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初詣 2024年1月1日写真日記

 近所の寺院で初詣を済ませるつもりが、自宅の裏に住む近所のタイ人オヤジが都心部の寺院に行こうと誘ってきたので、午後になって出発。目的地の隣の寺院「ワット・プラユーン」に間違って車を停める。頭上が気になる駐車場。

 乳牛みたいな猫がいたので撮ろうとすると、メインのボディの操作が全く効かず、年明け早々に故障。サブに切り替え、付けっぱなしのズームを使うことに。単玉による焦点距離の制約から解放され、構図でいろいろ考えることがない。オートフォーカスもあって撮影が途端に楽になる。

 本尊。新年の行事なのか、本堂内にイスがずらっと並んで雰囲気に欠けていたので、壁画や柱絵がきれいな柱の間から上半身のみ撮影。

 人間の手のような、不吉ささえ感じる「ハーンホーン(หางหงส์ 白鳥の尻尾)」。指がちゃんと5本ある。ハーンホーンって日本語で何? ネットでは破風だの切妻だの適当に説明されているが、屋根の造りを表す言葉で、部位の名称ではない。

 ワット・プラユーンから本来の目的地の「ワット・カンラヤーナミット」へ。ずいぶんと庶民的な道。

 チャオプラヤー川沿いなので、海が満潮になると川が逆流して水位が上がり、民家のわきまで入り込んでくる様子。家屋に浸水しないのだろうか。

 ろうそくが中国のそれ。タイのろうそくは黄色い。王室寺院なのに、タイの寺院と中国の寺院(というか神社)の様式が一緒ぐた。縁起を読むと、中国系タイ人が建立したとある。

 本堂内は初詣でかなりの人出。本尊のお顔がいかにも庶民的。本堂の外観は修復中で、汚らしい工事用の網で覆われている。

 いかにも中国寺院(神社)らしい線香の立て方。考えてみれば、タイでは中国の線香しかみたことがない。

 ワット・カンラヤーナミットといえば、大きな鐘が有名だが、参拝者の行列ができていて写真を撮る気にならず。昔の写真を掘り返してみたら、1999年の大晦日に撮っていた。夕日を撮って終わり。

 境内の隅に黒猫の親子が5匹。奥まった場所にさらに3匹うずくまっていた。食べものの心配はなさそう。

 寺院前の桟橋。バンコクでは野鳥へのエサやりが禁止されている。チャオプラヤー川が満水のたぷたぷ状態。

 川沿いに遊歩道ができていた。バンコクでは最近、このような旅行者&観光客向けのインフラばかり整備されている。

 連れのオヤジはセルフィ魔。これまで会った誰よりも自撮りしまくっていて、ちょっとヤバい。

 ワット・プラユーンまで戻ってきて、カメにバナナをあげる。竹の先にバナナを差してカメに近づけるが、あまり食べてくれなかった。

 帰りがけにバンコク中華街(ヤワラート)の中国神社へ。本尊が観音なので寺院ではなく神社。

 ここでもろうろくは真っ赤。人と絡める写真は撮りやすい。中国神社は夜でも開いている場所が多いので、写真の背景を暗く落とすことができる。

 漢字ばかりの中華街のメイン通りヤワラート通り。発音的には「ヤオワラート」がより近い。中国系の行事があるときは、黄色い垂れ幕と中国提灯が道路をまたがって下がって鬱陶しいが、今日はさっぱりした光景。

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