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ラフィータ【オリジナル歌詞】

ラフィータ夢見ていたあの頃
行き止まりまで走った夜明け
遠くまで行けなくなっても
夕暮れはあの日のまま

あのカフェテラスの君はどうしてるかなあ
吹き抜けた風になびかせたショートヘアー
スピードの出ない車で
夢をひき延ばした

延長線上に道がないとわかってたけど
「空に向かって線路は伸びるはず」
笑った君の顔は
泣いてるからまた走った

ラフィータ次の場面にギアが入り
僕らは歌ってた
まだ全てが未定だった頃
不確定だから強く繋がった

「あの街には宝物が埋まってるらしい」
そんな噂を本気で信じていた
今しかないって旅にでて
夜の街に叫んでた

わかってる一番辛いのは
感じなくなることさ
もしも失くしてしまったなら
そんな私を殺して欲しい

なんて言ってた君は
今じゃ二児のママで
たまに行くカフェテラスで
君の大切な人と
僕は「もうすぐ夏ですね」
なんて笑いあう

ラフィータ夢は今も生き残ってるよ
あの7月の夕暮れの匂い
今もポケットに隠し持って描き続けてる
すぐに忘れてしまう君が
嬉しいけど少しさみしいや

ラフィータ夢見ていたあの頃
行き止まりまで走った夜明け
遠くまで行けなくなっても
夕暮れはあの日のまま

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