現役世代×親の本音トーク。 PART2 「僕はコレで就活やめました!」
学生世代が本当に学びたいこととは何なのか?本音を明かす親子トークシリーズ第2弾は、現役…ではないけれど、この春大学を卒業したばかり!の社会人1年生×ヒーラー母。普通に卒業して、就職して、のはずが、思いも寄らぬ大転換。パワフル一家の激変ストーリー!
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現役学生の本音が知りたい!
新型コロナウイルスによる世情の変化は、教育環境にも大きな影響を与えました。学校は休校を余儀なくされ、オンラインに切り替えて未来を探るところもあれば、9月入学も取り沙汰されるなど、従来の教育システムについての見直しの声が上がっています。
ですが、そもそも学校教育とは、なんのためにあるのでしょう。
だったら現役学生に聞いてみるのがいいじゃない!と、「NEW LIFE」では子供たちへのインタビューを決行! 母親を交えてのトークで、「本当に学んでみたいこと」について、今の時代を生きる中学生・高校生・大学生の本音を探ります。
今回は、家族みんなで形而上学を学び、全てが激変したという
大学を卒業したばかりの社会人1年生×勢力拡大中のパワフルヒーラー母の登場です!
やりたいことをやって生きる! 宇宙目線の家族の秘密
土屋光司
土屋多江子
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不動産業を営む土屋家の次男、光司さんは、私立の中学・高校を卒業し、大学へ進学。順調に教育を受けて、卒業したら普通に就職して丸の内へ・・・。
そんな一般的な未来を描いていたが、大学1年生になったある日。「とりあえず、行ってきて」と、母に言われるまま受けたアデプトプログラムをきっかけに大学生活、そして人生がいきなり忙しく激変。
当たり前の未来に嫌気がさし、自分が本当に好きなことや、やりたいことをどんどん思い出していくことにー。
そんな息子の背中を押したのは、あふれんばかりの情熱と行動力で、常に人生を豪速球で突き進む“ゴッドマザー”多江子さん。
2015年に形而上学の入門であるアデプトプログラムを受け、その教えの素晴らしさに開眼してから、家族全員が学びを受け取るようどんどん後押し。
思い切り自分らしく、あるがままに自分を表現しながら生きること。そして迷っても、とにかく行動し続けること!
ブルドーザーの様な勢いで変容と前進を続ける
横須賀の“カーダシアン一家”こと、土屋家流の教育とはいかに…?
母を人生の師匠と呼ぶ息子と、家族をまとめあげるヒーラー母のパワフルトークを聞いてきました!
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丸の内線に幸せそうな大人はいない
次男 土屋光司さん(以下光):僕は中学受験からずっと受験の中にいて、勉強と部活ばっかりの、ごく普通の青春を謳歌していました。普通に大学に入って、「社会人になったら俺は一旗あげるんだ」なんて思っていましたね。
ですが、大学生だから今のうちに遊んでおこう、という一般論もなんとなく違うなと思っていて。だからといって何をしようか?とぼんやり考えていたんです。
母 土屋多江子さん(以下多):光司が18歳、大学生になった頃、私はちょうど形而上学の学びの入り口である、アデプトプログラムを受けて色々と人生が変わり始めていたんです。その学びがすごく良かったので、家族みんなにおすすめしました。
光:すすめるというよりは、「とりあえず行ってきて」の一言です(笑)。仰せの通りに!…と、そんなに抵抗することもなく、素直に受けに行きましたね。
多:もう日時もこちらで決めてしまって、行くしかないという状況に(笑)。私の妹夫婦と、お兄ちゃん(長男)と光司と、4名で一緒に行かせました。
光:そのときのことは、正直あまり覚えていないんですが、どうやら「ヤバい、すごい」とか言ってたみたいですね(笑)。母自身もアデプトプログラムを受けてからすごく変わって、まず家にいることが少なくなりました。SNSの投稿とか見ると、今まで付き合ったことのないタイプの人とやりとりして、すごく楽しそうに見えて。
多:光司はアデプトプログラムを受けてから、受験・進学・就職と当たり前のように轢かれた人生のレールが実は幻想だということに気がつき始めて、「丸ノ内線に幸せそうな大人は誰もいない。俺は何を目指していたんだろう」と言うようになりました。男の人って、だいたい普通にお金=成功を求めるものですよね。でも、だんだんと社会の本質が見え始め、世の中のスタンダードな成功の道を追いかけるのをやめたんです。「それは違うな」と気づいた、それが一番大きかったと思います。
「学生のうちに遊んどけ」なんて、嘘だ!
光: 両親が経営者なので、自分も認められたいと思うところがあったんですが、それがまるっきりなくなりました。大学の授業で、大企業のサラリーマンが講義をしに来たのですが、話を聞いても社会人って全然面白そうではなくて。みんな口を揃えて「学生のうちに遊んどけ」って言うんです。でもそれ違うなと思ったんですよね。アデプトプログラムを受ける前から、なんか違うとはずっと思っていましたが、受けた後は「やっぱり違う!」と、確信を持ちました。
多: 遊んでいる大学生のほうが、時間を無駄にしてるなって思ってたんだよね? そんな遊んでる場合じゃないのにって。
光: そう。大学生こそ遊ばないほうがいいって、僕は思ってました。だからまず、友達4人と会社を始めたのですが、結局みんなお互いに依存して物事が進まなかった。そこで、ベンチャー企業に入って経営のノウハウを学ぼうかなと思い、インターンに行かせてもらいました。ちょうど大学3年生で、暇な時期だったので、週5日は会社に通って。普通のサラリーマンと変わらない生活でしたね。ありがたいことに仕事の内容も、人もとても面白かったです。…でも、もしベンチャーじゃない一般企業だったとしたら、続かなかったと思いますね。
多:働いてお金を得るためとか、社会へ出る前のお試しという感覚ではなく。本当に自分が経営する経営者という目線で学びたいと言っていたので、就職のためのインターンという感覚とは、全然違う感じに見えました。就職をするために大学を出る、そのために成績を取る、という理由でもなくて、自分の必要な学びがあるからそこへ行くような。
長男も、同じように形而上学を学び始めていたこともあって、「自分がやりたいこと、学ぶことがそこにあるから」ということで就職先を決めました。給料や福利厚生などは、入社後はじめて知ったようです(笑)。
僕はコレで就活やめました
光:モダンミステリースクールで、これまた母の勧めでユニバーサルカバラを受けたんです。1年かけて学んでいく中で、現実が驚くほど動くというのは聞いていたのですが。学びをスタートするころ、まさに僕は就職活動をやめました。 人事の方から、知りもしないのに自分のことをあれこれ言われたりするのにすごく疑問を感じて。
多: でもみんなそれが普通で、こんなもんだと思って続けるんですよね。そこで思い切ってやめるのは、すごい勇気だと思いました。
光: 幸い家業の会社があったので、そちらで経営者として生きていきたいと思うようになったんです。
多: 子供の頃から、ニートにはなってほしくないと、はっきりと言っていました。大学四年までは支援するけれど、それからは自分でやっていけ。何をやってもいいから自分で生活をしていけるようにと。
ある日息子が、「就職活動はやめるけれど、家の会社に入って、大学で学んだマーケティングや経営に関することを自分にやらせてください。絶対売り上げをあげます!」と言ってきたんですよ。すごい変化でした。
光: ユニバーサルカバラの1を受けるころ就活をやめましたが、同時に漫画家になりたいと思うようになりまして。実は小学生のときアニメの世界観、ファンタジーが好きで自分でも描いていたんです。いつの間にか蓋をしていた気持ちが今になって表に出てきた。それで思い切って親に、漫画学校に行かせてくださいってお願いしたんです。「大学はもちろん卒業します。でも漫画を描きたいので、そのための学校にも行かせてください。会社も手伝う」って。
学生・漫画の学校・家業の手伝いと、3足わらじを履いて(笑)。とんでもなく忙しい1年を過ごしました。思えば、それがカバラの学びそのもの。「自分の人生を自分で創造する」っていうことだったのかなと思います。
夜も眠れないほどに夢中なこと
多: 4年生になって大学に行く時間が少なくなったので、東京での一人暮らしをやめて実家に戻ることになったんです。それで浮いた経費で、漫画の学校に行かせてくださいと交渉してきて。だったら漫画の基礎だけまずやらせてみようと。
そうしたら、「最近夜寝れない。(脳内で)物語が始まっちゃって、面白くて寝られない」「ストーリーがアニメーションで出てくるから、映像をつくってアウトプットしたい」って言うんです。これまで受験や部活で忙しくて、絵を描いたのも見たこともなかったんですが・・・。アデプトプログラムを受けて、初めて息子が心から「やりたい!」と言ったものを聞いた気がします。
私自身も昔だったら「それじゃあ食べていけないよ」と突き返していたかもしれません。でも今は、自分の表現なんだからやりたいことはやったらいい!と、思い切ってやらせてみることにしたわけです。息子の友人たちは、早々に就職が決まって遊んでいましたが、息子はめちゃめちゃ忙しそうでしたね。
光:忙しかったです。大学生は遊んじゃダメです!
多:大学がない日は、会社でマーケティングの仕事をする。日曜日は漫画の学校へ。仕事が終わってから夜中まで漫画を描いて。本当に隙間もなかった。
光:でも楽しかったんですよ。それに加えて卒業論文も仕上げなくてはならなかったのはキツかったけれど。
多: 最後の最後で大学を辞めるかどうか、泣きそうになりながら悩んでいたよね。
光: 正直、大学の必要性を感じなくて。卒業すること自体、諦めそうになったけれど…学費を考えると卒業はしておこうと思い止まりました。
ファミリー全員、人生激変
多: 本当に、親子でカバラを受けるとすごいんですよね。怒濤に変化するし忙しくなる。
同じくカバラを1年学んだ夫が、つい先日会社を辞めたんです。息子ふたりと夫が大喧嘩して。「お父さんは何のために会社やってんの?」って啖呵切ったんです。
「息子たちのために会社を残そうと思ったのに、なんでこんなこと言われなくちゃいけないんだ! 俺はもう明日から会社に行かない!」と言って、二人に任せてしまいました。父親が抜けたことで、結果的に息子たちが主体的に動き出し、会社の雰囲気は随分と変わってきました。
さらに長男はカバラを学んでいる最中に前の彼女と別れて、今の奥さんと付き合って結婚。カバラの学びは、ワンサイクル約1年が終わるタイミングで合宿があるのですが、その帰りに妊娠がわかったんです。家族みんなで、お兄ちゃんのカバラの学びのテーマは、結婚だったんだねって話していました。
光: まさに、家族でカバラを一緒に受けて、土屋家はこの通りの大変化です。
多: 若いのに会社を任せて大丈夫なのかと、周りの人達も最初は心配していたけれども、ちゃんとビジョンを持ってやっているようです。欲がないと言われがちな“悟り世代”の息子たちは、アデプトプログラムを受けるまではなんだかわからないまま、とにかく良い成績を取っていい大学に入って。その先に何があるのかがわからないまま、ひたすら頑張るだけでした。それが、今は社会とか世間の目を気にせず、自分の感覚を信じてやっていこうとしています。
ジャイアン母を師匠と呼ぶ日
多:一般的に親は、「子供が失敗しないように育てる」と思うのですが、人生は経験がなんぼですからね。どんどん失敗して、壁にぶつかったらいいと私は思うんです。失敗すらも経験ですから。やりたいことがあるなら、やってみたらと言うだけです。
光: 今は、好きなようにすればいい、ダメだったらダメでいいじゃないって、受け入れてくれている多江子さんですけど、昔は全く違いましたからね。僕は小さい頃サッカーをやっていたんですが、「普通のサッカー選手では食っていけないんだぞ。プロになれるのは一握りなんだよ」って言われていました。
多:そうですね。なんならジャイアンのような母でした。自分のエゴを押し付けていたと思います。でも今は好きなようにやって、ダメだったらダメでいいじゃないって思えるようになりました。息子の個性を尊重するようになったので、相談されれば聞くし、ヒーリングしてほしいと言われればヒーリングするし。こちらから無理やり押し付けはしない。「見守る」という感覚が一番近いです。
光:明らかに他の家とは違うし、親子・家族関係は楽しいです。母は、いろんな経験をしてきて、知識もあるけれど、押し付けてこないところがいい。今は一言で言うならば、人生の師匠ですね!
多:我が家の子育ての方針を挙げるとすれば、とにかく迷いながらも進み、行動し続けること。「無理」「できない」「疲れた」は禁句。言い訳は聞きません。まずは行動してからです(笑)。
自分で考えるための教育
光: 言い訳が聞かない分、やりたいことは色々とやらせてもらっていました。実は僕、高校2年のときにイギリスに留学したんです。そこではじめて違う国の人同士でディスカッションをしたのですが、本当に日本人は言葉や考えが出てこないことに気が付きました。
それで、父親がよく「考えろ」って言っていたことを思い出して。イギリスに行って、自分で「考える」って何かということが、すごくわかったんです。そもそも日本では学校で、「自分で考えろ」とは、言われないんですよね。
多:与えられたものをこなしていくことが多いですよね。与えられるものではなく、自分の中から引き出すものがあってもいいんではないかと思います。
光:以前、フィンランドの学校教育を調べたことがあったのですが、それがすごく面白くて。日本の時間割の国語・算数・社会・理科・体育だったら、その主要5科目と他の美術や図工や家庭科の時間の比率が逆なんです。あまり主要五教科を主としてない。そして先生が、なぜその授業しなければいけないのかということを最初に説明してから行います。普段も夏休みも宿題はなくて、子供は外で遊びなさいって言われる。それでもフィンランドは、学力が世界一と言われているほど高水準なんです。
「子供に夢を持たせる」というのが教育のテーマで、色々な業種に触れさせ、小学生のときから自分でコースを選択する。自分のやりたいことをやれば、自ずと考えるじゃないですか。そういう教育がこれからの日本でも必要だと、僕は思うんです。
子供ではなく、まずは親が変わること
多:日本の教育において、学校が変わっていくことも必要ですが、親も変わらなければいけないと思います。
息子が漫画を描きたいというのを、以前の私だったら「それじゃ食っていけないよ!」って、絶対つっぱねていたと思うんです。サッカーをやっていた頃と同じように「夢見るんじゃないよ」と。
でも今なら「やったらいいんじゃない」って言うしかないし、アドバイスも反対もしません。「やり通しなさい」とかも言わない。「やめたいっていうのなら、どうぞ」って。子供と一緒に形而上学を学んでいって、その中で母親である私自身が変わっていったことが、やはり大きいと思います。
光:家族みんな、お互いに学び成長した。そして関係性も変わっていったのだと思います。
「俺はYouTuberになる!」
多:形而上学を学び始めてから、自分が作った人生のシナリオが、ことごとく覆されていくのを経験して。決めた通りにはいかないので、決めるのをやめました。過去も未来もなく今この瞬間をどうするか、というような生き方に変わっています。
以前はどんどん突き進んでいるように見えても、実は色々考えていて、大丈夫かどうかを確認してから行動していました。それが今はたとえ確信がなくても、そして目の前が崖でも、飛んでしまう感じです。思い切って崖を飛び降りたら、見えなかったはずの橋が出てきて渡れた…そんな奇跡みたいなことの繰り返し。予期しないことの連続です。
予期しないことといえば、夫は会社を辞めて YouTuber になろうって言い出しているんです(笑)。子育ても仕事も一段落したおっさんが、どうやったら人生が楽しくなっていくかって考えている…それってすごいことです。
光:会社を任された兄と僕にも、この先の展望はあります。僕たちは祖父が作ったこの会社に思い入れがあって。だから5年後には神奈川で一番を目指す! 「できるべぇ!」「行ける!行ける!」って話をしています。
多:柔軟に、好きなようにやればいいと思います。
光:「なんとかなるべ!精神」が強いファミリーですが、形而上学的にも、形而下学的にもちゃんと勝算はあるんです。
宇宙目線から見たら、全部大したことない
多:この形而上学の学びをしていると、不安はなくなっていくよね。
光: 辛いことがあったときにはいつも「なんでこの地球に生まれてきたのか。それを自分で選んできたからだ!」ということを母に言われるんです。
多: 宇宙目線で見たら大したことないよね、全部。
光: ふと空を見上げたら、本当にそう思える。大したことないって。
多: 失敗しても別に大丈夫じゃないかって思えるんです。何かと不安な人は、執着が強かったり、無理と思い込んでいたり、結局行動してないから不安なんですよね。柔軟に動いていたら、行き着くところが必ずある。
よく経営者の方から「あの頃はよかった」という口癖を聞きます。宇宙の法則で現状維持は後退になるから、動いていなくちゃいけない。動いていれば、諦めなければいつか絶対また波に乗れるんです。そんな形而上学的な原理を学んでいる今、本当に大して不安はないんですよね。
光:家族みんな、宇宙目線。何があっても大したことない。 だからこそこれから自分の感覚を信じて、思い切って行動していこうと思っています。
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とてももうすぐ初孫を迎えるおばあちゃんには見えない、驚きビジュアルのお母さんを筆頭に、形而上学の学びで大変化を遂げたファミリー。
これからの兄弟の活躍、そしてYouTuberを目指しているお父さんの今後も気になります🖤
人生を変える本質の学び、その秘密はこちらから
聞き手:
Neffy mai
小林文子
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