にぼしれもん

音楽、読書、文房具、その他芸術などが好きです。

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詩のような俳句のようなもの#2

「怒っているのではない。生きているのだ。」 鼠色の皮膚に覆われて 光の血液が流れる 荒々しく脈を打つ 晴れると彼は死んでしまった 新しく生まれ変わるまで ツギハギの走馬灯を見る 笑ったり泣いたり 赤らんだり黒ずんだり 彼が見てきた世界は どんなに美しいのだろうか それとも彼の理想なのだろうか いつまでも死んでいてほしい

    • 脊髄思考 #1

      今世紀最大のトルネード 竜巻だ でもあれはタツノオトシゴだよね そうか、ここは海だった 忘れてた、僕らはサンゴ礁だ I'm so ... I'm so ... なんだっけ 巾着みたいなものだったような でもカンガルーは海に居ないしな 隣には昆布 それに僕の友達が粉々になっている 暖かいなぁ

      • 丸善PENフェスを見てきた。

        9/11 丸善 丸の内本店のPENフェスに足を運びました。 今回の目的は「すずめや」さんです。 とても魅力的なノートなどを創っています。 SNSでは明るいものとかは割と売れてしまったなどと書いてあったので品揃えに少し不安があったのですが、自分の琴線に触れるものがまだ残っていて、「よくぞ!」という感じでした。 こういうアートのようなものを購入するときって、その時の自分の感情の写鏡になっているなとふと思いました。 聴きたいと思う音楽なども写鏡になると思っていて、いついつにこれ

        • 歌詞のようなもの#3

          「紫色の景色」(仮題) 明かり一つ見えない 息一つ聞こえない 僕は異邦人 影一つ見えない 何一つ話せない 寝静まった夜 よく晴れた空 時間が止まってるみたいだった 耳に入るは警告者の声 味方がいなくなったみたいだった あぁ思い出せないや 泣けど泣けどもあの日の後悔は ホコリを被らないでいる 描けど描けどもあの日の後悔は 尽きないようだな 星一つ見えない まだ光が届いていないだけだろうか 廃れきった街に よく似合う僕 同化しているみたいだった あぁ抜け出せないや 掃

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        詩のような俳句のようなもの#2

          歌詞のようなもの#2

          #1に書いたものの続きを書いて、とりあえず完成としました。 「縁側、うちわと文庫」 汗が気化するような 乾いた昼過ぎ うちわを片手に 季節外れの夢を読む 気づけば栞もせず 旅立っていた 冷たい麦茶の氷も溶けた この匂いはなんだろう あの木の下の 木漏れ日 生きている 麦わら帽子と白いワンピース この流れのまま ゆるやかなまま 時間をほどいて 僕をほっといて 子供の声 どこにもいない 顔が見えない 思い出せない 影が伸びてくる 規則正しい硬い音 長い波がせまってく

          歌詞のようなもの#2

          テルコ雑貨店さん

          先日、川崎ラゾーナにてテルコ雑貨店さんがイベントをやっているということで、見に行きました。 世界各地に出向いて、実際に生地を購入し、それを用いて、ノートを1冊1冊手製本で仕上げているそうです。 今回、2冊のノートを購入しました。 (テルコ雑貨店さんのノートを購入するのは2回目) 模様や質感がそれぞれ異なっていて、その国ならではのものを感じられ、最高です。 川崎ラゾーナでのイベントはもう終わってしまって、今は御茶ノ水でイベントをやっているとのことです。 自ら生地を集めたり

          テルコ雑貨店さん

          日記 〜蔦屋書店 代官山〜

          先日、代官山の蔦屋書店に行ってきました。 ガラスペンのイベントをやっているとのことで、そのガラスペンを見に行きました。 そして、当然ながら本も見ました。 最近、小林秀雄さんの「学生との対話」(新潮文庫)を読んでいて、その中で、よく「ベルグソン」が出現していたので、彼の本を探していました。 哲学のコーナーにあったのですが、本が著者で分けられているではないか!(出版社ではなく) と驚きました。 ベルグソンと全く関係がなくて申し訳ないですが、普段行く本屋が出版社で分けている(これ

          日記 〜蔦屋書店 代官山〜

          落書き「パプリカ」(ボールペン)

          落書き「パプリカ」(ボールペン)

          歌詞のようなもの#1

          自分で書いた詩のような俳句のようなもの(下記の投稿)から連想して詞を作りましたので、投下したいと思います。 「縁側、うちわと文庫」 汗が気化するような 乾いた昼過ぎ うちわを片手に 季節外れの夢を読む 気づいたら栞もせず 旅立っていた 冷たい麦茶の氷も溶けた この匂いはなんだろう あの木の下の 木漏れ日 生きている 麦わら帽子と白いワンピース この流れのまま ゆるやかな まま 時間をほどいて 僕をほっといて 何かを感じていただければ幸いです。

          歌詞のようなもの#1

          詩のような俳句のようなもの#1

          縁側に うちわと文庫 旅立つ私 詩や俳句に理解はあまりないです。

          詩のような俳句のようなもの#1

          「涙を流したい」と思うことについて。

          こんにちは。にぼしれもんです。 突然ですが、芸術作品などを見て「涙を流したい」と思ったことはありますか? 私はあります。 それは、私の好きなアーティストである「ヨルシカ」のLIVEを見に行ったときです (上の画像が、ヨルシカ LIVE TOUR 2022「月光 再演」の写真 2022/03/11)。 その頃の私は、「感動する」=「涙を流す」のような強迫観念を抱いていて、それが「好き」の現れだと無意識に考えていました。 そして、好きな作品を見て涙する人間が羨ましかった。

          「涙を流したい」と思うことについて。

          初めましてみなさん

          noteに言われた通りに、初めは自己紹介のようなものを投稿しようと思います。 特に夢がない、しがない大学四年生です。 音楽、読書、文房具が好きです。 その他芸術(絵画、映画、骨董品など)を見るのが好きなタイプの人間です。 ギターを弾いたり、読書したりの毎日です。 と言うと良く見えますが、ほとんど何もしていないということと同義です。 とても大学四年生とは思えません。 これからは、読んだ本や好きな音楽、文房具、日常で起きたことや考えたことなど(つまり雑多なこと)について、感

          初めましてみなさん