見出し画像

はじめよう、あなたの起業。滋賀県愛荘町と岡山県美咲町で20名の起業家を募集。

自分で自分の人生を決める。誰もがそんな生き方/働き方を望んでいます。しかし、いまの自分自身に疑問を持ちながらも、なんだかんだで現状維持。現状を変えるのは誰にだって怖いし、不安なものです。

いまの仕事をやめたら収入はどうなるんだろう。家族の生活を支えないといけない。リスクを取るのは正直怖い。失敗したらどうしよう。

それは決して間違った考えではありません。

でも、自分に疑問を持ちながら変わらぬ日常を生きることと、勇気を持って新しい自分にチャレンジすること。どちらが望ましい選択と言えるでしょうか?

私たちNext Commons Lab(ネクストコモンズラボ、以下NCL)は、圧倒的に後者。つまり、新しいチャレンジに踏み出すことだと考えています。そして、多くの人がチャレンジできる環境づくりを通して、私たち自身も新しい社会づくりに挑戦しています。

今回、募集するのは起業家です。

自らのアイデアと情熱を持って、自分の事業を形にし、次のキャリアを創造する人を求めています。

起業をサポートする3つの仕組み

いきなり起業!と言われても、多くのひとにとってはハードルを高く感じるものです。そこで、NCLでは、起業に挑戦するひとをサポートするふたつの仕組みを導入しています。

1.最大3年間の活動支援金

NCLが募集する起業プロジェクトでは、地域おこし協力隊の制度を活用しています。起業家には年間およそ200-280万円の活動支援金が、最大3年間支給されます。いきなり収入がゼロになる心配がないため、経済的なリスクを軽減しながら起業に挑戦することができます。

起業家の活動のひとつ(ホースセラピー)

2.起業に伴走するコーディネーターと仲間の存在

起業する地域には、すでにコーディネーターと呼ばれる存在が配置されていて、起業家の活動に伴走支援をしてくれます。

また、各地域で募集される起業家は全体で10名で、起業家全体で一体感を持ってプロジェクトに取り組んでいくことができます。他にも働くことのできるワークスペース(拠点)や心身のバランスを保つためのカウンセリングプログラムも提供しています。

3.NCLネットワークの活用

実はNCLは、これまでに同様の起業家募集を全国10拠点で展開し、90以上のプロジェクトを組成してきました。これまで培ってきた起業のノウハウや全国の人材や組織とのマッチングをおこなっていくことも可能です。

全国で100人近い起業家が活動していて、各地の起業家とコーディネーターが集うカンファレンスも開催しています。場所は違えど、ともに起業に取り組む仲間と定期的に意見交換ができる環境があることは起業成功の後押しになっています。

全国の起業家とコーディネーターが集まるNCLカンファレンス

例えば、過去にNCLを通じて起業した起業家は、全国各地でさまざまな起業プロジェクトに取り組んでいます。

起業家を募集する、愛荘町と美咲町のふたつの地域

今回、起業家を募集するのは、滋賀県愛荘町と岡山県美咲町のふたつの地域です。自らのアイデアと情熱を持って事業にチャレンジする起業家を募集しています。

つながりを生むマーケットを創る(滋賀県愛荘町)

小さくても魅力的な事業をはじめたり、地域に開かれた場所や機会をつくることで、人と人との新たなつながりの起点が生まれる。
モノを取り引きするだけではない、豊かな関係を育む創造的なマーケット。
地元の大切なものを残したり、新しいチャレンジを後押ししたり、人びとが暮し働くための心地良い基盤となるまちを、自らの手でつくっていこう。

愛荘町の起業家募集のコンセプト

滋賀県愛荘町は中山道愛知川宿を擁し、豊かな農地が広がる一方で、国道沿いには大きな企業が工場を構え、 所々には古くからある伝統産業も息づく地域です。

新たな移住者によって人口増加を続けている地域でもあり、多様なセクターに加えて住民間のつながりを増やし、地域に新たな動きを生み出していくことが求められています。

まず中山道、近江鉄道愛知川駅、公共施設等の都市機能が集積するエリアを中心に起業家を誘致し、小さくても魅力ある事業をつくることで、新たなマーケットを創出していきます。

愛荘町のコーディネーターと役場の皆さん

コーディネーターは、さまざまな経験をしてきた3名が担います。すでに地域の中で畑づくりをしたり、自家製ジンジャーエールをつくるプロジェクトにも取り組んでいて、地域とのネットワークも広がっています。

コーディネーターが中心となって地域住民と畑づくりに取り組む
畑で育てた生姜で作った自家製ジンジャーエールをマルシェで試験販売

募集プロジェクト(プロジェクトは順次追加予定です)

生姜の国
まちをつくるCAFE&BOOKS
[現代版]諸国産物廻し
テクノロジーを軸とした次世代学習
愛荘町の特長を活かした自由提案

愛荘町のコーディネーターによる情報発信

共創を楽しむ(岡山県美咲町)

「じぶんのまち」をつくろう。
まちの資源や課題を見つめ直し、地域の未来について語り合う。住民同士はもちろん、新たな移住者やよそ者がまざり合い、まちの未来を「じぶんごと」として捉えることで、新しいチャレンジやコラボレーションが生まれる。岡山県美咲町は中山間にあって、たくさんの課題を抱えているからこそ、「まちづくり」を主体的に楽しむ人を増やすことで、本来このまちが持つ可能性を掘り起こし、かたちにしていきたい。
多様な価値観をひとつにまとめるのではなく、違いを認め合いながら取り組むことで、未来を共に創造するための気運と文化を醸成していこう。

美咲町の起業家募集のコンセプト

岡山県の中心に位置する岡山県美咲町。総面積の約6割を森林が占める自然豊かな土地で、日本棚田百選つなぐ棚田遺産に選ばれた棚田の田園風景も見ることもできます。

棚田百選にも選ばれた棚田の風景

一方で、美咲町は大きな高齢化・人口減に悩まされている地方自治体のひとつでもあります。人口は1980年代から比べると、5000人以上の減少数になっていて、その数はみるみる大きくなっています。

また、美咲町はたまごかけごはんの発祥の地とも言われていて、食堂かめっち。というたまごかけごはん専門の食堂も賑わいを見せています。

黄福定食

地域の課題解決や自然豊かたな資源を活用した起業家人材の募集を行うことで、魅力的な地域づくりにもつなげていきたいという思いがあります。

コーディネーターの大橋さんと美咲町役場の皆さん

すでに着任しているコーディネーターを中心に、ミサキアエルという地域交流拠点が設置されていて、地元の子どもや高齢者など幅広い世代で賑わう拠点ができつつあります。

起業家の活動拠点となるミサキアエル
拠点は既にコーヒーショップを開業したい人のチャレンジの場にもなっている
中には駄菓子の販売スペースも設置されていて、子どもの来館も多い

募集プロジェクト(プロジェクトは順次追加予定です)
山を育むワインづくり
山の仕事いろいろ
6次産業化で未来を拓く
美咲町の特長を活かした自由提案

美咲町をもっと楽しむメディア「ミサキカケル」

説明会を開催します。

起業家への応募を検討されている方、応募までは考えていないけど関心がある方、どなたでも説明会に参加いただけます。

都合が合わず、説明会に参加できない方は個別で説明することも可能です。
open@nextcommonslab.jp(担当:高橋)宛にご連絡ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?