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心とカラダの免疫を上げる!ーアフターコロナの真の健康とはー医学×形而上学 スペシャリスト対談Part3

先が見えないと言われるこの時代で、私たちが真に問うべき生き方とはなんだろう。世界を股にかけ活躍する、医学と形而上学、それぞれの専門家が語る「普遍的な生き方」とは。「新時代のサバイブ力」についてのスペシャル対談part3。

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アンチエイジングのためのキレーション治療を推進する医学博士・満尾 正先生(写真右)と、形而上学が掲げる太古の叡智を伝えているモダンミステリースクール校長・イプシスマスの中込英人氏(写真左)のスペシャル対談。ラストは、これからの生き方、時代に向けてのメッセージです。

Part2はこちら。



私たちは、何者か。


ーこの媒体は「NEW LIFE」という名前の通り、新しい生き方とはどんなものかを探る目的で立ち上げました。単なる生活様式が新しい、ということではなく、これから先のご自身にとって「これだ!」と思える理想の新しい生き方、または人類全体がこんな風に生きられたら最高だ!というものがあれば、ぜひ教えてください。

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満尾先生(以下、M):個人的な話になりますが、自己実現のためには「自助」の精神、自分で自分を助けるというのが大事なのではないでしょうか。

私は学生時代、エマーソンなどアメリカの哲学者の影響が大きかったもので、「自己責任」、いわゆる自助努力ですね。自分で何もしないのに、棚ぼたを待つのではなく、自己実現のために自分で積み重ねていくという思想がベースにあります。

「人生はなんのためにあるの?」という哲学的な問いに入ると、若い頃に師匠から言われたのは「あなたって誰?」ということなんですよね。まさに中込さんの世界で教えてらっしゃることだと思うんですが。

中込氏(以下、N):“Who am I?”。私は何者か、 という問いですね。

M:そうです。それを私たちは、日々探していかなくてはならない。それぞれの人のお役目が違うと思うので、それぞれの人の課題を解いていくというところなのではないでしょうか。

僕は北大(北海道大学)だったので、若いころはクラーク博士の言葉にも感銘を受けました。普通の人は、あの有名な「Boys be ambitious(少年を大志を抱け)」で終わっちゃうと思うんですが、実は、クラーク先生はその後にもっとずっと長い言葉を残されているんです。それはわかりやすく意訳すると「表層的なことを追い求めるな」と。普遍的なものに価値を見出しなさい、ということをおっしゃっています。

わかりやすいから、“Boys be ambitious”だけが一人歩きしていて、もっと言えば、クラーク博士ご自身が言ったかどうかも定かではないかもしれないですが、「本質的なものを探しなさい」という考え・言葉に若い時から影響を受けています。ですから、そういう本質的なものを探すことこそが「NEW LIFE」なのではないかと。


ある意味、新しい生活の方がやりやすいんじゃないかと僕は思うんですね。うちの患者さんでもいらっしゃいます。無駄な付き合いが減った、飲み会がなくなった、体調が良くなった、自分の時間ができるようになった…。

今回のコロナでも、巣篭もり状態になると、皆さん、いやでも自分の内部に向き合わざるを得ない。またはファミリーや人間関係に向き合わざるを得ないということが起きています。そういう意味でも「NEW LIFE」とは、より内面的な方向にいくいいチャンスなのではないでしょうか。

普遍的なものが何か? そうですね、その答えが見えたら、もうお役御免なのでは(笑)。


N:私も御多分に漏れず、「少年よ、大志を抱け」のところしか知らなかったですが、「表層的なものではなく普遍的なものを目指して生きていく」という話は、非常に興味深いですね。とてもメタフィジカルなお話です。

普遍的、というものを形而上学的に定義づけするのであれば、それは「永遠である」ということ。そしてまた、我々はこの地球という括りで生きているのではなく、「ギャラクティック(銀河的)である」ということです。

要するに、何かを負うときに、人間社会でのあり方を超えた大きな大きな力の中で、自分が満足できるか、ということです。日々の役割分担、つまりは歯車として生きていることを自分の人生だと限定してしまうと、結局「死なないとわからない」という状態がきてしまう。

自分が選択した目の前の実務を一生懸命努力するのはもちろんですが、そこからまったく離れた落ち着いた時間をもつ。そして永遠でギャラクティックという普遍的なものとの接点を見出す。それが新しい生き方にとって大切なのではないかと思います。

「太陽のもとに新しいものは何もない」とシェイクスピアの言葉にありますが、メタフィジックスの世界では、最初からすべてが存在しているんですよね。瞑想などを通してその大元に触れていくことが当たり前になる。それが人間にとっての「NEW LIFE」なのではないでしょうか。

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―本日は貴重なお話をありがとうございました!


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満尾 正
医学博士・「満尾クリニック」院長
https://www.drmitsuo.com

1957年横浜生まれ。1982年、北海道大学医学部卒業。内科研修を経て杏林大学救急医学教室講師として救急救命医療に従事。 ハーバード大学外科代謝栄養研究室研究員、救急振興財団東京研修所主任教授を経た後、キレーション治療とアンチエイジングを中心としたクリニックを2002年赤坂に開設、2005年広尾に移転、現在に至る。米国アンチエイジング学会(A4M)認定医(日本人初)、米国先端医療学会(ACAM)キレーション治療認定医の資格を併せ持つ、唯一の日本人医師。
日本キレーション協会代表、米国先端医療学会理事、日本抗加齢医学会評議員

著書に「125歳まで元気に生きる」小学館、「実践ハッピーエイジング」PHP、
「40代からの太らない体のつくり方」三笠書房、「16の老けない習慣」主婦の友社など多数。

最新著書はこちらから。



中込英人
モダンミステリースクール校長・イプシスマス

幼少期より空手の天才少年と称され、大山倍達氏のもとで内弟子として研鑽を積んだ武道家。15歳で渡米した後、飲食店経営などで成功を収める。また、武道の実力を買われ、ダライ・ラマ14世のボディガードを担当。ダライ・ラマ14世から「スピリチュアルな道を人に説くもの」と称されたことをきっかけに、密教の学びを始める。密教行者として厳しい修行を積んだのち、30代で一時帰国。ミステリースクールおよび形而上学の学びと出会い、以降、スクールの拡大に全精力を傾け、2017年に最高峰の魔術師である「イプシスマス」の称号を得る。形而上学をわかりやすく、ユーモアを交え伝えるクラスは、国や文化を問わず常に笑いと活気に満ちている。エンソフィックレイマスターティーチャー。

著書
『支配者(エリート)が独占してきた成功の秘笈』
『MAX瞑想システム™️ー脳を鍛え、可能性を引き出す究極の成功メソッドー』
(ともにモダンミステリースクール刊)



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