高すぎるハイブランドと安すぎる名も無き物達
何の変哲もない、余った安い生地で作った自分用のトートバッグである。
接着芯には、業務用の固くて厚めの物を使用している為、割としっかりとした作りとなっている。
しかしこのバッグを売りに出したとしても、激安バッグとしか扱われないだろう。
では、これを合皮で作成したらどうなるか。
これもまた、お安いバッグの仲間入りだろう。
ではこれをルイ・ヴィトンのナイロン生地で作成したらどうなるだろうか。
うん十万の売値となるだろう。
何故ハイブランドはそんなに高値で販売することができているのか。
ハイブランドは縫製がしっかりとしているから。
それはそうかも知れないが、じゃあ同じことをしたら高く売れるのか。もちろん売れるはずがない。
ブランド価値があるから。
そう。だからあれだけとんでもない値をつけることができる。それは、おそらく実態からしたら高すぎる値段がついているはずだ。
では、その他のちゃんと作られたバッグはどうだろうか。実態からして、妥当な値段がつけられている?
1から作ったことのある人ならわかるかと思うが、服もバッグも、普段当たり前に使用しているし大量に販売されているからわかりにくいが、相当に大変な工程を経て作られている。
実はそっちが安すぎるのでは…?
思いきって高く値段設定していけるといいですよね。
高すぎるハイブランドと、安すぎるその他の名も無き物達でした。
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