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インターン生インタビュー アリシア・ターナーさん

JVC東京事務所では、NGOの視点や問題意識を学びつつ、スタッフと共にJVCの日々の活動を支える、インターン制度を実施しています。

実際に活動しているインターン生たちは、どのようなきっかけでインターンを始め、どんな業務を担当しているのでしょうか?
今回は、今年の1月からインターンに参加しているアリシアさんにお話を聞きました!

🐣自己紹介をどうぞ!
こんにちは!オーストラリアの大学で国際政治学を学んでいる大学4年生、アリシア・ターナーです。
小学生の時から日本の文化やジブリに興味を持ち、中学生の時から日本語を勉強しています。学部3年次に念願の日本への留学を果たしました。
好きな食べ物は、チーズケーキとラーメン。
ラーメンは、特に横浜家系壱角家が大好きです!笑

趣味は、映画鑑賞やカラオケ、ハイキングや海に行くことです。
日本での留学中は、勉強の傍ら毎週カラオケに行っていました笑
ちなみにカラオケでは、「残酷な天使のテーゼ」とOfficial髭男dismの「Pretender」を良く歌います。

イエメンクラウドファンディング50万円突破した時に事務所で撮影したものです!

🐣自分を一言で表すと?
「元気」ですかね。
やることは何でも100%を出して喜びたくて、笑うことは最良の薬だと本当に信じています。毎日、自分も含めて皆をちょっとだけでも楽しくしたいです!

🐣日本への留学のきっかけは?
日本の文化、特に夏祭りや花火が好きで、間近で見たいとずっと思っていました。

コロナの関係で延期になったりもしたんですが、学部3年次についに日本に留学ができました。

🐣国際協力に興味を持ったきっかけは?
高校生の頃は言語を学ぶことに夢中で、将来は言語を生かせるキャリアに進みたいなと思っていました。

当時のスペイン語の先生が大学に入ったら国際政治学を勉強することを勧めてくれて、一番興味を持ったのが人間の安全保障だったんです。

安全保障におけるNGOの役割と紛争の影響を受けている人への国際支援の機能を学びたいと思ったのが、国際協力に興味を持ったきっかけです。

🐣どのようなきっかけでJVCを知ったのですか?そして、なぜインターンに応募したんですか?
留学先の大学で履修していた授業にJVCのボランティアさんが来てくださった事がきっかけです。
JVCによるモザンビークでのプロサバンナ(ProSAVANA)に関する活動、特にJVCがモザンビークで現地調査を行い、農民の人たちからお話を聞いて、その問題について世界に発信しているという活動について聞きました。

その時に、現地の声を反映させ、人権を守るために活動をする強い意思に憧れ、私も携わりたいと思いました。
大学では国際政治を専攻していて色んなことを勉強しましたが、一番興味があるのは、戦争が起こってしまう理由とその戦争に苦しんでいる人々をどのように支援できるかということです。
インターンを通して、NGOが国際開発や人権擁護にどのように貢献しているのかをもっと深く学びたいと思い、JVCのインターンに応募しました。

🐣どのような事を期待していましたか?
JVCは7つの国と地域で活動を行っているのですが、その地域の歴史や文化・現状や、国際協力におけるNGOの役割や政府との関わりについて学びたいと思っていました。

🐣インターンではどのような業務を担当していますか?
広報の業務を中心に、SNS/Webサイトの記事作成・投稿やスタッフインタビューの実施・記事化、英語→日本語、日本語→英語への翻訳作業などを担当しています。

🐣実際にインターンをしてみてどうですか?
現地の活動の報告書を読んだり、記事を作ったり、現地スタッフへのインタビューを通して、それぞれの国の現状や活動内容について勉強ができています。

例えば、パレスチナ事業のリサーチを通して、パレスチナとイスラエル間で続く問題について勉強しました。
また、アフガニスタンでの活動報告を担当した際は、タリバン政権は教育にどんな影響をもたらしたのかについて考えることができました。
さらに、政府安全保障能力強化支援(OSA)に関する院内集会に参加することもでき、日本政府の国際協力・国際開発の仕組みについて学べています。
NGOが政府に対して反対声明を出しているのを実際に見ることができたことも、とても印象的でした。


🐣インターンを通してどんなことを学びましたか?
コミュニティーにきちんと入り、現地の人の声を反映させた支援を行うことの大切さを学びました。そして、国際協力による国や地域の改善は、例えペースが遅くても必要な改善だと思います。ただ国に入って、「これは変えなくてはならない、こうしなくてはいけない」と言って無理やりにコミュニティを変えようとしても何も進まないと思います。現地の人と深い関係を作って、抱えている課題と変える事で生まれる障害を現地の人の目線から理解することの大切さを学びました。JVCは、現地でスタッフを雇用したり日本人が駐在をし、より草の根レベルで支援を行っていると思います。

社会問題を解決するには長い時間をかけるしかないです。現地に入り、コミュニティの人の声を反映させた支援を行うJVCから、これらの事を学びました。

🐣インターンを通してどんなことを学びたいですか?何をしたいですか?
これからは、今まで携わったことがない活動地域、特にラオスやスーダンの事業に携わってみたいです。

🐣将来の夢は何ですか?
オーストラリアの外交政策、特に開発支援に携わりたいです。
外交政策を作るのに一番重要なことは、協力し合ってる国の文化、歴史とニーズを理解することだと思います。
JVCの現地の人々と関わり、声を反映させた支援の仕方を知ることは、自分の考えを変える刺激的な経験になっていると思います。

  
🐣最後に一言お願いします!
JVCのスタッフさんはとても優しいです。
学業や就活などによって、しばらくインターンができない期間があっても柔軟に受け入れてくださいますし、インターン生それぞれがやってみたいことがあれば気軽に挑戦できる環境を作ってくださっています。

また、他のインターン生が他のNGOさんとの交流を企画してくれて、JVC以外のNGOのスタッフさんとお話することも出来ました。
他のインターン生との交流を通して、自分の興味を深堀したり、知識を広げることもでき、自分にとっては良い経験になっています。

国際協力に興味のある方やJVCでのインターンに興味があれば、ぜひ応募してみてください!


JVCのインターンは年に2回募集されます。
募集が開始しましたらWebサイトでお知らせしますので、ご応募お待ちしてます!


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