素直でいられる処方箋をください
「素直」ってどうしてこんなに難しいんでしょうかね。ただ、純粋に自分に従えばいいだけなのに。今、地元札幌でやっているお祭りを題材にして書きました。
・お祭りに行く人の参加資格
・”人の流れに乗っからない”ことのイケてる感と本音
・素直になれない嘘つき坊や
お祭りに行く人の参加資格
札幌は夏前の一大イベント「神宮祭」で盛大に盛り上がってますね。
今日は土曜日ということもあって、もう既に会場は賑わっていると思います。
ところで、お祭りは好きですか?そうです。屋台が沢山でてるやつです。
僕ですか?そうですね。好きっちゃ好きですね、でも、苦手です。
何故かって?お祭りって、基本ハッピーな人が行くところじゃないですか?笑友達、恋人、家族と一緒に・・・。
一人で行くにはちょっとリア充感が強すぎてきついんですよね。あそこは人生を謳歌している人が行く場所。僕みたいに気軽に「行こうよ!」って誘う人もいなければ、一緒に行きたいって思える人もいない奴は「行ってもなー」って感じです。
そして、行ったら行ったで楽しそうにしている人たちが「これでもか!」ってくらいいるわけですよ?それ、結構響くんですよね、自分。心にグサッと刺さる。
「あ、普通はこうやって誰かと楽しむものなんだ」「楽しめたこと、あまりないな」「あ、今、一人だ」とか勝手にニコ動みたいにテロップが流れてくるんです笑。
何もしてないのに、急に悲しくなりますよね。
”人の流れに乗っからない”ことのイケてる感と本音
あ、僕の家は札幌の街中徒歩数分の場所にあるんですけど、神宮祭が開催されている時期はお神輿が街を回るんです。ピロピローって鳴る笛と太鼓の音。「お祭りだ!」って一撃でわかる使い古されたメロディーを奏でながら。
その音をBGMにnoteを書いたりしてる自分がちょっと好きだったりします。
え?暗すぎじゃないですか?って?
暗いですかね?笑根っからの明るいタイプではないのはわかってはいるんですけど。
なんていうか、その、みんながワイワイ楽しくしている傍ら、淡々と日を浴びずに作業しているこの感じがたまらなくイケてる気がするんです笑。イメージはフィルム映画の主人公の小説家みたいな感じですかね、わかりずらいですね笑。
街の喧騒の中、取り残されたような気になる。ホントは寂しいし、遊びたいし、誰かと一緒にいたい、でも、そんな人もいないし、そんな資格もないような気がしてくるから賑やかな音色にカーテンをして部屋の隅っこで本を読むみたいな。
こんな感じ、僕、よくしますよ笑。
昔っからこういった、「”あえて”行きたい、居たい場にいない、欲しいものに触れない」みたいな禁欲チックなことはやってましたね。
素直になれない嘘つき坊や
話は飛びますが、小学生の頃、僕の家族と親戚とでスキーに行った時。上手に滑れなくて、言われた通りに出来なくて悔しくて、ずっと自分にイライラしてたんです。
そんな気持ちのままお昼になって、ロッジの食堂で食事をとったわけですが、みんな寒いしあったまりたいからだいたいラーメンとかそばとか汁っけのあるものを頼むんです。
でも、僕はひとりだけ汁のない焼きそばを頼みました。理由は、「こんな何も出来ない自分があったまる必要なんてない。贅沢だ」と思ったから。
本当はラーメンが食べたかったのに・・。
ね?くだらない話ですよね?笑付き合わせてすいません。小さい頃からどこか変なプライドや譲れない境界線が自分の中であったんです。一丁前に生意気な子供だったんですよ。
ホントはラーメンが食べたいのに我慢する。それを親には「焼きそば、美味しそうじゃん!」とか嘘ついてまで。本音は絶対に言わなかったですね。ひねくれてると思われたくなかったんでしょうね笑。
祭りの話に戻れば、ホントはお祭りだって好きだし、そこに誰かと行きたいんですよ。はっちゃけたい、たこ焼き食べたい、林檎飴も買いたい、型抜きや射的もしたい。
でも、口では「興味ない」とか「ガヤガヤしてるところ苦手」とかありそうな理由を並べてきました。結果、みてください、自分、ホントにひねくれました笑。
素直でいられる処方箋ってどこにありますか?
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