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君だったんだよ【オリジナル歌詞】

君に一つ歌を書く日がきたよ
いつか僕の世界の全部だった人
毎年書いてるんだからなんてこともない
だけど今年は特別だなんて毎年思う

他に贈り物はないし
望んでるものもないだろう
心の全部を乗っけた現在地を
君の空に届けたりしてたら

思うことは時間が流れたってこと
そんな普通がなんだか切ない
君が信じてくれたから
涙は枯れ果てて
その場所に花が咲いた
君はもういないけれど
どうしてだか今もそれを育ててる

君といつか描いた歌がある
自然な旋律で少し捻くれた言葉
もう開くことはないだろうと閉じたアルバム
開いたとしても君のこと憶いだせないけど

残されたそれは生きているから
僕は今日も語りかける
「どんな明日を生きたいの?」
「僕の心に来てくれてありがとう」って

思うことは今を生きること
毎日は色々とあるんだけど
君が信じてくれたみたくに
僕も誰かを信じたい
きっと花は枯れても
なんていうか言うなれば意志は
永遠に繋がっていく

思うことなんて何もないや
ただもう一度同じ選択が僕らを揺らしても
同じように道を違えるだろう
だからこそ僕は君がよかったよ
君が君でよかったよ
なんていうかただ好きだったんだよ
意味なんか軽く飛びこえて

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