、当時の時代の風潮だったのでしょうか。
自分は、みつはしちかこ先生の「小さな恋のものがたり」から影響を感じますね。

この作品、後半から日付が記載され出し、もうこれ小説じゃなくて日記でいいんじゃない??というありさま。

土曜日に授業があった時代。
3月10日「3年生を送る会」というレクレーションが体育館で行われ、舞台で出し物のクイズを出題する想い人を、必死にぼやける視力で見ようとしてるシーンがあります。
確か自分は中2からメガネをかけたのですが、どうやらこの中1の3月時点で相当目が悪くなっていたのでは。

〇バツクイズの出題
「今年、山瀬まみが出したCDは、親ゆび姫である、〇の人は立って下さい」
・・・・時代を感じます。答え全くわからなーい!後で調べてみよう。


1作目はいちおう完結して「あとがき」まで書いてあったのに、2作目のフェードアウトぶりったら。。。飽きたのかな。

今回のノートで意外だったのは、自ら、「青春」「青春の1ページ」と言って青春を意識してたこと。
「中1の青春」これまた字面だけでキュン。

以上!2冊目終わり。

裏表紙。
この「ニンジャキッド」ってキャラクター、気になって検索したけどヒットしないなあ。
1ページ毎に下部分が漫画になってて、クロスワードや迷路もあったり遊べるノート。

3冊目、次回はサンリオ・BIBINBAのノートです。
この「ビビンバ」というキャラ、どうやら、「消えたサンリオキャラクター」となってるようで。
日記の中味よりノートのレア度が気になる。

それではまた~

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