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告白「BARのあれこれ」

日々素敵なカップルがいらっしゃる”バー”。デートで使うことで高いポテンシャルを発揮する特殊な空間について、現役プレイヤーの僕からのささやかな本音を。

・素敵なカップルから貰う元気

・バーテンダーとゲストの恋愛発展は?

・バーは無言の告白場



素敵なカップルから貰う元気



「デートでバーをご利用されたことってございますか?」



本当に絵に描いたような素敵なカップルの方々がよくいらっしゃるんです、うちのお店は。そして、そういった方々は僕たちに対してもとても親切にしてくださります。人としてものすごい差を感じる瞬間ですね笑。



昨夜もご旅行でいらっしゃったカップルがいました。多分20代前半?後半だったとしても26、27歳くらいだったと思います。



ま、このカップルがですね、それはそれは素敵でしてね。話していて僕がほっこりしてしまうくらいでした笑。美男美女、容姿端麗、彼氏はさわやか、彼女はポップな雑誌のモデルのようなキャッチーな笑顔の持ち主でした。



日々、こういった幸せなカップルと接していると少しだけその気持ちをお裾分けしていただいているようで嬉しくなりますね。



バーテンダーとゲストの恋愛発展は?



「ところで、nicccyさんは彼女いないんですか?」

僕ですか?いないんですよ。



「そうなんですね。でも、この仕事してたらモテますよね?」

そう思うじゃないですか?僕も当初はそう思ってました笑。ただですね、現実は甘くないですね笑。いつでもLINE交換できるようにスマホの充電は完璧にしてあるんですけどね笑。



「連絡先を聞かれたこととかは?」

ほとんどないですね笑。付き合いが長くなってきた時に交換することはありますけど、初見や浅い付き合いの人からは一切ないですね。あ、いつでも聞いてくださって構いませんよ。常に連絡先、開放しております笑。



「逆に聞いたことはありますか?」

それがですね、ありますね。先述しましたが付き合いが長くなった際は気軽に聞くことが出来ますが、初見ではなかなか難しいものです。ちなみに初見で聞いたのは過去にふたりだけですね。そのふたりとは必ずもう一回会いたい、会えなかったとしたら人生の損失だと思ったので。もちろん異性です笑。



「ぶっちゃけ、ゲストとの恋愛はありですか?」

それはもちろん”あり”ですね。僕は仕事とプライベートの境目が曖昧なタイプの人生を送っているので。実際現在の交友関係もすべて職場がベースとなっています。社会人になって交際した方はすべて関係者です。



「羨ましいとか思わないですか?」

羨ましいですか・・。そうですね。ま、思ってますよ笑。でも、変な焦りや焦燥感みたいなものはないですね。今が充実しているからですかね。毎日仕事にプライベートにバタバタしているので。ま、もし叶うのなら”誰か僕をどっかに連れてって”って感じではありますね笑。



バーは無言の告白場



「バーでするデートってなんかお洒落ですよねー」

そう思っていただけて光栄です。きっとですけど、居酒屋さんやダイニングさんよりも少しだけ非日常的な空間であることがお洒落に感じる部分なのかなと思います。あとは、”バー”って言葉の昔からの印象ですね。”大人””高級””恰好いい”みたいなキーワードがイメージの中心になっていると思うので。



「バーでデートすることで生まれるものって何かありますか?」

大人な質問ですね笑。いったいおいくつの意見ですか?笑(ちなみに僕の設定では23歳、大卒フレッシュマン的な人笑)そうですね。”親近感とちょっと意識しちゃう気持ち”ですかね。例えばカウンターで横並びで座って会話をする場合、自然とお互いの距離が近くなります。向かい合わせで座るテーブル席との決定的な差です。今だったらスマホの画像とかを見せ合ったりする機会も多いのでその際に肘が触れたりしたら思わず「あ!」ってなったりするんですよね笑。(見てての想像。経験ではない笑)なので、カウンターでのデートを僕はお勧めします。



「僕なんかがデートで”バーに行こう”なんて言ったら恰好つけてるように思われないですかね?」

いいじゃないですか?恰好つけた場所って思ってもらえる方がいいと思いますよ。そういった場所へ誘われるってことはつまり”そういうこと”ですからね笑。間接的に告白しているようなものです。言葉は悪いですが、興味ないどうでもいい人だったら別にどこでもいいじゃないですか?笑何ならちゃちゃっと帰りたいくらいに思うはずなのでゆっくりできる場所へは行かないですからね。その部分は相手にも伝わっているはずです。



総じて、バーは異空間なんです。そして、デートに関して言えば、



「誘っただけである程度伝わる」

「誘われただけである程度伝わる」



何をと言えば、それは「あなたに興味がありますよ」「私に興味あるのかな?」ということです。




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