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好きなことを仕事にするのは「辛くて楽しい」

(読了時間:約2分)


「好きなのにどうしてこんなに辛いんだろう・・」



「てか本当に好きなの?」



「やりたいことなの?」



仕事をしていると数々の疑問が自分の中に工場でもあるかのようにたくさんつくられていきます。



「辛くて楽しい」



この言葉に共感できる要素があるか、

この言葉を聞いて心臓が少しでも動いたか、



これが「好きなことを仕事にしているか」の答えだと思います



「好きだから辛い」

「好きだから楽しい」

「好きだから辛くて楽しい」



合ってるような間違っているような曖昧な方程式ですが、僕は妙に納得できてしまいました。



そんな昨夜のハイライト。



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昨夜、昔からよくしてくださっていますご夫婦が久々にご一緒にご来店されました。



「美男美女」

「酒飲み」

「〆に家系ラーメン」



似ても似つかわないフレーズがハッシュタグになる、何とも不思議な、でも品のある素敵なご夫婦。



旦那様は社交ダンスのスクールとそれにまつわるイベントをしている会社を運営されています。



いわゆる「経営者」「社長」です。



奥様は一般企業で務めていらっしゃいます。



奥様は日々の多忙さを語る旦那様のとなりでこう言いました。



「私は仕事でやりがいや楽しみを感じたことがありません」

「仕事を楽しいとかそういった感情でするものだっていう考えがまずなかったんです」




奥様の両親は公務員。



日々の仕事を淡々とこなし、家に帰ってきたら晩御飯の準備。



家族水入らずの夜を過ごす平日からの、土日の一日平和感。



もしかしたら”平穏”にいると一部の感度が鈍るのかなとも思います



逆に”多忙”にいるとそれ以上に感度が鈍る気がしますが笑



書類整理が終わらない日、旦那様は帰宅が朝方になることもあるそうです。



時にはお昼を過ぎる日もあるとか。



結婚当初、奥様は朝3時を過ぎても帰ってこない旦那様のことを、



「もしかしたら飲みすぎて誰かに絡まれているのではないか」

「どっかで倒れたのではないか」

「事件に巻き込まれたのではないか」



と心配になり、何度も警察に連絡をしたそうです



「そちらに何かのトラブルで〇〇という人は行っていないでしょうか?」



って。



このエピソードを聞いたとき、



「本当に仕事をしているのか」



って疑っている奥様がその時いたわけですよ。



「こんな時間まで働くわけない」

「さすがに遅すぎる・・」



僕も話を聞いたらそう思いましたが笑、本当に多忙な時期は寝る時間もままならないそうです。



そんな旦那様をいちばん近くで見守っていた奥様のひとことが、



「好きを仕事にするっていうことは辛くて楽しいんですよね」



言葉だけこうして文面でみれば皮肉にも取れますが、ものすごく理解のある、そして心から寄り添っているからこそのひとことだなと思いました。



そして、僕は経営者でもないですが、好きな仕事をするってことは楽なことばかりじゃないってところは何となく感じてはいます。



特に思うところは、

「時間はつくらないといけない」

(労働→消費→睡眠→労働・・のサイクルから抜け出すために)


「ナイトワークは人間が健康にいきていくサイクルに反している」

(もともと昼行動物なので)


「午前中という時間を捨てなければいけない」

(ラジオ体操もいけない←行かないでしょ?笑)



自分でわかっていて選んでいるので後悔も何もないですが、「辛くて楽しい」って言葉はどうも気になる、そして胸に刺さるひとことでした。



そして思ったことはですね、



「さらに好きなことをしていこう!」



ということです。



仕事はひとつじゃなくていい。

やりたいことはひとつじゃなくていい。

どうせ「辛くて楽しい」のなら別にどれだけ活動的であったって一緒



さ、昼寝する予定でしたがやめて動きます!

(こういう瞬間的なモチベーション、大切にしていきましょう(*''▽''))









「浮気とかは心配していませんでした」







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