デモ隊が警官隊衝突 久々の催涙ガス発射
2010年の赤シャツ暴動以降、国会議事堂前での座り込みはあったものの、デモ隊と警官隊が衝突するような大きな騒ぎは2012年後半までなかった。同年11月24日、インラク政権打倒を目指して座り込みを続けていたデモ隊が警官隊と衝突。催涙弾を発射などで一帯は混乱し、デモ参加者130人以上が拘束された。デモ隊を率いるのは、ブンルート・ケーオプラシット退役陸軍大将。2006年のクーデター後に首相となったスラユット枢密顧問官(元陸軍司令官)の士官候補生学校の同級生といわれる。
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