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心とカラダの免疫を上げる!ーアフターコロナの真の健康とはー医学×形而上学 スペシャリスト対談Part2

本当の意味で健康に生きるために、私たちは何をすべきなのか。どう生きるべきなのか。医学と形而上学、それぞれの専門家をお迎えし「新時代のサバイブ力」について掘り下げるスペシャル対談part2。

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最新著書『食べる投資〜ハーバードが教える世界最高の食事術〜』がベストセラーとなっている医学博士・満尾 正先生(写真右)と、2月に『脳を鍛え、可能性を引き出す究極の成功メソッド MAX瞑想システム™️を上梓したモダンミステリースクール校長・イプシスマスの中込英人氏(写真左)をお迎えして、本当の健康についてお話を伺う対談スペシャル。

Part2では、私たちが実践できる日々の健康法について語っていただきました!

Part1はこちら。


健康をつくるための習慣

ー足らない栄養成分を調べ、補う。それ以外に私たちができる健康習慣とはどんなものでしょうか。

満尾先生(以下、M):昔から言うように「快食・快眠・快便、医者いらず」。こういうことを言うと、我々の仕事が減ってしまうかもしれませんが(笑)。食事が美味しく食べられて、睡眠の質が良くて、お通じがちゃんと出る。でも意外とこの3つともそろっている方って、いないものなんですよ。ここが、ご自身でチェックできるバロメータだと思っていただければよろしいかと思います。

次に、体を動かすかどうか。最低限の運動、まあ、マラソンまでしなくてもいいですけれど、呼吸法をマスターするでもいいし、ストレッチでもいいし、その人に合ったものをなんらかの形で取り入れるのがいいかと思います。

いちばんよくないのが一日中座ったままコンピューターをやったり、テレビを見て過ごすなど、いわゆるセデンタリーライフと呼ばれるものです。動かない生活はあまりよくないということですね。

またもう一つは、皆さん紫外線が強いので嫌がられるんですが、日光を浴びることが色々な意味で大事だとわかっています。ビタミンDを増やさなくてはいけない。そのためには、日の光を浴びることがいちばん効果的、と言われています。現代人はより不自然な流れでの生活、つまり自然界の動物とは違うベクトルの生活をしていますので、ビタミンDがなかなか作れない。そこをどうやって補うかが大事だと思います。

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中込氏(以下、N):成長ホルモンが出る時間は、夜の10時から明け方の2時まで。ということを満尾先生から教わって、この時間に睡眠を取らないのはとてももったいないのだと知り、私はできるだけ早く寝るようにしています。

スピリチュアルな面からの健康習慣から考えても、心静かな時間を過ごすには朝5時から7時がいちばんいいとされています。色々な書物などを見ると、大富豪の方で夜中まで起きているという方は少ないですよね。大体が朝から起きて活動している。自己実現のための「クワイエットタイム」というものを、必ず朝早い時間に取る。それが大事です。

それから先日瞑想の本でも書きましたけれど、体操も必要です。それも我々が繋がっている宇宙のエネルギー、いわゆる「氣」を取り入れるために必要な体操というものがあるんです。私は若い頃極真会館で空手の修行を積んで、物凄い訓練をしましたので、今では運動アレルギーになっているぐらい(笑)。あそこまで運動しないと運動した!という気にならないんですが、それでも毎日、氣を整えるために体操をしています。

キチッとした時間に寝る。スピリチュアルな時間を過ごすための朝の時間を確保する。スピリチュアルな意味での健康を維持する面でも、それらをとてもお勧めします。


大自然のパワーを取り戻す

ー今、瞑想というお話が出ましたけれど、それも健康習慣には必要ですか?

N:満尾先生がおっしゃられたように、私たち人間は、自然界の中でもとても特異な存在ですよね。人間の社会がしっかりと回っていくように、大自然の流れとは違う不自然な生き方をしています。そうなってくると、我々の思考もその不自然な流れの中に入ってしまう。

私たちは生きているうちに論理性と感情の狭間で取捨選択をして行動していますが、それは人間が作り上げた社会の中だけで動いていて、そこから抜け出すということはほぼないんです。

ですから、しっかりと呼吸を整えて、大自然のリズムと合わせる時間をどうしてもとってほしい。その状態を昔から、無我の境地だとか、無心だとか、そういう言い方で呼んでいます。決して難しいものではないし、順を追ってやっていけば大自然の、そして本当の自分のパワーに繋がれるという意味で、瞑想をお勧めしています。

M:医学的には、瞑想というのは自己流でやらない方がいい、ちゃんと指導者のもとでやるべきものだとも言われています。
たとえば、禅宗は坐禅を大事にしていますが、いちばん厳しくしているのは「自己流でやらないように」ということ。道元禅師などはそこを厳しく指導していたと言われていますね。非常に繊細な世界なので、指導のもとにされることがよろしいかと思います。自己流でサプリを取らない方がいいというのと同じことですね。

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―闇雲に行わず、何事も正しいやり方が必要ということですね。

M:こちらのクリニックに通われている方は経営者の方が多いんですが、会社をマネージメントするように、自分の体のコンディションもマネージしたい、という発想でいらっしゃる方が大半です。平均で65歳ぐらいかな。もちろん、早くから通っていただくと、その分体調をキープするのは楽になります。

病気は家で言うと火事ボーボーの状態。そこを部分的に直しても体は焼け焦げてしまっているので、まずは火事になる前に火事を避けるようにするのが治療の目的です。もちろん、実際には、感覚がセンシティブじゃないとなかなか予防医療はピンとこないもので、痛い目を見ないと生活を変えられないと言う方も多いです。それはその方の選択なので。

ただ、私は元々救急医だったものですから、ERなんて痛い思いの際たる場所ですよね。痛い思いをして担ぎ込まれて、そして帰れなくなった方をたくさん見てきました。

人間の性で、美味しいものは食べたいし、ハメも外す。結局、痛い思いをしてから舵を切る人がほとんどです。けれど、それは賢明とは言えないのではないかと。健康ゾーンへと向かう地図があるので、自分がどのあたりにいるのか。いちばんいい場所に行くための客観的なアドバイスをお渡ししているようなものです。

毛髪や血液を調べていると、思わぬ成分が出てくることもあるんです。天然成分たっぷりの温泉で治療した結果、ヒ素が出てきたり、一部の化粧品を使うことによってウランや鉛が出てきたり。日本人は欧米人に比べて5、6倍の水銀が検出されたりもしています。

自分の知らない自分の姿、というのが実際にあるわけです。それをしっかり調べて、適切な道を選んで歩んでいく。それが長く続く健康を作ってい秘訣ではないかと。

飛行機は真っ直ぐ飛ぶのではなく、常に航路を軌道修正してフラフラしながら進んでいきますよね。健康になる道というのも、針のように細い道を歩んでいくのではなく、幅があるもの。

揺れながら、どちらに行くのかを幅を持たせながらベストの道を歩んでいくのがやり方です。2ヶ月に1回ぐらいの頻度で栄養状態をチェックしていくと、自分で自分の生活をコントロールができるようになる。サプリメントの量も自分でマネージメントできる。サバイブするためには、早いうちに意識をそちらに向けていった方がいいのではないかと思います。

今の新型コロナウイルスを克服したとしても、きっとまた何かがやってきます。その時のために、自分なりの健康法を、客観的なデータとともに自分で編み出すことが必要なのではないでしょうか。裸足で外を歩くより、靴を履いて歩いた方がいいですからね。

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正しい健康法とともにお二人が見据える「新しい生き方」とは?

対談ラストはPart3に続きます!


満尾 正
医学博士・「満尾クリニック」院長
https://www.drmitsuo.com

1957年横浜生まれ。1982年、北海道大学医学部卒業。内科研修を経て杏林大学救急医学教室講師として救急救命医療に従事。 ハーバード大学外科代謝栄養研究室研究員、救急振興財団東京研修所主任教授を経た後、キレーション治療とアンチエイジングを中心としたクリニックを2002年赤坂に開設、2005年広尾に移転、現在に至る。米国アンチエイジング学会(A4M)認定医(日本人初)、米国先端医療学会(ACAM)キレーション治療認定医の資格を併せ持つ、唯一の日本人医師。
日本キレーション協会代表、米国先端医療学会理事、日本抗加齢医学会評議員

著書に「125歳まで元気に生きる」小学館、「実践ハッピーエイジング」PHP、「40代からの太らない体のつくり方」三笠書房、「16の老けない習慣」主婦の友社など多数。
最新著書はこちらから。



中込英人
モダンミステリースクール校長・イプシスマス

幼少期より空手の天才少年と称され、大山倍達氏のもとで内弟子として研鑽を積んだ武道家。15歳で渡米した後、飲食店経営などで成功を収める。また、武道の実力を買われ、ダライ・ラマ14世のボディガードを担当。ダライ・ラマ14世から「スピリチュアルな道を人に説くもの」と称されたことをきっかけに、密教の学びを始める。密教行者として厳しい修行を積んだのち、30代で一時帰国。ミステリースクールおよび形而上学の学びと出会い、以降、スクールの拡大に全精力を傾け、2017年に最高峰の魔術師である「イプシスマス」の称号を得る。形而上学をわかりやすく、ユーモアを交え伝えるクラスは、国や文化を問わず常に笑いと活気に満ちている。エンソフィックレイマスターティーチャー。

著書
『支配者(エリート)が独占してきた成功の秘笈』
『MAX瞑想システム™️ー脳を鍛え、可能性を引き出す究極の成功メソッドー』
(ともにモダンミステリースクール刊)



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