#NFT
NFTの循環取引を発見するツールを開発しました
ブロックチェーン上のNFT取引履歴は公開されていて検証可能です。しかし意外とデータが公開されていても検証されることは多くありません。
私がいくつかのNFTを分析していると、不正な取引疑惑があるNFTを見つけることがあります。例えば循環取引を見つけます。特定のアドレス間で往復して取引されることで高い価値があるように見せかける取引を循環取引と言い、よくある不正会計の手法です。
現実の取引であれば第
CryptoKittiesは内部マーケットでどの程度収益を出しているのか?
前回の記事ではどのように収益を稼いでいるのかの仕組みを説明しました。
内容として
・ゲーム内マーケットの売買成約時における手数料収益
・交配マッチング時の手数料(ただしガス代のカバー用)
・二次流通マーケットでの手数料収益
・運営からの売り出しであるgen0オークションの売上収益
という4種類の収益形態を紹介しました。
今回は多くを占めると思われる
・ゲーム内マーケットの売買成約時におけ
NFTロイヤルティ(二次流通手数料)に関するEthereumコミュニティの議論
ブロックチェーンの特性として取引の証明ができるということがあります。NFTにおいては、あるNFTが再販売された際、二次流通の履歴を追うことができます。
これをクリエイター分野に活かそうという試みがあります。これまでの取引では、ある作品が作られて、別の人が再販売したとしてもその履歴を追うことは難しかったです。また、同じプラットフォームでは再販売できても、別々のプラットフォームで販売されると履歴を追
ブロックチェーンデータ分析のお仕事依頼について
ブロックチェーンデータ分析のお仕事ご依頼について、自己紹介を含めて書かせていただきます。
ブロックチェーンデータ分析と自己紹介
私(@naomasabit) は2017年からブロックチェーンを仕事として関わり始め、エンジニア兼データアナリストとして暗号通貨監査や仮想通貨取引分析プラットフォームの開発に携わったり、スタートアップ創業時はブロックチェーンデータのモニタリングSaaSを作ルナど、ブロッ
クリプトスペルズはどのように収益を出しているのか?
前回の記事ではクリプトスペルズのカード取引がどのくらいの数、金額で行われているかを分析しましたが、今回の記事ではクリプトスペルズの収益モデル、つまり運営がどの様に収益を得ているかについてまとめたいと思います。
収益を得るポイント現在運営が収益を得るポイントは2つあります。ゲーム内通貨(SPL)の売り上げ、そしてOpenSeaでの取引手数料です。それぞれについて分析したいと思います。
【分析条件
クリプトスペルズはOpenSeaでどの程度取引されてるのか?
今回はトランザクション情報からクリプトスペルズの市場を分析したいと思います。
クリプトスペルズはブロックチェーンゲームとして国内2位の取引量を誇るTCG(Trading Card Game)で、下記の様なカードを使って対戦します。(遊び方はこちらからご覧ください)
このカードにはレアリティが5種類あります。レアリティから高い方から、リミテッドレジェンド、レジェンド、ゴールド、シルバー、ブロンズと
NFTライブコマースのAuctionityではどのような取引が行われているのか?
NFTの取引プラットフォームとしてはOpenSeaが有名です。OpenSeaはマーケットプレイスとして、各自がNFTを出品し、購入者とコントラクトを通して売買を行います。
昔、OpenSeaを含むNFTマーケットの取引を分析した記事をMeduimで書きましたので、取引ボリュームなどの概観を知りたい方はこちらをご覧ください。
https://medium.com/catabira-japan/n