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最近の記事

NFT Curation Magazine #9 特集 ~ 悪夢のアーティスト XCOPY ~

悪夢を表現する匿アーティストXCOPYはロンドンを拠点に匿名で活動するデジタルアーティストである。あたかも昔のテレビの放送休止時のような点滅するグラフィックを特徴としており、死やディストピア、無関心を歪んだビジュアルで表現している。 ビビッドな色使いに加え、背景や縁取りに黒色が印象的に使われているのが見て取れる。 彼の作品はジェネラティブではなく、1点1点が彼の手によって制作されており、様々なNFTプラットフォームで購入、リセールが可能である。 悪夢的な骸骨の作品は「死

    • NFT Curation Magazine #7 特集 ~ 多作な風刺アーティスト Beeple ~

      多作で有名なアーティストがNFTに進出ビープル(Beeple)は最も有名なアメリカのデジタル・アーティスト。本名はマイケル・ジョセフ・ウィンクルマン(1981年6月20日生まれ)。グラフィックデザイナー、アニメーター。2007年5月1日より連続5000日以上デジタルアートを制作し続けている。 彼のインタビューはYoutubeに掲載されている。多作を志向する多くのNFTアーティストにとって参考になるであろう。 Beepleの作風Beepleは政治的・社会的なコメントをポップ

      • NFT Curation Magazine #8 特集 ~ ダミアン・ハースト The Currency

        「桜」展で話題となったダミアンハースト渾身のNFTアート!今回は2022年6月19日現在OpenSeaで22位となっているダミアンハーストの「The Currency」を取り上げます。この春「桜」の展覧会が東京・国立新美術館で開催され話題となったダミアンハースト。皆さんは展覧会に足を運ばれましたか?「桜」をモチーフとした巨大な作品の数々に圧倒されたのをよく覚えています。そんなダミアンハーストですが、かねてより制作していたスポットペインティングと呼ばれるドット絵をベースにしたN

        • NFT Curation Magazine #6 特集 ~ CLONE X~RTFKTと村上隆のコラボ!

          2022年6月12日現在Open Sea ランキングで5位となっている、RTFKTと村上隆のコラボNFTをご紹介します! 新進気鋭のメタバースブランド!RTFKTとは?RTFKT(アーティファクト)は、2020年1月に活動開始したメタバースにおけるデザイナー集団で、主にバーチャル世界上で履ける「靴」を作成する活動からスタートしました。その後2021年11月に大手靴メーカーのNIKEがRTFKTを買収。両社のコラボレーションが新たな企画を次々と生んでいます。この買収により、R

        NFT Curation Magazine #9 特集 ~ 悪夢のアーティスト XCOPY ~

          NFT Curation Magazine #5 特集 ~ GoblinTown ~

          GoblinTownとは?"Goblin Town"とは弱気相場を表す隠語である。NFT市場の下落環境を象徴するかのように、あるいは楔を穿つかのように"goblintown.wtf"は誕生しました。ウェブサイトがアナウンスするところでは、「ロードマップはない。Discordもない。実用性もない」といった型破りな手法で展開されています。 元々はフリーミント(NFT作成者が自身の作品を無料で発行できるようにする機能)で10,000点発行されましたが、直後に暴騰しOpenSeaの

          NFT Curation Magazine #5 特集 ~ GoblinTown ~

          NFT Curation Magazine #4 特集 謎に包まれた? ~ 𝔚𝔢 𝔞𝔯𝔢 𝔄𝔩𝔩 𝔊𝔬𝔦𝔫𝔤 𝔱𝔬 𝔇𝔦𝔢 ~

          今回は2022年6月5日時点でOpenSea取引ランキング1位の「𝔚𝔢 𝔞𝔯𝔢 𝔄𝔩𝔩 𝔊𝔬𝔦𝔫𝔤 𝔱𝔬 𝔇𝔦𝔢」をご紹介します! We are ALL Going to Dieについて 突如OpenSeaランキング1位に現れたWe are ALL Going to Die。直訳すると「私たちは皆死ぬ」当たり前と言えば当たり前なんですが、改めて指摘されるとグッとくるものがありますね。 ミント(初回発行)は2022年6月4日ということで、登場初日にして1位に躍り出た今週最も

          NFT Curation Magazine #4 特集 謎に包まれた? ~ 𝔚𝔢 𝔞𝔯𝔢 𝔄𝔩𝔩 𝔊𝔬𝔦𝔫𝔤 𝔱𝔬 𝔇𝔦𝔢 ~

          NFT Curation Magazine #2 特集 ~ Azuki ~

          運営チームスタートアップ「Chiru Labs」によってリリースされました。コアチームは、カリフォルニア州ロサンゼルスで誕生しました。暗号、テクノロジー、ゲームのバックグラウンドを持つ「人間豆」のチームが、分散型ブランドの構築に取り組み、「分散型のブランド」の将来にチャレンジしています。 実際のチームは、より広範なAzukiコミュニティにより構成されます。 グローバルなコミュニティで、未来の分散型ブランドを一緒に作り上げていくのです。 アートコンセプトアニメをモチーフにし

          NFT Curation Magazine #2 特集 ~ Azuki ~

          NFT Curation Magazine #3 特集 ~ CHIMPERS チンパース ~

          今回は2022年5月22日時点でOpenSea取引ランキング3位である「Chimpers」を解説します! Chimpersの世界観公式サイトによると、下記のような壮大な世界観がChimpersの背景にあるようです。 (公式サイトより翻訳) 読むだけでワクワクする世界観ですね! Chimpersの詳細Chimpersは5,555種類のNFTで構成され、それぞれが「Chimpeverse」と呼ばれるコミュニティへ参加するためのチケットにもなっています。2022年5月20日

          NFT Curation Magazine #3 特集 ~ CHIMPERS チンパース ~

          NFT Curation Magazine #1 特集 ~ Bored Ape Yacht Club ~

          Bored Ape Yacht Clubとは?Bored Ape Yacht Clubは、世界で最も勢いのあるNFTプロジェクトの一つです。どれも同じサルの構図に見えますが、顔のパーツや服装・背景などに微妙な違いがあり、10,000種類のNFTが存在します。2021年4月に1点あたり0.08ETH(約2万円)で取引開始されましたが、有名人による購入が報道されたこともあり人気に火が付き、現在では1点数千万円の値段が付くNFTも少なくありません。NFT自体がBoard Ape Y

          NFT Curation Magazine #1 特集 ~ Bored Ape Yacht Club ~