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歌詞のようなもの#3

「紫色の景色」(仮題)

明かり一つ見えない 息一つ聞こえない
僕は異邦人
影一つ見えない 何一つ話せない

寝静まった夜 よく晴れた空
時間が止まってるみたいだった
耳に入るは警告者の声
味方がいなくなったみたいだった
あぁ思い出せないや

泣けど泣けどもあの日の後悔は
ホコリを被らないでいる
描けど描けどもあの日の後悔は
尽きないようだな

星一つ見えない
まだ光が届いていないだけだろうか

廃れきった街に よく似合う僕
同化しているみたいだった
あぁ抜け出せないや

掃けど掃けどもあの日の後悔は
何食わぬ顔のままでいる
裂けど裂けどもあの日の後悔は
ただ濃くなるばかり

目を閉じて見える景色は紫色

泣けど泣けどもあの日の後悔は
ホコリを被らないでいる
描けど描けどもあの日の後悔は
尽きないようだな
だけどだけどもあの日の後悔は
大切な僕の一部

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