【学校では教えてくれない”稼げる”パーソナルトレーナー論】 Vol.11 トレンドの正確な予測が、集客に直結する。
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Vol.11 トレンドの正確な予測が、集客に直結する。
フリーランス・ジムの開業を行っている、または、これからそれを目指しているトレーナーと、
そうでない形のトレーナー(ジムに就職してトレーナー活動を行うような)で、一番異なる部分はどこだろうか?
もし自分がそう聞かれたら、その1つとして「時流に対する感度。」を挙げる。
ざっくり言うと、トレンドに関して敏感で、衰退するトレンドと、これから伸びていくトレンドを分析・推測する能力があるかないか。ここが独立してうまくいくか否かの、キモになる部分だと自信を持って言える。
ここで言うトレンドとは、必ずしもフィットネストレンドだけではない。
集客方法、お客様の層、類似サービスのコスト、WEBのSEOから政治まで。全てのものにトレンドがあり、時の流れに適応できないプレイヤー(従来のやり方に固執する人も)は次々に死んでいく。
どう言うものがニーズがあり、どういったサービスが求められているのか。
人々がどういったところに価値を感じているのか。
これらは1年、ひと月単位で微妙に変化していて、サービスのエンゲージメントを最大限に上げるためには、常にどこで何が求められているかを把握する必要がある。
今回のNOTEでは、こういったトレンドの基本的な見方や、具体的な応用の方法について、できるだけ簡単にお話ししていこうと思う。
目次
1. ファーストステップ。マクロ目線で動きを予想する。
2. エンドユーザーの動きを予想してトレンドをキャッチする。
3. 精度の高いトレンドの把握は,具体的にどうすればいいの?
4. Goodkeyword・Google Trendって何?
1. ファーストステップ。マクロ目線で動きを予想する。
最初のステップとして、自分が参入しているorこれから参入しようとしているマーケット(マクロ/大枠)の今後数週間、数ヶ月、数年の動きを予測する。
例として、フィットネスマーケットを考えると、(過去記事Vol.4.5参照)
以下、日本とアメリカにおけるフィットネスマーケットの推移
日本
(参考データ;Fitness business、www.fitnessclub.jp/business/date/compare.html)
アメリカ
(参考データ;Fitness business、www.fitnessclub.jp/business/date/compare.html)
上記によると、日本のフィットネスマーケットの総売上高は、約5000億円弱。人口の3.3%、つまり約30人に一人が有料ジムにお金を支出していることがわかる。
一方でフィットネス先進国といわれるアメリカは、17.6%、人口の約6人に1人が、有料ジムに支出している。総売上高は約3兆円にのぼる。
以上の数字より、アメリカは、人口割合から見ると日本の5倍くらいの参加率が出ていることがわかる。アメリカのフィットネスマーケット全体の売り上げに関しては、日本に比べて約6倍もある。
人口に目を向けてみると、日本の人口は、約1憶2700万人に対して、アメリカの人口は、約3億2400万人。日本と比べると、人口は約2.5倍なのに対して、フィットネスマーケットは6倍以上だ。これは日本のフィットネスマーケットが、これから2倍以上に伸びる可能性、ポテンシャルの高さを示しているとともに、今後右肩上がりに成長するとはっきり断言できる。
というのがマクロ目線、つまり大きな枠でマーケットを見た時のトレンド推移の予測。まずはマーケット全体がどっちの方向に進んでいるのか。上り調子なのか下げ調子なのかを理解しておくことで、沈没船の上で商売を行うことを避けられる。
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