ソヴリンイプシスマスのTODAY'S TALKING SNAP! vol.11 美しい景色
派手な服着て笑わにゃ損々、笑わせにゃ損々。現存する魔術師の最高位とされるソヴリンイプシスマスの称号を持ち、各国で形而上学を教えるビッグセミナーの講師として昼夜 教壇に立つ、MMSジャパン校長・中込英人さん。15歳で渡米し、極真空手、仏教、密教、グローバル経営の道を極めるという徒ならぬキャリアを持ち、20代でダライ=ラマ14世のボディガードを務める(?!)などなど、衝撃エピソードは数知れず。プライベートから表舞台まで常にカラフル&パワフル&ファッショナブルな装いで現れる彼のSNAP! に、お得意のユーモア溢れる “スピリチュアル小咄” を添えて。さて、本日のコーディネートは?
はいはいはい、今日も今日とて、ファッショナブルなパーティーに呼んでいただいた中込です。LAのカメラマンたちの前で、愛する妻とレッドカーペットを歩いてみたんだけどさ。こんなにゴージャスな瞬間を一緒に楽しめたんだから、日本とLAの16時間の時差だってへっちゃらだよな。
ライトワークの一環でもあるけど、とにかく今あるものを楽しまなきゃ。なぜかって?我々は、100パーセント完璧な「善」である宇宙から、わざわざ低い波動の地球にやってきたんだったね。文字通り、地球でしかできない経験を楽しむために、地球というアドベンチャーランドに遊びに来たんだよ。宇宙でいえば、地球に来られるのは東大に合格するより倍率が高い狭き門なの。合格するために、魂のブループリント(計画)を提出して、「私は地球でこんなことをやります!」と宣言して、やっと認められたんだ。ようやく待ちに待った最高のバカンスが到来したってことなんだよ。
ところが、そうやって選ばれしエリートとして地球にやって来たのに、いざ誕生した途端に肝心な計画のことなどすっかり忘れてしまうんだ。何しろ肉体という乗り物は食べ物を与えないと生きていけないから、そっちに気を取られてしまう。肉体の死を恐れて生きるようになり、永遠の命のことなんてすっかり忘れていくの。そして、“死ぬこと” にフォーカスしてしまうと、そこに「善と美」は全く介在できない。そうやって肉体と魂がすっかり「この人生で何をやりに来たのか」というミッションを忘れてしまっても、スピリットは元の計画を覚えているから「おい、思い出してくれよ!」とジタバタする。あの手この手で、魂が自分の計画を思い出すように頑張ってくれるんだ。
アクティベーションやヒーリングや、他にも色々な変遷を経て、なんとか魂の扉をこじ開けてイニシエーションへ誘おうとして頑張る。そしてイニシエーションを受けるとようやく天界と肉体が繋がり、大元の自分に戻るためのPATH(道)を歩み始める。そこからがやっと本来の人生のスタート。それまでマトリックスという自分が作り出した幻想の牢獄にいたことにようやく気づいて、魂が自由に生きることを選ぶようになる。そこでいよいよ魂のブループリントの計画実行なわけだけど、この人生で我々が果たすべき目的は3つある。
ここまで書いてきたように、我々が使命を果たそうとすると、いくつかの壁が立ちはだかる。人生は最もスケールの大きい障害物競走みたいなものだからね。そこには大きな罠がいくつも仕掛けられていて、誰もがその罠にはまってしまうんだ。しかし自分の意識がエターナルでギャラクティックなものであれば、「地球にいる束の間に、罠にはまっちゃっただけだよな!」という考え方ができるようになる。意識が宇宙まで広がっているから、大元の自分は損なわれないで済むわけさ。
自分のことをよく理解していれば、なぜ罠にはまってしまうのか、どうやったらそこから抜け出せるのかも本当はわかるはずなんだ。人間である以上、どんなに能力がある人でも必ず罠に堕ちる。問題はそこからどうやって抜け出すか、そして二度と同じ罠にはまらないために進化し続けられるかどうかだと思う。
進化して生きていくようになると、人生そのものがアドベンチャーで、ピンチがやってくるたびに自分の力を発揮できるようになる。人生のマスターになるとピンチが到来しないとつまらないし、ピンチを待ち望むようになる。どうだい、人生ってすごく楽しいところだと思えないかい?
人生は、自分にしかない目線で自分にしか見えない景色を見るところ。志と情熱の炎をいつも絶やさないようにしてほしい。
ここは自分だけに見える景色を、美しいもので満たしていく場所なんだよ。
Text: MMSjapan
Edit: saori uemura, mailove
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